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本の修理 名作挿画全集

 




本の修理をしました



・ビフォー
『名作挿絵全集』平凡社 1935年

背表紙が剥がれています




見返しのノドも切れて、中身と表紙が分かれています




中身は糸綴じで製本してあり
糸は切れておらず、本文は無事

ご依頼内容としては
表紙がもと通りなって
気持ち良く読むことができるように
ということ







というわけで、中身はそのままに
見返しは新しいものにして
背表紙をクロスでつくり直しました

・アフター

背表紙は、触るとボロボロ崩れそうになっていて
できるだけ現状を保ったまま付け直すため
裏打ちしてつなぎました




クータもつけました




ご依頼、ありがとうございました






※ブログに掲載している修理本は
ご依頼主のご了承を得たものになります


今までの手製本のご依頼→
本の修理のご依頼→


・・・・・・
本の修理、ご相談ください

お問い合せについては
こちら→ 
をお読みいただいた上でご連絡ください

古本と手製本ヨンネ
植村愛音
info@yon-ne.com
 

 

 

 

 

| 本の修理あれこれ | 21:19 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
本の修理 ページのシミ抜き






本の修理・・
というよりも、ちょっとしたお直しをしました
珈琲のシミ抜きです




本は『THE IMAGINARY EDEN OF MR.ADOLFSEN』
画集ということで、かっこいい絵がたくさん






そして、この本の小口側すべてに
このような珈琲のシミが・・。







最後のページへ向かうにつれ
薄くはなりつつもどんどん広がっています





シミ抜きは、紙が傷むので
できるだけやりたくないです・・・

ですが、今回は
お借りしていた本を汚してしまったということで

少しでもきれいにしたい、とのこと


すべて取り除くことはできないこと、紙が傷むこと

以上をご了承いただいた上で、お受けしました




シミになってから、3ヶ月以上経過しているので
なかなか、厳しいですが、少し薄くなりました







最初の濃くシミているところほど、わかりやすいです












後半のページも、少しは・・

 

 

 

少しだけでも気持ち良く返却できますように・・・

 

 

 

 

 

ご依頼、ありがとうございました

 

※基本的にはシミ抜きはお受けしづらいです

というのも、水をつけたり、漂白剤を使ったり紙が傷むからです

ずっと取っておきたい大切な本には

漂白剤は使わないほうがよいです

 

どうしても、少しでも、という場合には

水やお湯をつけて、別の吸い取り紙に汚れを移す

という方法を取ってみてください

 

長期保存は諦めて、とにかく今、きれいにしたい

という場合には、今回のように漂白剤を使いますが

本の1番大切な部分に影響がないようならば

シミはついたままにしておくのが、最も良い選択です

 

 

 

 

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| 本の修理あれこれ | 22:12 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
本の修理 絵本3冊




本の修理をしました
絵本3冊です

 

 


今回の修理内容は
うまく説明できれば・・なのですが、ごめんなさい

少しわかりづらいかもしれません



 

 

 

 

『まりとけんのかくれんぼ』
『しずくとりんご』『おつかい』

下の2冊については、定番!という感じで
読んだことがある方も多いと思います

今出ているのは、ハードカバーかと思われますが

古い版だったので、ソフトカバーです

 

・・これをソフトカバーというのか?

はっきり分かりません・・

厚紙なんだけど、中身と同じサイズのカバー
 

 

 

 


そして、本文は、2折の構造です


 

 


綴じ糸の上下が切れていて、
このままだとページが外れることになりそう





というわけで、綴じ直し
まず、糸を切って2折ばらします





綴じました

1折の場合には、一折中綴じで綴じ直し
2折りの場合は、折丁の多い時のスタートと同じにするか
レザークラフトの縫い方でも丈夫に綴じ直すことができます
今回は、見返しが表紙に着いているままの状態なので
前者だと綴じにくく、後者の綴じ方で綴じました





2折をばらしているので、背が少し浮いています
棒にボンドをつけて背の空きに差し込み、固定しました
これで、完成です

 

 



・・・・
そして、『まりとけんのかくれんぼ』

 

はじめて出会った絵本でしたが、
イラストもかわいく、楽しいしかけ絵本でした

しかけ絵本なので、ちびっ子も、たくさん読みますよね
ガンガンとページをめくって、しかけで遊んで・・
ということで、
折丁の背は真っ二つ、切れて外れてしまっていました

この絵本も2折の構造で
この写真の右ページは、きき見返しでもあるわけです
上で紹介した2冊は折丁の背はつながっていましたが

この絵本では切れているので

見返しを外して背をつなげるか、どうするか・・
・・貼りついたまま、直すことにしました





真っ二つになった折丁を和紙でつなぎます
きき見返しは、表紙からすべて外さないで
和紙でつなげる部分だけ外しました






綴じ糸は外れかかっているので
和紙で補修した折丁を、綴じ直し






綴じ直したところ・・

といっても、見えないですね・・

こんな感じです

 

 

 






たくさんあるしかけの中でも、一番よく遊んだのか
この部分は、他のしかけ部分に比べて折れがひどく
紙が弱くなっていたため
ページから外して表と裏を和紙で挟み補強
改めて、貼りつけました










そんなこんなで、3冊、完了です


ご依頼、ありがとうございました!

 

 

 





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| 本の修理あれこれ | 17:07 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
本の修理 歯学書




本の修理をしました



まったくの門外漢である、歯学書です

『ザ・メタルセラミックス カラーアトラス 』
山本眞著   1982年 Quintessencebooks






背が外れて、テープで留めてありました
本文も、折丁の糸が切れて、バラバラと


 

 



すっごく読み込んだのだろうなあ!という状態

歯科医、歯科技工士さん必読の書みたいです・・





ご依頼内容としては
本として、きちんと開くことができるように
また、表紙はきれいに改装したい
ということでした


全526ページ!(33折)
写真満載の本なので、本文用紙もツヤのあるしっかりした紙
綴じ糸は緩んでいるので、とにかく、すべての糸を外します





糸を外したら、背についたノリなど汚れを取り除きます





背を和紙で補修します

本文に、数箇所小さな破れもあったので
そこも和紙でつなぎました




中身保護のためギャルドグランシュもつけ

そこに見返しを貼って、全35折
本かがりで綴じ直しました






丸背にします

このあと、寒冷紗、花布、クータをつけます






表紙は、紺色のクロス装というご希望でしたので
こちらで完成!




なかなかの重さとボリューム







この厚みがあればこその丸背ですし、クータもつけて丈夫に



 

 

 

 

ご依頼、ありがとうございました!











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| 本の修理あれこれ | 22:55 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
本の改装 クレーの画集



本の改装をしました
クレーの画集です



そう、修理ではなく、改装のご依頼でした

図書館の、除籍本です
壊れている箇所はないのですが
蔵書シール、請求記号などが貼ってあるわけです
あと、表紙が使い古した感じ



少し開きが危ないかなぁ
でも、糸は切れていません



ご依頼内容は
表紙を新しくして、きれいにしたい!
とのこと





というわけで
表紙をリメイクするため
表紙と中身を分けます


で、分けてわかったこと

中身の背にそのままクータをつけ
表紙と合わせてしまおうと思っていたのですが
背固めのノリが外れそう(すでに剥がれている箇所有)




そうすると
もとのノリに新しいノリを重ね合わせるのはよくないため
もとのノリをすべて取り外すことに





ノリについていた糸が切れるため
もう一度、綴じ直し





支持体のある綴じの方が丈夫ですが
厚みが変わる可能性もあるため
一本針かがりで綴じ直しました

新しいノリで背固め





そして、
ご依頼主さんに選んで頂いた
リネンのクロス、ベージュの見返し、花布をつけ
完成!







開きに問題なし







ご依頼、ありがとうございました
綴じ直しをしたので、カテゴリーは本の修理にしました






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| 本の修理あれこれ | 21:49 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
本の修理 ディズニー絵本




本の修理をしました
ディズニーの絵本です




真っ赤な表紙に、金のミッキー






背表紙が剥がれてなくなっており
テープでがっちりと留めてあります・・

(最初はヨコに何カ所か留めて
さらにタテ長に上からテープを被せたようです)





そして、見返しもテープがびっちりと・・




いやあ、表側も裏側もテープ、黄色く変色しちゃってます





それに伴い、最初と最後の折丁は、外れかかっています





この本の扉には
ご依頼主さんが幼い頃に
プレゼントでいただいたことがわかる
英語の書き込みがありました

思い出のある大切な本
きれいに直したいです







・・・・・・
さて、まずは
表紙と中身を分けます

これは、いつものように
見返しと中身の部分を取ることで
中身と表紙を分けたわけではありません




なぜかというと、見返し部分が問題でした
通常、本文と見返しの紙は、別もので
本文に見返しがついている(左)状態です

絵本は見返しに絵があることが多く
見返しも中身と一緒に印刷し、そのまま一緒に綴じるためか
右のような構造のものが多いです
そのため、見返しの部分から中身と表紙を分けることができません

で、その見返しのノド部分は切れてしまっていて
テープがびっちりと着いている・・
というわけで
変色したテープ剥がすことに

テープはがしを使うと
紙が傷んだり、染みができたり
ものによってはインクが取れたりもしますが
なんとかベストなものを選んで
多少の絵の損傷はあったものの、剥がすことができました



そして、テープで内側からではなく
和紙で外側から、
見返しと一緒になっている折丁の背を
和紙で補修しつなげました

補修した見返しのある折丁は隣の折丁に
糸で綴じつけ、中身が完成
背はないので、この段階で背表紙はありません

完成した中身に寒冷紗、クータをつけます


背表紙は、新しくつくりました
ドイツ装仕立てのほうが、もとの表紙面積が広くなるのでいいのですが
表紙にかかっていたテープを剥がしたところ
ノリ染みが残ってしまっていたため、継ぎ表紙仕立てを選択






完成です




見返しの部分







綴じ直した折丁のノド




難なく、開くことができます◎







今回の修理は説明が多くなってしまいました
わかりづらくて、すみません



ご依頼、ありがとうございました







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| 本の修理あれこれ | 13:33 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
本の修理 広告年鑑

 

 


本の修理をしました
洋書の広告年鑑です



タイポグラフィーがかっこいい1冊

一見、壊れていないように見えますが



ミゾが切れています





糸が切れて、折丁も少しづつ分裂しかけています








本をおそるおそる開かなくてもすむように
きれいに見開くことができるように・・・
というご依頼




・・・
すべての折丁がばらけているわけではないので
外れているところのみを綴じ直そうという計画で
中身と表紙を外しました

ですが、なかなか重量のある本文
一部分だけ綴じ直しても、他の部分に偏った負荷がかかりそう・・


ということで、すべてのページを折丁に解体し
背の補修、麻紐を支持体にした本かがりで綴じ直しました
(ノリが固くて背の掃除がいつも以上に大変だった・・!)






表紙はドイツ装仕立てにして、完成










ご依頼、ありがとうございました







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| 本の修理あれこれ | 20:53 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
本の修理 孤島の鬼

 

 

 

本の修理と改装をしました
古書価を知ると
びっくり!な本です・・  

 

 

『孤島の鬼』改造社 

これが受け取った時の状態
 

 

背表紙もかろうじて・・





裏表紙

ソフトカバーの本なので、表紙はもう取れてしまっており
クラフト紙で継いで補修した形跡がありました




本文は、糸綴じですが
外れたところは糊でべったり繋いでありました


 

 

ご依頼内容は
このままの状態を保つ
というのではなく、
本として読めるように糸綴じし直し
ハードカバーに改装する
というもの

 

 

 


・・・・・

折丁を解体

 

 

糊で繋がれたところは、糊を取りながら
ゴミも多くてドライクリーニングなど・・

折丁に分け掃除したら、和紙で背の補修
表紙と裏表紙には和紙の足で継いで折丁化

 

ギャルドブランシュで本文保護
見返しを新しくして、綴じ直しました

 



装丁は、ご依頼主さんの希望で
見返しは紺、表紙は黒、スピンと花布は赤
函もつける、ということで

 

 





できあがりは、こちら

 





本かがりなので、開きはバッチリかと

 

 

 


もとの表紙は、扉の位置に
裏表紙は、奥付のあとに綴じてあります



貴重な本を改装してしまっていいのかな?
と思ったのですが
この方が長持ちするので
そういう意味ではよいかと思います

 



ご依頼、ありがとうございました

 

・・・

(ちなみに、この本は、西荻窪の盛林堂さんからのご依頼です
販売するようなのですが、古書価よりもお安いらしい・・!)

 

 





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| 本の修理あれこれ | 23:44 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
本の修理 聖書



本の修理をしました
聖書です



垂れ革装、フチがボロボロしてます




見返しの、ノドも切れてしまっています


幸い、本文については、外れているページもなく
シワがあるぐらいでした



・・・・・・
ギャルドブランシュをつけて、見返しを新しくし
背にはクータをつけて背の不可を軽減
(聖書は重量があるので、クータがとても有効)


表紙は、革装ではなく、布装ご希望ということで




修理後、です

ご希望により、栞を4本つけました◎






ご依頼、ありがとうございました





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| 本の修理あれこれ | 15:25 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
本の修理 歌集



本の修理をしました

歌集です

『雲表』持田勝穂著 昭和22年刊

フランス装です



背が少し破れていますが
ひどい損傷はありません

そうはいっても、背が壊れていると
ページをめくるのがコワイです





フランス装は、もともと仮綴じ本(完成形ではないというか・・)
きちんと製本する前の状態なわけです
ということもあってか、ハリガネで1カ所綴じ
そして、このハリガネが、もうボロボロです
ページが外れかかっていました





ハリガネを取りました(手術的な・・)

穴の周りや穴に入り込んだ錆びを、取り除きます






活字がかっこいいです、歌集ならではの、いい並び
片仮名は小さめなところも、きゅんとします





修理方法は、こちらとほぼ同じです(→
リンク先のモーパッサンについては
もう読み終わってしまっていて
保管が目的だったので
見返しもそのままにしましたが

こちらの歌集に関しては
見返しは破れていてボロボロだったので
新しいものにしました

綴じは、同じく平綴じです
※仮綴じ本なので、きちんと折丁になっています
ご予算によっては、本かがりにして
開きをよくすることもできます


表紙の背は、強度のため、クロスにしました







完成です










開きはこんな感じ






歌集なので、ゆとりのある文字組
のどがきつい、ということはないようです、ね





ご依頼、ありがとうございました





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