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古本と手製本の本棚
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手製本*丸背布装、ムーラン紙函入り





秋が、好きだなあ






全432ページもある、特装本を承りました
『初稿 夢を孕む女』盛林堂ミステリアス文庫

1折り、8ページなので
54折もあって、なかなかの厚さ


本文には、玉川重機さんの挿し絵があります
その挿し絵の原画を、口絵の前に綴じ込みました
それだけで、豪華!になりそうな予感・・



この製本に取り組みにあたり
印刷済みの本文用紙が、どっさどっさとやってきて
部屋が製本所の様に・・
まだ梅雨時だったので、除湿器かけながら
作業スタートしました

折りからはじまって
化粧裁ち(ここまで長かった・・・)

そして、糸かがりへ

(断裁機、欲しいけど、でもな、と考えはじめました
 化粧裁ちは、すべてカッターです・・)






かがり終わったら、バッキング
丸背にするには、よい厚み









昭和モダンな布装にというご要望です
ムーラン紙で包んだ函も!ということで
10函、つくりました








この特装本はこちらのサイトで販売されています(→







 
| 手製本うけたまわります | 22:18 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
手製本*絵本の製本をしました



東京も梅雨入りです
雨がしとしと、ざあざあ


まあ、凍える寒さではないので
ちょっとぐらいの雨なら
さわさわっと浴びて、楽しもう

屋根を刺すように打つ雨の音も
家の中で聞いている分には好きです(外には出たくない)





イラストレーター秋元譲さんの展示で
絵本『雨ノ記憶』の製本をお手伝いしました


西荻窪のおとなり、吉祥寺には
西荻に負けず
古本屋さんがたくさんあります
その中の、百年さん
お洒落な雰囲気で
しっかりした古本が並ぶこのお店で
イラストレーター秋元譲さんの
森をテーマにした「FOREST」展があります
絵の展示に加え
秋元さんオリジナルテキスタイルの布を表紙にした
絵本やその布でつくった傘も展示されるそうです

よかったら足を運んでみてください

会期:2015年6月10日(水)-6月29日(月)
時間:平日12:00-23:00 土曜11:00-23:00 /日曜-22:00
   火曜定休 最終日-19:00まで

百年さん(→
秋元譲さん(→







百年さんで買ったもの






 
| 手製本うけたまわります | 19:51 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
手製本*背バンド山羊革装 『世界の涯』


ブログカテゴリー
「うけたまわります」更新
です



・・・

本の修理や、和綴じの豆本、
ハードカバーの表紙をつくるなど
少しづつ、承りものが増えてきましたが

今回は
ザ・手製本!
といえるような、ご依頼でした


というのは・・・



もともとの本は、こちら
軽フランス装、糸かがり製本
表紙はムーラン紙を使用

ムーラン紙は
ノーベル医学賞の賞状に使われているという
フランスの手漉きコットン紙なんです
草や花を一緒に漉き混んであるらしい
のですけど、
この紙には、糸やコットン?がちらほらと見えました




そして、化粧裁ちしていない、アンカット◎



ドードー鳥について書かれているという
『世界の涯』という本(→

ドードー?ってなんか聞いたことあるような・・
そう、飛べない、大きな、鳥
不思議の国のアリスにも登場する、鳥

絶滅してしまっているのですが
そのドドの研究をしていた
華族でもあり、鳥類学者でもある
蜂須賀正氏という博士の、エッセイ集です

漫画家の玉川重機さんのイラストも入っています


刊行記念トークショーに行ったのですが
博物学第3の奇書である
鼻行類、アフターマン、平行植物につぐ
第4の奇書かも?とのお話が・・

まだ読んでないのですけど
おもしろそうな、本ですよね


そんな
豪華なフランス装の奇書を・・
山羊革装にして、背バンドつけて
10冊つくる
という、ご依頼だったのでした










というわけで、こつこつと進めましたよ

まず、アンカットなので、
1折1折、カッターで化粧裁ち

革装バージョンには
玉川重樹さんの原画を
1枚づつ綴じ込む、ということで
原画も本文サイズにカットし
和紙で足をつけて、折丁に組み込みました



目引きして
ひたすら、糸でかがります


やっと、丸みだし




それから、表紙づくり
背バンドで、総革なので


いろいろ、少しづつ・・・






できあがりは、こちら9冊





1冊、コーネル装も











大切な本の修理もいいですけど
新しい本を作ることができるのも
本当に、嬉しいことです






※ムーラン紙は?とお思いの方・・・
通常版は、ムーラン紙フランス装で
限定版は、背バンド山羊革装、
と、2パターンで販売されている
ということです





ということで、このような製本も
うけたまわっております
ご相談くださいませ
mail→  info@yon-ne.com






・・・・・

西荻窪どんぐり舎での、おやつ

どんぐりクッキーは
どんぐりのお皿にのっています



















 
| 手製本うけたまわります | 18:20 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
手製本*和綴じ豆本ネックレス 『豆本句集』






ブログカテゴリー
「うけたまわります」更新です



本の修理とか、小部数の製本依頼
すこしづーつ承っていましたが
今回は、豆本!のご依頼でした




和綴じの豆本です
『豆本句集』3cm角





中には、俳句を印刷





俳句作家の上野貴子さんからご依頼でした
おしゃべりHAIKUの会(→


ありがとうございます◎















 
| 手製本うけたまわります | 20:50 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
製本依頼*背バンド装



夏前の依頼でしたが
やっと取りかかり、できました

背を革装でマウントにしたい!
とのお声
そうですね
革装や、背バンド(マウント)
本が好きな人にとっては
憧れなのではないでしょうか





「失われたミステリ史」



総革ではなく、背のみ革です





背バンドとは
もともと折り丁の支持体なんですよね(必要なもの)
それが革装にする時に装飾のように見えるっていう
参考→


で、これは、支持体ではなく
わざと、背の部分を盛り上がらせてつくっています
フェイクです
あと、通常は丸背でつくるものかな、と思います


また、この盛り上がりを出すためには
革を漉いて薄くする作業が必要です
革包丁で、ひたすら漉きました


革は手間がかかります
そのかわり、いつもと雰囲気変わります、ね
古本っぽいような、新刊っぽいような・・?

改装本のできあがり







*******
1冊からの製本依頼、改装依頼
また、壊れた本の修理
うけたまわります 
ご相談ください
mail→  info@yon-ne.com

今までの製本依頼→
本の修理の依頼→





 
| 手製本うけたまわります | 00:52 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
製本依頼*改装本いろいろ

2014年も半分・・
過ぎてしまいましたね

大雪の降った日が、むかしのことのよう
そして、集団的自衛権の問題が・・・
平和を願って!今日も製本です




依頼のあった、改装本をアップしておきます


▲「かなしい月」 尾形亀之助拾遺集

ホチキス留めの冊子のかたち



ホチキスを取り除いて、一折中綴じで糸かがり
ハードカバーの本に仕上げました




真ん中に、月の穴







▲「艶魔地獄」橘外男




見返しはファーストビンテージ








▲架空都市 ドノゴトンカ 城左門短編集




背のみ布装の継ぎ表紙
平の部分はレザックにプリントしました







*******
1冊からの製本依頼、改装依頼
また、壊れた本の修理
うけたまわります 
ご相談ください
mail→  info@yon-ne.com

今までの製本依頼→
本の修理の依頼→




 
| 手製本うけたまわります | 12:44 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
製本依頼*継ぎ表紙で改装しました



今回の盛林堂ミステリアス文庫は
文庫サイズではありません

A5判、文庫本の倍のサイズ



前回、コーネル装をやってみたので
同じく継ぎ表紙である
背と小口は布装にしてつくりました


厚みがあるので、背にもタイトルを





「船長ブラスバオンドの改宗」
バアナアド・ショオ 著
松村みね子 訳






花布とスピンはいろいろ





とにかく本は、背が壊れる、背の溝が壊れる

なので、この継ぎ表紙は
1番壊れやすい背の部分と摩耗しやすい小口部分は
布(又は革でもいいよー)にしてくるむことで
丈夫に仕上がります


見た目もかっこいいです、ね

















 
| 手製本うけたまわります | 23:30 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
製本依頼*コーネル装で改装しました


2014年はじめの
いつもの改装依頼

今回は、コーネル装にしてみました



「ナイト・スケッチ 横田順彌ショートショート」




花布とスピン



見返しもいろいろ






コーネル装は、角革装ともいい
もともとは、総革にすると多く使う革を
節約することからうまれた装丁であるらしい

本の壊れやすい部分である
背と角を、革装にして、残りの部分は
マーブル紙などの紙で継ぐ

実用的で丈夫であるし
ビジュアル的にも、好きなかたち

革ではなく、布でやってみました







・・・・・・・・・



もうひとつ
「屋根の上の魚 リチャード・ミドルトン作品集」


活字ホルダーで金箔押し




花布とスピン





活字ホルダーは難しい
職人技は毎日やらないと、ですね
一生無理っぽい・・・













 
| 手製本うけたまわります | 23:31 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
製本依頼*今年さいごの改装本


今年もあとすこし
2013という数字を不思議だなあと思った
今年の初めがなつかしい



・・・・・・・


仕事納め・・
(とはいかず、内職的なことはまだやるのですが)
お世話になった盛林堂さんへ、納品



「吸血鬼 マルセル・シュオブ作品集」矢野目源一 訳

いつもの文庫本サイズではなく、A5判なので
布をどうするか迷った結果、真っ黒に


花布を赤、スピンを黒にして、赤と黒のみで

手書きのホットペンの文字・・・むずかしい
背タイトルの入れ方、あと一歩考えたいところです




・・・・

もう1点、ありました

「闇の精」フランシス・ウィリアムズ・ベイン作品集

もとの文庫本の表紙のイラストをそのまま切り取って
布装の表紙に嵌め込みました

嵌め込みとしては、ぎりぎりのサイズでしたが
うまくできました◎




盛林堂ミステリアス文庫は
続々と刊行されているので、来年も楽しみです




 
| 手製本うけたまわります | 22:25 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
製本依頼*文庫本を改装しました

10月も半ば〜

9月に準備していた
盛林堂ミステリアス文庫さんの改装本を
やっと仕上げました



「いい香のする名前」フョードル・ソログーブ童話集




童話といえば、童話・・・なのだろうけど
幻想小説というジャンルでもあるそうです


始めて読んだけれど
後半になるほどダークになっていき・・・
(短編が9編入ってます)
好きなタイプでした




というわけで、
紫と黒の花柄で布装にして
スピンも紫と黒、花布はダークグリーン




・・・・・

次のミステリアス文庫はなんだろう
いつも始めての本が多いので、楽しみです







・・・・・・・・・・・・・・

これは沖縄で買ってきたドラゴンフルーツ
見た目と違って、あっさりさっぱり味でした






 
| 手製本うけたまわります | 21:30 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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