5月の手製本ワークショップのお知らせです。
綴じのアレンジを詰め込んだ
よくばり糸かがり綴じです。
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よくばり糸かがり綴じの手製本WS
at アトリエ・ハコ(西荻窪)
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日時:2024年5月3日(金・祝)
13:00〜17:30
受講料:¥10000(材料費込み)
※当日、現金払いでお願いします
場所:西荻窪 アトリエハコ(→★)
杉並区西荻南3-8-19 ヤマイチビル3F
tel 03-5941-6474
定員:6名様(満席です。キャンセル待ち受付中です)
持ち物:なし
●ベーシックレッスン有
10:30〜12:00(詳細は下記)
手製本に欠かせない紙を糸で綴じること。糸綴じ、糸かがり、糸かがり綴じ、綴じることで背が立ち上がり本としての形ができあがります。のり綴じや平綴じなど、どんな綴じ方でも紙をまとめることはできますし、基本的には表紙をつけてしまうので綴じの違いがよくわかる背は隠れてしまいます。そんな背に隠れている綴じ糸というのは手製本の魅力のひとつです。
基本の綴じに焦点を当てて5つの綴じで5冊をつくる手製本講座もあります(→★)今回はその基本とアレンジ綴じを1冊に盛り込んで欲張ってみます。麻紐と平紐の支持体有、6つの綴じ方で製本します。折丁を重ねるほど綴じ模様のおもしろさが際立つ綴じです。
紙を糸で綴じてみたい、糸かがり綴じが好き、糸綴じのアレンジを増やしたい、糸綴じのノートをつくりたい、手製本が気になる、手製本をはじめた、本づくりをやってみたい、紙が好き、布が好き、本が好き、文房具が好き、手を動かすことが好き、どなたでもご参加いただけます。
●この1冊を製本します
●●●
糸かがり綴じがはじめてという方へ
当日の10:30〜12:00に、糸かがり綴じのベーシックレッスンを行います。無料です。はじめての方はぜひご参加ください。よくばり糸かがり綴じがよりよく理解できると思います。はじめてでない方も、もちろん参加可能です。復習にぜひ。また、ベーシックレッスンご希望の方は申し込みの際にその旨を明記お願いいたします。※ベーシックレッスンのみの参加はできません。
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お申し込み・お問い合せは
mailで→ヨンネまでお願いします
件名に「よくばり糸かがり綴じ」と明記の上
お名前、ご連絡先、
ベーシックレッスン参加有無、お知らせ下さい
info@yon-ne.com
※3日以内に返信させていただきます
もし返信がない場合には
ブロックされている可能性がありますので
お手数ですが再度メッセージをお願い致します
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WEBSHOP商品
綴じの違いから手製本キットを紹介します
予習復習にご利用ください
支持体有・平ヒモと、フレンチリンクでつくる
支持体無・パピヨンかがりでつくる
支持体無・1本針かがり(リンクステッチ)でつくる
支持体有・平ヒモでつくる
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*本の修理と手製本のお問い合せについて→★
*手製本講座やワークショップのお知らせ→★
*『はじめて手でつくる本』ヨンネ著 発売中→★
*YONNE BOOKBINDING WEBSHOP→★
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2月の本の修理と手製本講座アドバンスクラスでした。
壊れた本を直してみる、綴じたいものを綴じる、テーマを決めて製本する、これは製本できるかな?製本してみたい!を進めるクラスです。
本屋さんで配布されていた中綴じ冊子が集まってきたので綴じまとめたいということで、フレンチリンクのかがり綴じを進めていた1冊、綴じ終わって表紙を合わせてできあがりました。
とあるワークショップで絵を2枚描いた。絵が収まる額装本にしたいということでつくりはじめ。どんな1冊になるか楽しみです。
いろいろ修理したり改装したいものがある!!ということで持ち込みたくさん。まずはパッカリと割れてしまった無線綴じの小説を糸かがりにすべく(全800頁ほどの鈍器本です)解体はじめ。
まだ読めないほどでもないけれど背固めの接着剤が外れてきているので綴じ直して改装したいという本、こちらも解体はじめ。
手を動かしながらおしゃべりしながら本の話や映画の話も。少しづつ、進めましょう。
アドバンスクラスは基礎123を終えた方が中心ですが、内容によってはご相談に応じます。お気軽にご相談ください。
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*本の修理と手製本のお問い合せについて→★
*手製本講座やワークショップのお知らせ→★
*『はじめて手でつくる本』ヨンネ著 発売中→★
*YONNE BOOKBINDING WEBSHOP→★
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2月の単発講座は
かがり台をつくる!つかう!手製本講座でした。
会場はいつものアトリエハコさんです。
久しぶりにテーブルを囲む形にしました。わいわい。
木材と金具を合わせて支持体を垂直に張れるよう組み立てます。支持体のセッティングを覚えて、綴じる折丁、目引きの準備をすればあとはかがるだけ!
一家に一台?かがり台が備われば怖いものなし!かがり放題ですよー(かがり台が無くてももちろんかがることはできるのですが、仕上がりの精度はぐんとあがります)たくさん綴じてかがってみてください。
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*本の修理と手製本のお問い合せについて→★
*手製本講座やワークショップのお知らせ→★
*『はじめて手でつくる本』ヨンネ著 発売中→★
*YONNE BOOKBINDING WEBSHOP→★
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本の修理をしました。
楽譜です。
「HANDEL'S MESSIAH 1960年世界的改訂による日本新版」基督教音楽出版
糸かがり綴じ、チリ有りソフトカバー
合唱のために長く使い続けている譜面とのこと。書き込みやインデックス貼り、クリップ留め痕跡はあるもの本文紙はしっかりしていてきれいです。表紙は背表紙を中心に中身を保護する役目を全うしていました。
before
夏に合唱の発表会があるため練習がはじまる前までに直したい。とにかく中身が大事なので、捲り易く、手で持ち易く譜面台に立て易く、表紙は新しいものでエンジに近い色味で。というご希望でした。
中身の修理。インデックスは不要とのことで取り外し。折丁毎に解体し掃除、和紙で補修、本かがりで綴じ直し。ギャルドブランシュ、幅広クータをつけています。表紙は布表紙の地券装に改装。エンジ色は市販の裏打ちクロスからいくつかサンプルを送って選んでいただきました。
after
個人的に読譜は好きです。音の粒を噛み締めたい。ただ、頭の中で譜面通りに音は響くものの口からは正確に音符が飛び出ないので気持ちよく歌っている人を尊敬します。そしてハーモニーは何ともいえぬ唯一無二の音の重なりで大好き。美しい発表会になりますように♪
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本の修理の方法は
1つだけではありません
修理の目的、ご希望の素材や
予算などに合わせて
修理方法を考えさせていただきます
本の修理や手製本、お気軽にご相談ください
今までの本の修理のご依頼→▲
手製本のご依頼→▲
お問い合せについては
こちら→★
をお読みの上、ご連絡をお願い致します
古本と手製本ヨンネ
植村愛音
info@yon-ne.com
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2月さいしょの土曜日
タイコラボDayでした。
บ้าผ้าบ้าผ้าบ้าผ้าบ้าผ้าบ้าผ้าบ้าผ้าบ้าผ้าบ้าผ้าบ้า
パーカオマーを使ったCARD CASEづくりとraanpumpuyさんのカノムバービン・ホットスパイスミルク・タイティパックのタイスペシャルセット付き、タイコラボでした。
手を動かしながら美味しい飲み物でほっと落ち着きつつ、カノムバービン(ขนมบ้าบิ่น)を焼くほんのり甘く香ばしい匂いに満たされつつ、Bar星くずさんのカウンターで折ったり測ったり貼ったり包んだり留めたり。綴じるわけではないですし手製本とはいえないほどのシンプルな造りですが、はじめてさんも、ベテランさんも、お喋りしながらほかほかと楽しんでいただけたようです。
タイで買ってきたパーカオマー(ผ้าขาวม้า)がカラフルなカードケースに。パーカオマーでナーラックなナニカをつくりたいと思っていたのでこんなにたくさんの色合わせで仕上がって、皆さんの笑顔にも出会えて、嬉しくて心躍りました。
はじめて食べたカノムバービンはもちもちの生地にココナッツのさくさく触感が気持ちよくてペロリ。ほっこりと美味しかったです。
ご参加いただいた皆さま、raanpumpuyさん、Bar星くずさん、ありがとうございました。とおっても楽しかったのでまた開催したいです。
ขอบคุณมากๆนะคะ
เจอกันอีกครั้งนะ
*****
CARD CASEの中身は綴じでつくるのではなく紙を折るだけでつくります。blizzard bookという製本方法を参考にしています。折り方についてはリンク先で紹介しています。
*くちばし製本(blizzard book)→★
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*手製本講座やワークショップのお知らせ→★
*『はじめて手でつくる本』ヨンネ著 発売中→★
*YONNE BOOKBINDING WEBSHOP→★
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嬉しいお知らせ。
「はじめて手でつくる本」
電子書籍になりましたอีอี
E-Book?なんだか不思議なかんじですが手順を拡大して見れたりするようです。手製本しながら読むには開きっぱなしにできるし良さそうですね。紙版も電子版もどうぞよろしくお願いします。
電子化で気になったこと。
電子書籍ってどこで買えばいいんだろう?私が利用したことがあるのはMebアプリ。これはタイの小説や雑誌が読みたくて。タイの雑誌のバックナンバーがとにかく有り難かった。小説は読みたい!という勢いでダウンロードしたけど読めるわけはなく、、、でもいつか読みたい。それからタイ語検定の練習問題。電子書籍しかなくて仕方なくKindleで購入してみたことが。ただこれは結局ノートにすべて書き出してしまったので紙の本になった。
「はじめて手でつくる本」ヨンネ著 エクスナレッジ刊
電子書籍で買える書店を探してみたところ、以下で購入できるようです。
紀伊國屋書店(→★)
DMMブックス(→★)
Amazon(→★)
Rakutenブックス(→★)
honto(→★)
dブックス(→★)
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*本の修理と手製本のお問い合せについて→★
*手製本講座やワークショップのお知らせ→★
*『はじめて手でつくる本』ヨンネ著 発売中→★
*YONNE BOOKBINDING WEBSHOP→★
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2024年はじめ、
本の修理と手製本講座アドバンスクラス。
壊れた本を直してみる、綴じたいものを綴じる、テーマを決めて製本する、これは製本できるかな?製本してみたい!を進めるクラスです。
絵本の修理と改装、解体が終わって折丁背の補修、破れの補修から。
図鑑の修理、補修と綴じ直しが終わり、クータをつけてもとの表紙に合わせました。完成。
中綴じの冊子、ホチキスを外して1冊を1折として綴じまとめます。フレンチリンク。
来月につづく・・
製本テープを使ってみる。製本テープを使ったノートで少し変わった構造のものがあり、これと同じように綴じてみたい!というご希望。自分でつくってみると構造がよくわかります。
スリップケースのアレンジで、神棚&収納箱、ついに完成しました!上蓋の箱をぱかりと開けば段差のある棚に置かれた大事な置物たちが。かわいいです。
こちらは1冊の本を5冊に分冊、そして上製本へ。5冊が収まるスリップケースもつくる予定。
おもしろい構造の名刺入れをつくってみる、など。
この製本方法ってどうやるの?ある手引書に説明のあった製本がわからないという質問から。これは今までやったことあるこの基本の綴じとほぼ同じで・・やってみればわかるよ!ということでやってみる。糸が切れてしまったけども。支持体のない綴じのひとつ。
アドバンスクラス、みっちり満席ではじまりました。今年もどうぞよろしくお願いします。
アドバンスクラスは基礎123を終えた方が中心ですが、内容によってはご相談に応じます。お気軽にご相談ください。
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*手製本講座やワークショップのお知らせ→★
*『はじめて手でつくる本』ヨンネ著 発売中→★
*YONNE BOOKBINDING WEBSHOP→★
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たっぷり!糸かがり綴じ
今年はじめのアトリエハコさんでの手製本講座は、糸かがり綴じの単発講座でした。書店で見かけるコデックス装とは。手製本での糸かがり綴じとは。
基本を踏まえて5つの綴じ、支持体のある綴じと支持体のない綴じを枝分かれさせ全部で5パターンで綴じました。たっぷり綴じることで糸の流れをつかんでスイスイと。忘れがちなポイントもしっかりと。
紙を折り、折丁が綴じまとまり背ができると手製本のはじまりです。
何を綴じる?
中身についてはプリントしたもの、書いたもの、描いたもの、どんなものでも綴じることができれば本になりますし、中身のない無地のノートだとしても綴じてから書き綴れば本になります。後者についてはジム・ジャームッシュの映画「パターソン」をいつも思い浮かべてしまいます。思い出しながらまた観たくなってきました!
みなさま、ご参加ありがとうございました。
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*本の修理と手製本のお問い合せについて→★
*手製本講座やワークショップのお知らせ→★
*『はじめて手でつくる本』ヨンネ著 発売中→★
*YONNE BOOKBINDING WEBSHOP→★
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本の修理をしました。
「Bradshaw’s Continental Railway Guide」
1896年刊
ステープル製本(ステープラー製本、針金製本)
袋有り・結び紐付きハードカバー
とある翻訳者さんからのご依頼です。ロンドンで出版された鉄道時刻表と旅行ガイド。貴重な資料として読みたかったけれど壊れているので怖くて開くことができない、というご相談でした。
before
表紙が外れ、遊び見返しは欠けている状態。表表紙は袋状になっていて古い地図などペラものが詰まっていました。裏表紙には紐が付いていてこれは本来もっと長くて表に回して結んで持ち歩くのかな?というような装丁です。
中身はこれが扉なのかな?欠けているのかも…?気になるのはそれぐらいで、綴じはしっかりしています。そもそもこの綴じ、はじめて出会った綴じでした。1折1折りは4箇所のホチキス留めのような中綴じ。では折同士はどうつながっているかというと太めの平紐2本の支持体にホチキス留めをしているため支持体有りのかがり綴じのような構造がかろうじて成り立っているという。平紐は見返しの裏側まで延ばして貼り込んでいたようですが表紙の外れとともに切れてしまっているようでした。
↓この支持体のような平紐にホチキス留めのように針金で1折につき4か所、がちりと綴じられています。もちろんケトルステッチはありません。(この綴じ方については後述します)
・・・
修理。ホチキス(針金)はいづれ錆びるのですべて取り除きたいところですが中身はしっかりしています。ここで分解するとボロボロになりそうなので現状維持にして表紙を中心に直しました。背表紙に革を使って分かれた表紙を1つにし、袋部分は壊れやすい構造だったので構造を変えて袋を作り直しました。中身は寒冷紗やクータを合わせて補強しています。
after
ステープル製本(ステープラー製本、針金製本)について
はじめて出会ったこのおもしろい綴じ。気になり過ぎて心が躍っていましたが修理している間は調べることもなく。修理が終わってIGに写真をあげたところ、ある方から岡本幸治さんがこの綴じについて言及していたと教えていただきました。岡本先生が!それは嬉しい。参照で教えていただいたのは千代田区図書館での針金綴じの講演(→★)この講演は行きたかったけど行けなかったやつ!そして内容の資料はこのサイトにはない。それから一橋大学社会科学古典資料センター(→★)の資料も教えていただきました。ただ文章だとモノがよくわからなくて針金綴じは指すものが異なることもあるのでこの参照ページだけではよく分からずでした。
ただ、一橋大学社会科学古典資料センターの資料のなかで「針金を綴じの材料としたステープラー綴じは 1880 年代から約 50 年間に渡って行われ、錆びの問題が発生している」という記述があり、「ステープラー綴じ」とは?中綴じでも平綴じでもない綴じのことを指しているのかどうか、しかしどう調べれば・・途方に暮れて自分の製本本棚から参考文献を探してみることに。すると東京製本倶楽部が出していた「製本用語集」が目に留まり、期待値あがりながらページを捲って「す」の行へ。「ステープル製本」!あった!
●ステープル製本・・・「製本用語集」東京製本倶楽部 より
"staple binding 針金や金具を用いて折丁を綴じる製本。ドイツの量産体制に入った時代の製本にもよく見られる" とのこと!まさにこれですね。モノクロだけど写真もあるので確かです。しかも修理した「Bradshaw’s Continental Railway Guide」が1896年刊なので、まさに時代もぴったりと合う。ただ、イギリスの本だけどドイツで製本したのかな、そこらへんはわかりません。もしかしたらイギリスでも一時的に主流だったのかな。
さらにさらにそのある方から追加情報が。「メタルカラーの時代4」山根一眞 著、こちらに岡本幸治さんとの対談があり、そのなかでステープル製本について語られていると。"1870年から1880年頃からこの針金綴じが増え1900年代初頭にはなくなる"という記述があるようで。このメタルカラーの時代の古書、秒でポチリしました!
そうすると、ホチキス、ホッチキス、ステープラー、ステープル、その歴史は?という疑問も出てきたのでWikipedia(→★)へ。"現在ステープラーと呼ばれている文具の原型が生まれたのは、18世紀頃のフランスと言われている"そうです。
イギリスで出版だけど製本はドイツなのか?この点もやはり気になります。その点をご依頼主さんに質問してみたところ、以下のお返事があったので追記しておきます。"19世紀末にはドイツのタウヒニッツ社(Tauchnitz publishers →★)という出版社がライプチヒで英語の本を出版していました。コナン・ドイルの作品も出しています。イギリス以外の国に英語の本を供給するためだそうです。ですから英語の本をドイツで印刷していてもおかしくないのかなあとは、思いました。またこの本はご存知通りヨーロッパ旅行案内ですので、大陸で編集していたことも考えられます。すると印刷も大陸で、ということもありえるかもしれません。ちなみに20 世紀の末頃は、イギリスの出版社の本を買うと、スペインで印刷されたというものがいくつもありました。たしか当時はスペインのほうが印刷代が安かったから、ときいています"
なるほど、めちゃめちゃおもしろい…!そしていろいろと勉強になりました。ご依頼主さま、綴じについて教えていただいた方、本の修復の岡本幸治さま、本当にありがとうございました。
【追記】
「メタルカラーの時代4」が届いたので、岡本幸治さんとの対談部分を読みました。ほんの20頁ほどですが、欧州文化の極み「本の美術家」の「古書修復法」として分かりやすく本の修復について触れることができます。そして例のステープラーの綴じについても触れられています。"旧東欧圏やロシアの本に多い。「出版地ライプチヒ」なんていう名が出てくると、これは危ないぞと。"
やっぱりライプチヒ!ご依頼主さんの話と通じますね。参考文献にぜひ。
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本の修理の方法は
1つだけではありません
修理の目的、ご希望の素材や
予算などに合わせて
修理方法を考えさせていただきます
本の修理や手製本、お気軽にご相談ください
今までの本の修理のご依頼→▲
手製本のご依頼→▲
お問い合せについては
こちら→★
をお読みの上、ご連絡をお願い致します
古本と手製本ヨンネ
植村愛音
info@yon-ne.com
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本の修理をしました。
「雉子日記」堀辰雄 河出書房 1940年刊
糸かがり綴じ、見返し有ソフトカバー
小説「風立ちぬ」などで知られる堀辰雄の随筆「雉子日記」「雉子日記」は講談社文芸文庫などにも収められていて手に取りやすい版もありますがこちらは1940年初出の河出書房版です。
before
糸かがり綴じとはいえ背固めの接着が弱って本を開くと不安定、ぱかりと背割れしている状態。本文紙も表紙も痛んでいます。
ご依頼主さんのご希望は、手にとって安心して読めるように。それから装丁をハードカバーにリメイクしたいということでした。リメイクのイメージはとある詩人の本。その本の雰囲気から表紙を合わせてもらいたい、とのこと。その詩人の本は文庫本より大きめで単行本より小さめ、束は10ミリほど、表紙は1ミリ厚の丸背上製本でした。花布はありません。表紙の色味は灰色と水色の間のような柔らかい色で、見返しは明るめの赤です。
全く同じというわけではなく雰囲気を近くということなので表紙と見返しの色と素材をこちらからいくつか提案して選んでいただきました。また「雉子日記」は束が20ミリほどになるので花布をつけることをオススメしました。修理については、解体、補修、糸かがり綴じ、ギャルドブランシュやクータの補強も合わせて、表紙は1ミリ厚の丸背上製本です。
progress
解体、掃除
折丁背の補修
糸かがり綴じ
丸み出し
after
2ミリ厚の上製本はしっかり重厚感がありますが1ミリ厚にすると軽やかに仕上がるのがいいですね。「素材は選んでいたもののどんな雰囲気に仕上がるか予期できず楽しみにしていたので嬉しい」ご依頼主さんからお返事をいただきました。こちらこそです。ご依頼ありがとうございました。
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本の修理の方法は
1つだけではありません
修理の目的、ご希望の素材や
予算などに合わせて
修理方法を考えさせていただきます
本の修理や手製本、お気軽にご相談ください
今までの本の修理のご依頼→▲
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お問い合せについては
こちら→★
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古本と手製本ヨンネ
植村愛音
info@yon-ne.com
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2月のお知らせです。
かがり台の手製本講座を久しぶりにやります。
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かがり台をつくる!つかう!手製本講座
at アトリエ・ハコ(西荻窪)
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日時:2024年2月18日(日)
12:30〜16:30
参加費:¥33000(材料費、講習費、税込み)
※参加費は前払い、銀行振込、〆切は1/31となります。振込先はお申込みした方にお知らせします。振込手数料はご負担ください。
場所:西荻窪 アトリエハコ(→★)
杉並区西荻南3-8-19 ヤマイチビル3F
定員:8名
持ち物:新聞紙など梱包材、ガムテープ(郵送する場合は段ボール材)
※講座では組み立てますが、解体して持ち帰っていただきます。サイズは300mm×500mm、包むと厚みは約150mmぐらいになると思います。重量があります。
※配送希望の場合は、梱包できる段ボール材と梱包材とガムテープをお持ちください。(ヤマトの着払いの伝票を用意します。送料はご負担ください)
終了しました 講座の様子は→★
仕上がりイメージ
手製本の道具は文房具、手芸用や彫刻用、表装用や大工道具などを代用したり製本用に加工したり工夫して使っているものが多いです。そのなかで製本にしか使い道がないかも?という独特の道具もあります。その1つが、かがり台です。
かがり台は支持体のある糸かがりに使うものでかがり台がなくてもかがることはできますがかがり台を使うときれいにかがることができます。アドバンスクラスではかがり台をつかっています。
『西洋製本図鑑』には、かがり台の手づくり方法が掲載されています。参考にしつつ、少しアレンジしてかがり台をつくります。木材や金具、材料カットなどこちらで手配しますので当日は組み立てるだけです。また、使い方をお伝えします。セッティング方法と使い方、かがり方をきっちりと覚えましょう。
かがることが初めての方も支持体ありのかがり方を知っている方もどなたでもご参加いただけます。手製本に糸綴じ、糸かがりは欠かせません。支持体があると綴じも安定して丈夫に仕上がります。
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お申し込み・お問い合せは
mailで→ヨンネまでお願いします
件名に「かがり台」と明記の上
お名前、お電話番号をお知らせ下さい
info@yon-ne.com
※3日以内に返信させていただきます 。もし返信がない場合にはブロックされている可能性がありますので、お手数ですが別のアドレスから再度メッセージをお願します。
参照:Sewing Frame BookBinding
ここまで本格的ではなくもっと簡易的な材料でつくります。つくり方やつかい方の参考にぜひ。
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บ้าผ้าบ้าผ้า
2月のお知らせ
raanpumpuyさんとコラボWS vol.3です
ロティサイマイでおなじみのraanpumpuyさんとコラボします。
今回は完全予約制でご予約された方はカードケースづくりのワークショップとraanpumpuyさんの特別3点セット付となります。
บ้าผ้าบ้าผ้าบ้าผ้าบ้าผ้าบ้าผ้าบ้าผ้าบ้าผ้าบ้าผ้าบ้าผ้าบ้า
raanpumpuyさん
カノムバービンとタイドリンク特別3点セット
×
古本と手製本ヨンネ
パーカオマーでカードケースをつくるWS
at Bar星くず(日暮里)
บ้าผ้าบ้าผ้าบ้าผ้าบ้าผ้าบ้าผ้าบ้าผ้าบ้าผ้าบ้าผ้าบ้าผ้าบ้าผ้า
日時:2月3日(土)
【A】10:00ー11:30
【B】12:30−14:00
【C】15:00−16:30
終了しました→★
参加費:6000円(当日に現金払いでお願いします)
【カノムバービン・ホットスパイスミルク・タイティパック3点セット+カードケースワークショップ】
定員:各4名様
場所:Bar星くず(Instagram→★)
台東区谷中7-18-13
(※日暮里駅より徒歩3分ほど GoogleMap→★)
บ้าผ้าบ้าผ้า ขอบคุณค้าา
©raanpumpuy
★raanpumpuyさん(Instagram→★)
カノムバービンとタイドリンク特別3点セット
カノムバービン(ขนมบ้าบิ่น)とはもち米粉の生地に生のココナッツスライスやココナッツミルクなどが練り込まれた「タイ風パンケーキ」です。私はまだ食べたことがないのですが見た目はシンプルながら優しい甘さと生地にココナッツスライスと餅米粉が入っているためシャキシャキともちもちの食感も楽しめるお菓子のようです。
タイドリンクでもraanpumpuyさんがタイの味を届けてくれます。ホットスパイスミルクとお持ち帰り用としてタイティパックが付きます。
ホットスパイスミルクはタイにはない飲みもので、今回のコラボ限定のオリジナルドリンク。 5種類のスパイスで作った自家製スパイスシロップをホットミルクで割った 身体が温まるオリジナルホットドリンクです。
タイティパックはタイティをご自宅で楽しめる濃縮タイティパックとなります。タイティとはハーブやスパイスがブレンドされたタイ紅茶にコンデンスミルクや砂糖を入れた甘〜いタイ式ミルクティ。 タイティパックはお好みで氷を入れたり、水やミルクなどで割ってお召し上がりいただけます。 グラスのサイズや割り方によりますが2〜4杯分のパックになります。
★古本と手製本ヨンネ
パーカオマーでカードケースをつくるWS
パーカオマー(ผ้าขาวม้า)はタイの手織りチェック布で、もともとタオルとして使われていたとのこと。むかしお風呂がなかったタイでは川か水を汲んで水浴びします。その際に下半身を隠すものとして腰に巻かれていたようです。そのほか、農作業をするときに暑いので上半身は裸になることが多く肩にかけたりしていたそうです。
参考:タイ語のウィキペディア วิกิพีเดีย(→★)
とにかくタイの映像を見ているとよく出てくるパーカオマー、使われ方も様々ですし何よりチェックの色合いが豊富でとても可愛い!気になっていたのでタイ旅の時に探して購入してみました。
パーカオマーを1枚そのまま使ったり手芸用にするのもありですが手製本でなにか作ってみようということで。今回はシンプルなカードケースをつくります。中は紙を折ってカードが10枚ほど挟める仕様にし、表紙側にパーカオマーを使います。
©raanpumpuy
©raanpumpuy
布はいくつかの布の中から選んでいただきます。
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お申し込み・お問い合せはメールでお願いします
古本と手製本ヨンネ(→★) info@yon-ne.com
または
rannpumpuyさん(→★)raanpumpuy@gmail.com
件名「タイコラボ」
内容「お名前」と「お電話番号」と「ご希望の時間帯ABC」をお知らせください。
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*本の修理と手製本のお問い合せについて→★
*手製本講座やワークショップのお知らせ→★
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*YONNE BOOKBINDING WEBSHOP→★
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สวัสดีปีใหม่ค่ะ
ขอให้ปีใหม่นี้ ๒๕๖๗ เป็นปีที่ดีที่สุด
สวยวันสวยคืน
ขอให้ทุกคนมีความสุขมากๆสุขภาพแข็งแรง
หัวใจอบอุ่น เฮงๆปังๆตลอดทั้งปีนะคะ
明けましておめでとうございます
2567(仏暦)新しい年がよりよい年になりますように。美しい日と美しい夜を。皆んながたくさん幸せで健康で心温まる年になりますように。この1年が幸運で最高の年になりますように。
本年もどうぞよろしくお願いいたします
๙๙๙๙๙๙๙๙๙
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*YONNE BOOKBINDING WEBSHOP→★
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本の修理をしました。
「机上辞典」糸かがり綴じ、地券装
ご依頼主さんの亡くなったお父様が愛用していたという辞典。形見として持っていたいけれどボロボロなので修理したいというご依頼でした。
before
テープで補修した跡があり、表表紙と見返しは欠落、折丁も2折り目までは欠けた頁や折れ、綴じの外れなど。テープで貼り付けた際に頁の順番がズレてしまっていたり。今後、頻繁に使うというわけではないけれど中身を直して表紙を新しくしたいというご希望でした。
・・・
中身と表紙を分ける。裏側の見返しは剥がして裏打ち。ページの折れや破れを補修し折丁として戻したら綴じ直す。裏側の見返しも綴じ込む。ギャルドブランシュを合わせて中身を保護する。新しい革表紙を合わせる。
after
大切な本の修理をご依頼いただき
ありがとうございました。
(この「机上辞典」以前も別の方からご依頼があり修理したことがあります。言葉の英語表記もあり、漢字のペン字書体も明記され、イラスト豊富、地図もある、ペラペラと読むのも楽しそうだな、という辞典です)
・・・・・・・
本の修理の方法は
1つだけではありません
修理の目的、ご希望の素材や
予算などに合わせて
修理方法を考えさせていただきます
本の修理や手製本、お気軽にご相談ください
今までの本の修理のご依頼→▲
手製本のご依頼→▲
お問い合せについては
こちら→★
をお読みの上、ご連絡をお願い致します
古本と手製本ヨンネ
植村愛音
info@yon-ne.com
中綴じの母子手帳です。母子手帳は修理のご依頼で多いもののひとつ。聖書、辞書、辞典、楽譜などと並びます。ひとつの命が産まれる前と産まれた後の最初の記録。買い替えが難しい本でもあります。
今回は水濡れしてしまいしわしわになってしまった母子手帳の修理のご依頼でした。
母子手帳は自治体によると思うのですが製本は中綴じ、あじろ綴じ、今まで見かけたものはこの2種です。中綴じの場合は100頁近くあるので25枚の紙が重なり一折になっています。綴じはシンプルなので直しやすいです。
before
水濡れのシワについては、まず綴じを外して1枚1枚の紙に分けてそれぞれ改めて水分を与えてからプレスして乾かします。1枚1枚シワが伸びたら改めて綴じ直します。
after
来月にも使う予定がある、ということで他の修理本よりも優先して直しました。大切な成長記録の修理をご依頼いただきありがとうございました。
・・・・・・・
本の修理の方法は
1つだけではありません
修理の目的、ご希望の素材や
予算などに合わせて
修理方法を考えさせていただきます
本の修理や手製本、お気軽にご相談ください
今までの本の修理のご依頼→▲
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お問い合せについては
こちら→★
をお読みの上、ご連絡をお願い致します
古本と手製本ヨンネ
植村愛音
info@yon-ne.com
2023さいごの本の修理と手製本講座です。
アドバンスクラスの日でした。
壊れた本を直してみる、綴じたいものを綴じる、テーマを決めて製本する、これは製本できるかな?製本してみたい!を進めるクラスです。
函のアレンジで大切な置物を納める神棚づくりが進んだり、冊子を綴じまとめる計画、とにかくシンプルな製本をどんどんやりたい!中綴じの簡易ドイツ装とか。
そしてついに、とあるアーティストのラストツアーパンフ♬1枚1枚のバラに和紙の足を付けて平綴じ、スイス装で仕上げ、できあがりました。赤と黒のコントラストやボール紙を包まず切りっぱなしのデザイン、かっこいいです。
Merry Xmas
アドバンスクラスは基礎123を終えた方が中心ですが、内容によってはご相談に応じます。お気軽にご相談ください。
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*『はじめて手でつくる本』ヨンネ著 発売中→★
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2023本の修理と手製本講座(綴じの種類と表紙の構造)全10回の記録です。
本の修理をしてみたい人、絵本や写真集を手製本でつくりたい人、紙や布が好きで何かつくりたい人、手製本に興味を持つ入口は様々ですがどの入口でもまずは基本が大切です。むかしの製本、いまの製本、日本の製本、ヨーロッパの製本、手製本と機械製本、共通点や相違点、実際に本を観察し、そして自分の手で製本することで手製本っておもしろい!と思えばあとはそのまま手をあれこれ動かすだけでOK。もちろんよく本を見ることも忘れずに。本の並べ方や開き方も変わってくるかもしれません。楽しみを増やしていきましょう。
・・・1,2回目
本の観察から。中身は?綴じは?表紙は?同じような本でも異なる部分があります。よく観察してみましょう。そして綴じてみたのは5つ、無線綴じ、あじろ綴じ、平綴じ、中綴じ、糸かがり綴じ、違いを確認しながら綴じてみます。表紙は構造の異なるソフトカバーが2冊できあがり。次回はハードカバー3冊を仕上げていきます。
・・・3,4回目
前回の続きで3冊のハードカバーを。ポイントは背の部分。中綴じのように薄い中身の表紙は。背の負荷を減らすためのクータの役割。表紙と背を別々に包んでつくるドイツ装。
・・・5,6回目
綴じ綴じ綴じの回。大事な支持体のある綴じ、支持体のない綴じ、3種の綴じを。しっかり修理したい場合だけでなく、手製本作品づくりにもアイデアが広がる基本の綴じです。
また、手製本ならではの支持体の理解が大切です。支持体がなぜあるのか。目的と役割を知ることで綴じの構造がよく分かります。製本の歴史にも足を踏み入れることに。おもしろいですよー。次回は表紙を合わせていきます。
・・・7,8回目。
今日の表紙は薄い表紙。1mm厚芯材と地券紙にて。上製本と並製本の中間のような、強いような弱いような、そんな表紙です。軽装に仕上げたい本やポケット辞書などに。頑張りすぎていない装いですがチリが小さいため気は抜けません。次回の丸背上製本へ向けて丸み出し耳出しも。
・・・9,10回目、最終回でした。
さいごは丸背上製本を仕上げます。中身は支持体麻紐の糸かがり綴じ、支持体は表紙に組み込んで一体化していたものですが、中身と表紙を分ける製本では見返しの裏に貼りつけます。花布やクータも合わせて。可愛いコーネル装は痛みやすい背や溝や角を保護するデザインです。可愛い理由も可愛いですよね。
全10回で8冊を製本しながら綴じの種類と表紙の構造を学びました。いま市販されている製本についてはこれで基本が理解しやすくなると思います。たくさん本を観察して、たくさん手を動かして、たくさん製本してみて、たくさん発見をしてみてください。皆さまご参加ありがとうございました。
この講座は2024年も9月から12月に開催予定です。
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2024年
手製本はじめのお知らせです
手かがりの糸綴じに集中した内容です
表紙をつくらず中身だけを製本します
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たっぷり!糸かがり綴じの手製本講座
at アトリエ・ハコ(西荻窪)
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日程:1月27日(土)10:30〜17:30
※お昼休みがあります。
参加費:10000円(税込み、材料費込)
※当日現金払いでお願いします
場所:西荻窪 アトリエハコ(→★)
杉並区西荻南3-8-19 ヤマイチビル3F
tel 03-5941-6474
定員:6名様
持ち物:なし
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終了しました 講座の様子はこちら→★
こちらの5つの綴じです
支持体のある綴じと支持体のない綴じを枝分かれさせ全部で5パターンの綴じで折丁をたっぷり綴ります。どんな製本方法にも理解が深まるので基本の綴じは大切です。はじめての方も、綴じの復習をしたい方も。どなたでもご参加いただけます。※函はつくりません。
・支持体有・麻紐
・支持体有・平ヒモ
・支持体無・1本針かがり(リンクステッチ)
・支持体無・1本針かがり(フレンチリンク)
・支持体無・パピヨンかがり
手製本に欠かせない紙を糸で綴じること。糸綴じ、糸かがり、糸かがり綴じ、綴じることで背が立ち上がり本としての形がつくられます。のり綴じや平綴じなど、どんな綴じ方でも紙をまとめることはできますし、基本的には表紙をつけてしまうので綴じの違いがよくわかる背は隠れてしまいます。のどには見えている綴じ糸も、背に隠れた綴じ糸も、手製本の魅力のひとつです。
・・
糸綴じ、糸かがりを復習したい
糸綴じのアレンジを増やしたい
糸綴じのノートをつくりたい
糸綴じの基本から自分で新しい綴じ方を考えてみたい
コデックス装って自分でつくることができるの?
とにかく糸かがり綴じをやってみたい
手製本をはじめた、
これからステップアップしたい
本づくりをやってみたい
紙が好き、布が好き、
本が好き、文房具が好き、
手を動かすことが好き
などなど、きっかけは何でも、
どなたでもご参加いただけます
・・・
お申し込み・お問い合せは
mailで→ヨンネまでお願いします
件名に参加希望の講座名「たっぷり糸かがり綴じ」、内容にお名前、ご連絡先、お知らせ下さい。
info@yon-ne.com
※3日以内に返信させていただきます。 もし返信がない場合にはブロックされている可能性がありますので、お手数ですが再度別のメールアドレスからメッセージをお願い致します。
・・
WEBSHOP商品
綴じの違いから手製本キットを紹介します
予習復習にご利用ください
支持体有・平ヒモと、フレンチリンクでつくる
支持体無・パピヨンかがりでつくる
支持体無・1本針かがり(リンクステッチ)でつくる
支持体有・平ヒモでつくる
スリップケース(本の函)づくり
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霧雨、冷え込む日。
本の修理と手製本アドバンスクラスでした。
壊れた本を直してみる、綴じたいものを綴じる、テーマを決めて製本する、これは製本できるかな?製本してみたい!を進めるクラスです。
図鑑の修理や、来年の手帳を製本したり、函のアレンジで飾り棚、表紙のアレンジで名刺入れ、平綴じ応用、ドラポルテ製本、折本など。みんなのつくりたい!詰まってました。
アドバンスクラスは基礎123を終えた方が中心ですが、内容によってはご相談に応じます。お気軽にご相談ください。
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11月初旬、タイに行ってきました。
今年は年末年始にはじめてタイを訪ね、7月にも足を運んだので3度目のタイ旅です。
国内でのライブ遠征はいつものことですが今回はタイまで!impact arenaという大きな会場のコンサートへGo!タイのライブは日本とは別の楽しみ方を提供してくるしこちらも全力です。全身全霊で泣いて楽しみました。また、タイではライブの様子を動画撮影するのが定番。日本では撮影はほぼ禁止ですししたこともないのですがせっかくなのでできるだけスマホに収めてきました。帰ってきてからはその動画を観て感動がぶり返すので何度もおかわりしたりタイ語を調べたりしていました。体は帰国していたのですがなかなか心がタイから帰ってくることができません。
そして大事なことを忘れていました。
タイで出会ったต้นข่อย(tonkhoy)調べです。
ต้นข่อยとは
アユタヤ観光でガイドさんが教えてくれました。
紙をつくるための樹木です。
はじめて知った樹木なので少し探索してみました。
出会ったのはアユタヤにあるวัดพระศรีสรรเพชญ์(ワットプラシーサンペット)とーっても広い寺院。本堂に向かうスウッと真っ直ぐにのびた長い道を歩いていた時のこと。ガイドさんがとある木の前で立ち止まり、この木の葉を触ってみてくださいと言いました。葉は触れるとザラザラと紙ヤスリのよう。昔はこの葉で歯を磨いていたそうです。そして…!この木の幹のほうでは紙をつくっていたと教えてくれました。経典をつくるための紙!!とのこと。
この木です
さらっと教えてくれて観光タイムに入ってしまったけれどそのあと単語の綴りを聞いてみました。ต้นข่อยのタイ語から泰英辞書によると英語ではtooth brush treeというようです。ただ、ต้นは樹木のタイ語ต้นไม้(幹+木)の幹だろうことは分かりましたがข่อยコイが何の意味か分かりません(タイの東北イサーン語では一人称を表すようですが…関係あるのかな)
またWikipediaによると経典のことをสมุดข่อย(本+コイ)というようです。その製本様式は折本!!色も黒と白があるらしい…?ข่อยコイが気になります。
次の日、代表的なタイ観光地であるวัดโพธิ์(ワットポー)とวัดอรุณ(ワットアルン)へ行ってみたところ、至るところにต้นข่อยがありました。庭に植えられてあるもの、鉢植えのもの。アユタヤのต้นข่อยとは異なりきれいに剪定されています。
ต้นข่อย 学名を調べてみます。
Strebulus asper
東南アジアなどに自生するクワ科の常緑樹。タイでは文化的に重要な樹木で紙の原料に使用。各国では盆栽用の木としても親しまれている。古い本の多くはヤシの葉に書かれていたのでกระดาษข่อย(コイ紙)でつくったสมุดข่อย(コイ本)の生産量は少ない。手漉き紙の材料は100年程前にカジノキにとって代わられている。
なるほど。現存されているコイ紙やコイ本は少なそう、国立博物館とかにあるのだろうか。
そしてまだข่อยの意味はわからない…!!意味はなくてコイはコイなのかもしれない。うーん。
泰泰辞書にてข่อย検索してみました。
ชื่อไม้ต้นชนิด Streblus asper Lour. ในวงศ์ Moraceae ใบเล็กขอบใบจักฟันเลื่อยผิวใบสากคาย ใช้แทนกระดาษทราย ผลกลมเล็กเมื่อสุกมีสีเหลืองถึงส้ม กินได้ โบราณใช้กิ่งถูฟันเปลือกต้นนำไปทำกระดาษ เรียกว่า กระดาษข่อย.
Google翻訳
(クワ科のStreblus asper Lour.の名前で、葉は小さく、縁には鋸歯があり、表面はザラザラしています。サンドペーパーの代わりに使用します。小さく丸い果実は熟すと黄色からオレンジ色になり食用となり、古代には枝を樹皮をこすったり、コイ紙と呼ばれる紙を作るのに使われていました)
単語調べ
ชนิด 種類
วงศ์ 家系、家筋
ขอบ 周縁
จักฟันเลื่อย 鋸歯状
ผิว 肌、表面
สาก ざらざら
คาย ギシギシ
แทน 〜の代わりに
ทราย 砂
สุก 熟す
โบราณ 昔の人々
กิ่ง 枝
ถู こする
เปลือก 皮
นำไป 導く
単語を調べるとGoogle先生の訳はさいごのところが少し違いますね。
「古代には枝を樹皮をこすったり」
↓
「古代には枝で歯をこすったり」(枝でも葉を磨いていたのですね)
タイ語の単語は漢字のように意味を組み合わせてできているものも多いけれど(例えば ผม実+ไม้木→ผลไม้果実)ข่อยコイはコイでしたね。日本では購入できなそう丸くて可愛いし、庭に植えてみたいです。
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本の修理をしました。
大学の卒業名簿 1979年
無線綴じソフトカバー
持ち主の奥さまからのご依頼です。持ち主さんの大学卒業名簿で、当時の名前、住所、電話番号が記載されている個人情報満載の1冊。無線綴じの並製本。
卒業してから44年経つ今でもこの名簿をめくりながら記憶を辿ったり思い出を振り返ったりしていてページがバラバラになってしまっても頻繁に読んでいたとのこと。持ち主さんが怪我をしてしまい少しでも英気を養ってほしいと修理の相談がありました。読みやすく壊れにくく現状の並製本と同じような装丁をご希望です。
before
無線綴じの綴じ直しをする際の説明として、いつも3つの綴じ直し方法(無線綴じ、平綴じ、糸かがり綴じ)とそれぞれの利点欠点をお伝えしています。今回は開きやすく読みやすく壊れにくくということで糸かがり綴じで直すことになりました。
工程は本文紙を1枚づつ解体、接着剤を取り除き和紙で補修、背を和紙で繋ぎ折丁化する、中身保護のためギャルドブランシュを合わせる、目引きして見返し貼り、そして糸かがり綴じ。表紙はもとの表紙を使って、背はクロスで仕上げました。
(バラバラのペラ丁で和紙でつないで16頁1折の折丁に直す)
(糸かがり綴じ)
after
本の修理の相談では、辞書や聖書など毎日開く本、買い替えできない書き込みのある愛着本、引き継いでいきたい大切な本などが多くありますが、名簿については初めてでした。名簿を読む!紙から立ち上がる記憶と光景!心のアルバムとしての名簿ですね。ご依頼ありがとうございました。
・・・・・・・
本の修理の方法は
1つだけではありません
修理の目的、ご希望の素材や
予算などに合わせて
修理方法を考えさせていただきます
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古本と手製本ヨンネ
植村愛音
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2024年
本の修理と手製本
アドバンスクラスのお知らせです
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本の修理と手製本アドバンスクラス
修理実践や丸背改装本など 2024
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本の修理と手製本基礎講座1〜3を終了した方が対象となります
日程:2024年度
午前クラス 10:30−13:00
午後クラス 14:30−17:00
(午前クラスは満席です)
1/28(日)終了しました→★
2/25(日)終了しました→★
3/24(日)
4/28(日)
5/26(日)
6/23(日)
7/28(日)
8/25(日)
9/22(日)
10/27(日)
11/24(日)
12/22(日)
受講料:¥15600/3回
¥25000/5回
¥48000/10回
◆諸事情により日程が変更になる場合があります
参加者の方には事前にお知らせいたします
ご了承のほどよろしくお願いします
◆基本的に
自分でつくりたいものに合わせて
材料はお持ち込みしていただきます
◆アドバンスクラスは
基本的に基礎を終えた方向けですが
体系的に学ぶ前に
とにかくこの製本をやってみたい!など
製本してみたいものがありましたら
ご相談ください
受講料:¥5500/1回
会場:西荻窪 アトリエハコ(→★)
杉並区西荻南3-8-19 ヤマイチビル3F
tel 03-5941-6474
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基礎1〜3を終えた方のアドバンスクラスです
ブラッシュアップとしての応用編になります
自由にやりたいことができる内容です
直したい本を直したり(修理実践)、改装したい本を丸背の革装に改装したり(丸背改装本)、今までの復習をしてみたり、つくりたいものを相談しながらひとりひとりに対応します。
つくりたいもの、個人のペースなどによってレッスン回数が異なります。自宅でできることは作業を宿題にすることもあります。
上記日程の中で、毎回でも時々でもという自由なペースで進めます。
本の修理実践
丸背改装本、半革装、スリップケース付
お申し込み・お問い合わせは
→ヨンネまで
件名「アドバンスクラス」とし
お名前、ご連絡先
手製本したい内容を簡単に明記の上
メールでお申し込みください
info@yon-ne.com
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2024年度の
本の修理と手製本 基礎講座2(ドイツ装の改装本と夫婦箱)お知らせです
◆こちらの講座は本の修理と手製本 基礎講座1(→★)を終了した方向けです。
基礎123の受講の流れについては下記が可能になります。
基礎1→2→3
基礎3→1→2
基礎1→3→2
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2024本の修理と手製本講座
ドイツ装の改装本(全6回講座)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
日程:2つのクラスがあります
Aクラス
2/24(土)
3/20(水・祝)
3/23(土)
10:30〜17:30
(1日2コマ全6回、お昼休みあり)
Bクラス
4/27(土)
5/25(土)
6/22(土)
10:30〜17:30
(1日2コマ全6回、お昼休みあり)
どちらのクラスも満席となりました
キャンセル待ち受付中です
受講料:¥33000(税込み、材料費込み)
場所:西荻窪 アトリエハコ(→★)
杉並区西荻南3-8-19 ヤマイチビル3F
tel 03-5941-6474
定員:Aクラス:6名様
Bクラス:6名様
持ち物:初回に、本を1冊持ってきていただきます
(ggg Books 世界のグラフィックデザインシリーズ)
詳細は、お申し込みいただいた方にメールでご連絡します
◆諸事情により日程が変更になる場合があります。
その場合は参加者の方には事前にお知らせいたします。
ご了承のほどよろしくお願いします。
製本について、しっかり、じっくり、学ぶための基礎講座です。モノがどうやってできているかを理解するにはそのモノを壊して組み立て直してみるのもひとつの方法です。それは、本についても同じです。一度、本を分解し、手で製本し直してみることでどのように本ができているかを知り、また、自ら本を作ることができる技術を身につけていきます。
本の修理と、手製本での自由な本づくり、2方向を目指す手製本基礎講座です。
本の修理は、どのように修理するか、どこまで修理するかなど、それぞれの本で異なってきます。1冊1冊の本に向き合わなければなりません。そこで、一から本をつくる技術を身につけて自ら対処法を考え、修理をしていくこと。そして、製本の基礎を学ぶことで、本の構造を知り自由にイメージした本を作ることができるように手製本を学んでいただきたいと考えています。
・・・・・・・・
この講座は、本の修理と手製本(角背の改装本)基礎1にて本の構造と、手製本、本の修理、糸かがり綴じ、布の裏打ちなど、本を解体して組み立て直すことを学んでいただいた方を対象としています。
基礎1との相違点は
・表紙の再生(紙の裏打ち、基礎1では布の裏打ち)
・一本針かがり(基礎1では、支持体のある本かがり)
・ドイツ装(本は表紙のミゾや背が壊れやすいため
ドイツ装の方法で表紙を組み立て直します)
・夫婦箱(基礎1では、スリップケース)
内容:本の修理とドイツ装の製本
vol.1 本の解体、背の修理、本文組み立て
vol.2 目引き、表紙の再生(紙の裏打ち)
vol.3 一本針かがり、背固め、背の補強
vol.4 ドイツ装の表紙づくり、完成まで
vol.5 夫婦箱、切り出しと組み立て
vol.6 夫婦箱、完成
※本の修理については、身近な本を直すための技術です
貴重な本の保存や修復に関しての技術ではありません
お申し込み・お問い合わせは
→ヨンネまで
件名「本の修理と手製本講座2」とし
AとBのクラスの希望
お名前、お電話番号をお知らせください
info@yon-ne.com
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2024年度の
本の修理と手製本 基礎講座1(角背の改装本とスリップケース)のお知らせです
◆どなたでもご参加いただける手製本講座です。
基礎123の受講の流れについては下記が可能になります。
基礎1→2→3
基礎3→1→2
基礎1→3→2
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2024本の修理と手製本
角背の改装本(全6回講座)
・・・・・・・・・・・・・・・
日程:2つのクラスがあります
Aクラス
2/24(土)
3/20(水・祝)
3/23(土)
10:30〜17:30
(1日2コマ全6回、お昼休みあり)
Bクラス
4/27(土)
5/25(土)
6/22(土)
10:30〜17:30
(1日2コマ全6回、お昼休みあり)
どちらのクラスも満席となりました
キャンセル待ち受付中です
受講料:¥33000(税込み、材料費込み)
場所:西荻窪 アトリエハコ(→★)
杉並区西荻南3-8-19 ヤマイチビル3F
tel 03-5941-6474
定員:Aクラス:6名様
Bクラス:6名様
持ち物:初回はナシ
表紙の布と見返し紙の持ち込みあり
こちらについては、初回に説明致します
◆諸事情により日程が変更になる場合があります。
その場合は参加者の方には事前にお知らせいたします。
ご了承のほどよろしくお願いします。
◆参考例
手製本について、しっかりじっくり学ぶための基礎講座です。モノがどうやってできているかを理解するには、そのモノを壊してみて組み立て直すこともひとつの方法です。それは、本についても同じです。一度、本を分解し、手で製本し直してみることでどのように本ができているか構造を知り、また、自分の手で本をつくることができる技術を身につけていきます。
本の修理と、手製本での自由な本づくり、2方向を目指す手製本基礎講座です。
本の修理は、どのように修理するか、どこまで修理するかなど、それぞれの本で異なってきます。1冊1冊の本に向き合わなければなりません。そこで、一から本をつくる技術を身につけて自ら対処法を考え、修理をしていくこと。そして製本の基礎を学ぶことで、本の構造を知り、自由にイメージした本を作ることができるように手製本を学んでいただきたいと思っています。
この講座は、その第一歩として角背の本を解体し、仕立て直して改装するという内容になります。
※本はこちらで用意します
※本の修理については、
身近な本を直すための技術です
貴重な本の修復技術ではありません
内容:本の修理と角背の改装本(くるみ製本)
vol.1 手製本基礎知識(糊の作り方や本の構造)
vol.2 本の解体、背の修理、本文組み立て
vol.3 目引き、見返し、表紙布の裏打ち
vol.4 本かがり、背固め、背の補強
vol.5 表紙づくり、完成まで
vol.6 スリップケース(保存箱づくり)
こちらの6回講座を修了した方は
・ドイツ装の修理と製本(基礎2)
・綴じの種類と表紙の構造(基礎3)
・丸背の改装本(基礎4、
アドバンスの自由クラス)
など
ステップアップの手製本講座があります
お申し込み・お問い合わせは
→ヨンネまで
件名「本の修理と手製本講座1」とし
AとBのクラスの希望
お名前、お電話番号をお知らせください
info@yon-ne.com
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嬉しいまさかのロングセラーดีดีใจ
『はじめて手でつくる本』重版のお知らせがあり4刷となりました。2023年10月25日発行。
手製本の本をつくりませんかと声をかけていただいた8年前には思いもよらなかったことです。今まで開催していた手製本ワークショップの内容を伝えることで手製本に興味を持つ人が増えてくれたらいいな。そんな想いでした。
壊れている本を直すには?直すためには製本ができればいいはず!私が手製本をはじめたきっかけです。手製本を学んでいくと本の修理も手製本も技術と喜びが絡まりながら綴られて重なっていきます。手製本沼のはじまりでした。その喜びがこの本を通じてこれからも結ばれますように。
本づくりに関わった皆さま、手にとっていただいた皆さま、手製本を愛する皆さま、本当にありがとうございます!!!
ขอบคุณทุกคนที่รักbookbindingมากๆนะคะ
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1ヶ月に1日開催している本の修理と手製本アドバンスクラスの日でした。
壊れた本を直してみる、綴じたいものを綴じる、テーマを決めて製本する、これは製本できるかな?製本してみたい!を進めるクラスです。
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本の修理も手製本作品もこつこつ続ける工程が多いですが今日はやっと完成した3冊が。折り畳まれた定期刊行物をアルバム製本で綴じてドイツ装仕立ての3冊に。発行は今後も続くそうなので集まったらまた綴じまとめましょう。
まとめるものもあれば、分冊する本も。1冊の上製本を5冊の上製本に分冊して函をつくって納める予定。まずは2冊完成!
その他、綴じ直しの改装本(コーネル装)や、図鑑の綴じ直し修理など。
本から離れて文具づくりも。製本技術でいろいろアイデア広がりますね。
来月もどんな本が仕上がるか楽しみです。
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回転扉のように空気がらり。気温も湿度も下がり過ごしやすい週末。本の修理と手製本アドバンスクラスの日でした。
壊れた本を直してみる、綴じたいものを綴じる、テーマを決めて製本する、これは製本できるかな?製本してみたい!を進めるクラスです
今日は1年越しで完成した本がありました。無線綴じの漫画「火の鳥」を解体、補修、開きの良い糸かがりに綴じ直して上製本にリメイクという本です。表紙の芯材が1mm厚なので上製本ですが軽やかな仕上がり、凸のタイトルも絵を窓で見せるデザインもかっこいいですね。
皆さんつくりたい本を少しづつ綴じ進めてます。
来月も何か仕上がる本がありそうです。
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今日はraanpumpuyさんとコラボでした。
raanpumpuyさんはタイ・アユタヤ名物菓子ロティサイマイと雑貨の販売、ヨンネは誕生曜日タイラッキーカラー革装豆本をつくる手製本WSです。
raanpumpuyさんがつくるロティサイマイは美味しいだけでなく色も楽しむことができます。今回のカラーは、水色と桃色のサイマイ、黒ゴマの入った緑のロティでした。カラフルなタイのイメージぴったりのかわいいお菓子なのです。
サクサク、ふわふわ、もっちり、香りも食感も楽しくて、くるくる巻いてワクワク、優しい甘さも楽しめるロティサイマイ。そんなロティサイマイのお土産付き。
豆本は、革装の豆本です。小さいとはいえ、きっちりと製本します。紙を折り、化粧断ち、目引きして糸かがり綴じ。表紙は本革を使います。革を扱う場合は革包丁またはメスを使って革の厚みを漉く工程があります。
はじめてだと少し難しいかもしれません。
でも、誰でもつくることができます!
表紙にはホットペンでフリーハンドの箔装飾をしました。
皆さんがタイ文字に興味を持ってくれたのも嬉しかったです。
raanpumpuyさんの雑貨販売、豆本参加の皆さんはヤードムを購入されてましたね。ヤードム、いろんな種類があるのですが気分転換や一服するのに欠かせません。
箔の装飾では
・うり坊
・ศุกร์(タイ語の金曜知りたいということで日のวันを省いて金のタイ語を)
・ご自分の名前とリボン
手描きは難しそうですが、小さいからこそこじんまりと文字も絵も納まってくれて誰でも可愛く仕上がる!のです。
rannpumpuyさん(→★)
会場のアトリエ・ハコさん(→★)
ご参加いただいた皆さま
ありがとうございました
・・・
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8月もそろそろ終わり。本の修理と手製本アドバンスクラスの日でした。
壊れた本を直してみる、綴じたいものを綴じる、テーマを決めて製本する、これは製本できるかな?製本してみたい!を進めるクラスです。仕上がった1冊はむかしの旅の思い出を綴ったアコーディオンブック。刷毛を動かし針を動かし綴じていく時間、大切な時間。
アドバンスクラスは基礎123を終えた方が中心ですが、内容によってはご相談に応じます。お気軽にご相談ください。
・・・
*本の修理と手製本のお問い合せについて→★
*手製本講座やワークショップのお知らせ→★
*『はじめて手でつくる本』ヨンネ著 発売中→★
*YONNE BOOKBINDING WEBSHOP→★
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お菓子、おかし、オカシ。
オカシな豆本をつくる手製本ワークショップでした。
用意したのは3種のオカシ。
◇カノムチャン
〇マカロンみたいなまるい豆本
△「キャラメルと飴玉」
まるい豆本が人気
まるい豆本は、直線直角など気にしない。なんとなあくまあるくしてもマイペンライ。綴じは基本を知っていると分かりやすいですが誰でもつくることができます。
自分で中身までつくったことあるけどハードカバーにするには?久しぶりの手製本だから気軽に参加できるものに!などなど。まるくてもしかくくても、糸で綴じて表紙を合わせれば、完成です。
オカシな豆本は、それぞれ手製本キットがあります。
写真をクリックするとWEBSHOPに飛びます。
カノムチャン豆本(コデックス装)
まるい豆本(かがり綴じアレンジ)
ヨンネ豆文庫(中綴じ)
※こちらはワークショップの内容と異なりソフトカバー仕上げです。
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*本の修理と手製本のお問い合せについて→★
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*『はじめて手でつくる本』ヨンネ著 発売中→★
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本の修理をしました。
「雑祭式典範」平岡好文著 1938年 京文社
512p、糸かがり綴じ、丸背上製本
お祖父様から受け継いだ昭和初期の神職教本。大事な時には読み返す大切な本とのこと。表紙は痛み、背表紙はなくなり、綴じは壊れて後ろのページは破れもひどいです。安心して読めるように修理してほしい、表紙はリメイクで、とのご希望でした。
聖書の修理は多く承るものの、神職教本ははじめて見ました。図説もあったりして何となく見たことのある道具なども。とても分かりやすそうな本です。
before
修理は解体から。
中身はすべてバラして掃除、破れを和紙で補修、折丁に戻して背の補修、綴じは支持体麻紐の糸かがりで。
(補修した背、目引き前)
(糸かがり綴じ)
表紙は麻布でリメイク。中身を保護する無地の折丁(ギャルドブランシュ)や、働く背をしなやかに補強するクータも合わせています。(函に収めたいところですがそこはご希望やご予算もあるので)
大事に読みながら永く引き継いでいただけると嬉しいです。
悪いことが起きないように、皆んなが幸せになれますように。神職さん、よろしくお願いします。
ご依頼ありがとうございました。
・・・・・・・
本の修理の方法は
1つだけではありません
修理の目的、ご希望の素材や
予算などに合わせて
修理方法を考えさせていただきます
本の修理や手製本、お気軽にご相談ください
今までの本の修理のご依頼→▲
手製本のご依頼→▲
お問い合せについては
こちら→★
をお読みの上、ご連絡をお願い致します
古本と手製本ヨンネ
植村愛音
info@yon-ne.com
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手製本うけたまわります。
絵本、写真集、詩集、手製本の他、本を納める箱、函、スリップケース、夫婦箱、帙、四方帙、うけたまわります。
夫婦箱のオーダーです。
「富本憲吉 河井寛次郎 濱田庄司 作品録」柳宗悦著
昭和15年刊の限定本。この本そのものは表紙が外村吉之介が制作した葛布でつくられているそうです。作品の図版が貼られているアルバム仕立ての製本。背と小口の厚みに差があります。
もともと箱もあったようですが、新たに夫婦箱に納めたいとのご依頼でした。箱に貼った和紙は出雲の手漉き和紙、表紙の布は丹波布の持ち込みです。丹波布は手紡ぎの綿糸を草木で染めた手織り布。ときどき横糸に織り込まれている白い糸は絹糸らしいです。手織りの布はしっかりしていて製本にもぴったり。
優しく素朴な色合いの美しい布に包まれて、本も安心して納まりました(きっと、本も安心して収まってくれてると思います)
ご依頼ありがとうございました。
・・・
1冊からの手製本
本を納める夫婦箱や箱(スリップケース)
本のリメイクや仕立て直し
承ります
手製本のご依頼例→▲
本の修理ビフォーアフター→▲
ご相談、お問い合せについては
こちら→★
をお読みいただいた上でご連絡ください
古本と手製本ヨンネ
植村愛音
mail→▲ info@yon-ne.com
・・・
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*手製本講座やワークショップのお知らせ→★
*『はじめて手でつくる本』ヨンネ著 発売中→★
*YONNE BOOKBINDING WEBSHOP→★
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9月の手製本ワークショップのお知らせです
去年の12月にはじめて開催したコラボWSのvol.2
タイ・アユタヤ名物菓子ロティサイマイの
「raanpumpuy」さんとコラボWSです!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
raanpumpuyさん
タイ・アユタヤ名物菓子ロティサイマイ販売
×
古本と手製本ヨンネ
誕生曜日タイラッキーカラー革装豆本をつくる手製本WS
at アトリエ・ハコ(西荻窪)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
日時:9月18日(月・祝)
14:00〜17:00
参加費:7000円
【材料費込、ロティサイマイ(通常サイズ)お土産付】
定員:6名様
場所:西荻窪 アトリエハコ(→★)
杉並区西荻南3-8-19 ヤマイチビル3F
終了しました WSの様子→★
・・・・・・・・
誕生曜日タイラッキーカラー革装豆本
タイを好きになってはじめて知ったのですが、タイの人たちは自分の産まれた日が何曜日だったのか知っています。そして曜日ごとに色があり、産まれた曜日の色がラッキーカラーとなるそうです。タイのカラフルなイメージともつながり面白いなあと思いました。「タイ、曜日、ラッキーカラー」などで調べるといろいろ説明があるので気になる方はそちらで(ex. →★)
常日頃、カラフルからは程遠い製本が多いですが今回はいつもの革装豆本をラッキーカラーで手製本するワークショップです。
日 วันอาทิตย์:赤
月 วันจันทร์:黄
火 วันอังคาร:ピンク
水 วันพุธ:緑(18時から黒)
木 วันพฤหัสบดี:オレンジ
金 วันศุกร์:青
土 วันเสาร์:紫
中身は糸かがりで綴じて、革装の表紙で仕上げます。製本の工程を中身から表紙まで進めることと、表紙を本革で仕上げるのがポイントです。糸での綴じ方、革をどう扱うのか、小さいながらもしっかり手製本します。フリーハンドで描ける箔押しペンで表紙を施すこともできます。
ヒモを通すとネックレスにもなります。
そしてそして
raanpumpuyさんのロティサイマイお土産付きです!!!
raanpumpuyさんは、日本初!そして日本唯一!タイ・アユタヤ名物のローカルスイーツをつくるロティサイマイ屋さんです。ロティサイマイ(โรตีสายไหม)はタイ王国にある遺跡の街、アユタヤの名物ローカル菓子。糸状の飴(สายไหมサイマイ)をクレープ状の生地(โรตีロティ)に乗せてクルクルと巻いて食べる不思議な美味しいお菓子です。
手製本ワークショップ参加者の皆さんはその日に販売されるロティサイマイと同じものをお土産としてお持ち帰りいただけます。
また、ロティサイマイの販売もあります(要事前予約制)
※予約方法は、raanpumpuyさんのInstagramにて(→★)
フォローしたうえで予約方法が発表されるのをお待ちください
さらに、ロティサイマイのほかに
pumpuyさんがタイで見つけた雑貨とシールの販売もあります。
◎お取り置き可
◎ロティサイマイご予約なしの方もご購入可
こちらもInstagramに(→★)詳細が告知される予定です
・・・・・・・・
前回のコラボワークショップ時の12月にはタイへ行ったことのなかった私ですが、年末年始と今年の7月にタイに行ってきました!心躍るロティサイマイも現地で食べることができました。pumpuyさんのロティサイマイと同じように香りと甘さで幸せいっぱい。皆さんにもぜひタイを味わっていただけたらと思います。ご参加、お待ちしております。
前回のコラボ、カノムチャン豆本の手製本ワークショップの様子→★
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手製本ワークショップの
お申し込み・お問い合せは
ヨンネ→★までメールにて
件名「ラッキーカラー豆本」
内容「お名前」と「お電話番号」と「ご希望の豆本の色」をお知らせください。
info@yon-ne.com
※状況によっては開催の延期や中止となる場合があります。ご了承ください。
※3日以内に返信します。
もし返信がない場合にはエラーの可能性があるのでお手数ですが改めて別のメールからお送りください。
CM:YONNE BOOKBINDING WEBSHOPでは、革装豆本のつくり方が掲載されている「はじめて手でつくる本」を販売しています(→★)
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*本の修理と手製本のお問い合せについて→★
*手製本講座やワークショップのお知らせ→★
*『はじめて手でつくる本』ヨンネ著 発売中→★
*YONNE BOOKBINDING WEBSHOP→★
今日は写真家の金森玲奈さんのアトリエMaison PHOTOGRAPHICAにて写真×手製本WSでした(→★)写真を表紙に使った糸綴じ製本です。中綴じ、かがり綴じの2冊。
楽しい可愛い!綴じてる時間が心地良い!工程が進む度に心の声が飛び出したり、写真をどう使うか新しい発見と出会いも。企画の金森さん、ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
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梅雨明け。2023年7月の本の修理と手製本アドバンスクラスでした。壊れた本を直してみる、綴じたいものを綴じる、テーマを決めて製本する、これは製本できるかな?製本してみたい!を進めるクラスです。
おる、かがる、ぬる、はる、ひく、たたく、あわせる、工程いろいろ。
かがり台を使ってかがる
折りたたんである紙をどう綴じるか、少しおもしろい構造です
コデックス装をつくっています
できあがり
図鑑の修理
目引き
火の鳥!
無線綴じの古書を修復、和紙で補修し、折丁化
やっと目引きまで
アーティストさんの特典もの
ペラになっているばらばらの紙モノを綴じて本にする予定
ボリュームのある本を分冊、平綴じでまとめます
裏打ち
手製本、製本、本、文字、アドバンスクラスの生徒さんの話題は尽きません。楽しい一日。
アドバンスクラスは基礎123を終えた方が中心ですが、内容によってはご相談に応じます。お気軽にご相談ください。
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วววわいわい和装本の手製本WS
午前、午後、まるっと和装本の日でした
四つ目綴じ、康煕綴じ、折本、列帖装。
和紙の軽さと柔らかさがあってこその和装本ですが紙を選べば洋紙でも製本できます。絵本、スクラップ帳、ノートにも。新しく見つけた木材スライス漉き込み和紙が人気でした。クラゲのようなニンニクのような和紙、かわいいのです。
ご参加ありがとうございましたววว
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8月の手製本ワークショップは
豆本づくりです
以下の3つ豆本からお好きなものを選んで手製本します
マカロンみたいなまるい豆本
カノムチャン豆本
キャラメルと飴玉
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オカシな豆本をつくる手製本WS
at アトリエ・ハコ(西荻窪)
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8月26日(土)
午前の回 10:30-13:30
午後の回 14:30-17:30
参加費 5500円(材料費込)
場所:西荻窪 アトリエハコ(→★)
杉並区西荻南3-8-19 ヤマイチビル3F
tel 03-5941-6474
定員:各回6名様
終了しました WSの様子→★
マカロンみたいなまるい豆本
本のかたちは一般的に四角です。綴じる背が必要なためどうしても直線がひとつ必要です。まるい豆本では本文に直線をひとつ設定し、糸で綴じます。表紙は丸いかたちで仕上げるとマカロンのような丸い豆本ができあがり。
製本ポイント:糸かがり綴じアレンジ
カノムチャン豆本
タイの伝統菓子でカノムチャンというお菓子があります。もちもちとしたウイロウのようなお菓子で、白と色の着いた生地が交互に積み重ねられて層になっています。形は四角だけでなく、三角や型を入れてお花の形などいろいろ。ここでは層の点を手製本でつくってみます。タイでは9という数字が縁起がよく、9層のカノムチャンです。
製本ポイント:糸かがり綴じ(パピヨンかがり)
カラー:緑、桃、紫、青
キャラメルと飴玉
夢野久作「キャラメルと飴玉」を本文用紙に印刷し、一折中綴じして表紙を合わせます。豆本なので表紙の芯材は1mm厚にて。できあがったら読むことができます。
製本ポイント:一折中綴じハードカバー(1mm厚表紙)
カラー:赤 、青
・・
お申し込み・お問い合せは
mailで→ヨンネまでお願いします
件名に「豆本の種類」を明記の上
お名前
お電話番号
午前又は午後の回の希望
ご希望のカラー(カノムチャン、キャラメルと飴玉を選択の方)
お知らせ下さい
info@yon-ne.com
※3日以内に返信させていただきます
もし返信がない場合には
ブロックされている可能性がありますので
お手数ですが再度メッセージをお願い致します
・・・
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*手製本講座やワークショップのお知らせ→★
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2023年6月の本の修理と手製本アドバンスクラスでした。壊れた本を直してみる、綴じたいものを綴じる、テーマを決めて製本する、これは製本できるかな?製本してみたい!を進めるクラスです。
児童書の修理、古書の改装、作品集、紙ものを綴じまとめる、など。
ペラの定期刊行物に足をつけ、足をかがり綴じにするという工夫。開きやすく読みやすく。トリコロールカラーでドイツ装仕立てにて。
作品集づくり、スイス装にて。A3サイズで大きなサイズ。存在感があります。
慌てない、急がない、でもやりたいことはどんどんやってみよう、そんなクラスです。
アドバンスクラスは基礎123を終えた方が中心ですが、内容によってはご相談に応じます。お気軽にご相談ください。
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*手製本講座やワークショップのお知らせ→★
*『はじめて手でつくる本』ヨンネ著 発売中→★
*YONNE BOOKBINDING WEBSHOP→★
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4-6月の本の修理と手製本講座スタートしました。1冊の本を解体して製本前の状態に戻し補修、改めて製本するという内容です。角背改装本と函、ドイツ装改装本と夫婦箱、2つのコースを進めます。
1,2回目・・・
本の観察と解体、折丁の補修や表紙を剥がして裏打ち、様々な製本の観察、紙や接着剤、和紙についてなど。本の構造を知り、自分の手で製本することで、本の修理や作品づくりにつなげます。
3,4回目・・・
目引き、糸かがり綴じ、背固め、裏打ちなど。ドイツ装は仕上がりました。来月5,6回目は最終回。ハコもつくります。
5,6回・・・
角背の改装本は完成し、スリップケースをつくって合わせました。ドイツ装の改装本は夫婦箱を。続けていくことでみんな少しづつレベルアップしているのがよく分かって嬉しいです。本の修理と手製本は本の観察と自分の手を動かすところからはじまります。
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*本の修理と手製本のお問い合せについて→★
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2023年度
手製本基礎講座3のお知らせです
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基礎3は、どなたでも受講できます
基礎123の受講の流れについては
下記が可能になります
基礎1→2→3
基礎3→1→2
基礎1→3→2
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本の修理と手製本
綴じの種類と表紙の構造(全10回)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
日程:2023年9月23日(土)
9月30日(土)
10月28日(土)
11月25日(土)
12月23日(土)
10:30〜17:30
(1日2コマ全10回、お昼休みあり)
※スケジュールが変更になる場合があります。
その際は1ヶ月前までにお知らせいたします。
受講料:¥54,000(税込み、材料費込み)
※27,000×2分割払い可能
場所:西荻窪 アトリエハコ(→★)
杉並区西荻南3-8-19 ヤマイチビル3F
tel 03-5941-6474
定員:6名様
持ち物:特になし
終了しました 講座の様子はこちら→★
・・・・・
本の構造を知り、
綴じの種類や表紙の構造について学びながら
本の修理と手製本を学ぶ講座です
合わせて10回の連続講座です
本の修理は、どのように修理するか、
どこまで修理するかなど
1冊1冊の本に向き合わなければなりません
部分的な修理ではなく、
いちから本をつくることで、
自ら対処法を考えて修理をできるように、
また、機械製本されたものを
どのように手製本で組み立て直すか
実際に手を動かして学びます
・・
手製本基礎講座1(→★)2(→★)は
書籍を解体して組み立て直し、
再製本するという
1冊の本と向き合う内容となっています
手製本基礎講座3については
様々な綴じの種類と表紙の構造を
自分の手で製本してみることで
本の修理と手製本につなげることを目指します
実際に綴じて製本する種類と構造
・無線綴じ
・あじろ綴じ
・中綴じ
・平綴じ
・糸かがり綴じ(支持体無、パピヨンかがり)
・糸かがり綴じ(支持体有、麻紐)
・糸かがり綴じ(支持体有、平紐)
・糸かがり綴じ(支持体無、1本針かがり)
・ソフトカバー(並製本、見返し無)
・ソフトカバー(並製本、見返し有)
・角背ハードカバー(上製本、基本)
・角背ハードカバー(上製本、継ぎ表紙)
・角背ハードカバー(上製本、ドイツ装)
・角背ハードカバー(1mm厚表紙上製本)
・丸背薄表紙(地券装)
・丸背ハードカバー(丸背上製本、コーネル装)
・・・・・・・
Vol.1
紙、接着剤、道具、本の構造について
本のクリーニング、本の扱い方、
破れたページの修理
Vol.2
無線綴じ、ソフトカバー(見返し無)
あじろ綴じ、ソフトカバー(見返し有)
中綴じ、角背ハードカバー(2mm厚)
*背割れの本を綴じ直すには
Vol.3
平綴じ、角背ハードカバー(継ぎ表紙)
Vol.4
糸かがり綴じ(パピヨンかがり)
角背ハードカバー(ドイツ装)
*背の補強、クータの必要性
*花布のつくり方
Vol.5
外れたページの修理、濡れたページの修理
裏打ち(布と紙の裏打ち)
Vol.6
糸かがり綴じ(支持体有、麻紐)
糸かがり綴じ(支持体有、平紐)
Vol.7
糸かがり綴じ(支持体無、1本針かがり)
Vol.8
角背ハードカバー(1mm厚)
丸背薄表紙(辞書などにみられる地券装)
Vol.9,10
丸背ハードカバー(2mm厚、コーネル装)
※本の修理については、
身近な本を直すための技術です
貴重書の保存や修復に関しての技術ではありません
※手製本基礎講座「3」については
はじめての方でも、
「1」「2」を受講された方も
どなたでも参加することができます
(本の修理と手製本基礎講座→★)
基礎3の講座の様子
2021年→★
・・・
お申し込み・お問い合わせは→ヨンネまで
件名「手製本基礎講座3」とし
お名前、ご連絡先をお知らせください
info@yon-ne.com
平日に手製本レッスンを受けてみたい
という方も募集しています
マンツーマンでゆっくり学びます
(詳細ははこちら→★)
・・・
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*YONNE BOOKBINDING WEBSHOP→★
7月の手製本ワークショップは
和装本(和本、和綴じ)です
以下の4つの和本からお好きなものを選んで手製本します
四ツ目綴じ
康煕綴じ
折本
列帖装(綴葉装)
・・・・・・・・・・・・・・・
わいわい和装本の手製本WS
at アトリエ・ハコ(西荻窪)
・・・・・・・・・・・・・・・
7月22日(土)
午前の回 10:30-13:30
午後の回 14:30-17:30
参加費 5500円(材料費込)
場所:西荻窪 アトリエハコ(→★)
杉並区西荻南3-8-19 ヤマイチビル3F
tel 03-5941-6474
定員:各回6名様
終了しました 講座の様子→★
・・・
和装本(和本、和綴じ)
和装本とは、中国や朝鮮半島を渡って日本に伝わり書物のかたちとなりました。特に四ツ目綴じは Japanese Bindingと呼ばれ海外でも人気の製本のようです。四つの穴を綴じる「四針眼訂法(ししんがんていほう)」は四ツ目綴じとも呼ばれて中国や日本の製本に多く五つの穴を綴じる「五針眼訂法」は朝鮮半島に多いそうです。和装本は何といっても繊維の長い楮や三椏などの植物からできた和紙を使うため、軽やかでしなやか、巻いたり折ったり糊や糸で綴じても開きがよい本になります。
和装本は誰でも気軽に綴じることができます。製本しやすいということは壊れても直しやすいです。また、洋本や機械綴じにつながる視点からも楽しむことができます。
四ツ目綴じ
康煕綴じ
構造がシンプルで誰でも製本できます。袋綴じなので片面印刷で印刷しやすい、綴じの流れが分かりやすい平綴じです。伝統的な綴じ模様としては、四ツ目綴じ、康煕綴じ、亀甲綴じ、麻の葉綴じがあります。今回は、四ツ目か康煕綴じを選んで綴じてみましょう。基本の糸の流れが分かると、オリジナルの綴じ模様を考えることもできます。前回の講座の様子(→★)
折本
巻子本から発展したのは折本です。長い紙を山谷山谷と折る製本もありますが、見開きサイズで印刷したり書いた紙を折って交互に合わせて糊で綴じる製本がつくりやすいです。現在では御朱印帳として親しまれる製本ですが、アルバムや収集帳などにも応用することができます。前回の講座の様子(→★)
列帖装(綴葉装)
袋綴じや平綴じではなく、洋本のように見開くことができる糸綴じの和本です。糸かがりの流れは機械製本に通じるものがあります。綴じ糸が背に見える装丁は現代のコデックス装にもつながるのかもしれません。前回の講座の様子(→★)
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お申し込み・お問い合せは
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件名に「和装本の種類」を明記の上
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WEBSHOP商品
四ツ目綴じと康煕綴じは手製本キットがあります
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本の修理をしました。
「最新 代数学と幾何学」昭和50年
無線綴じ、ソフトカバー
本の修理では聖書や辞書が多いなか、数学書です。ご依頼主さんが大学生の時の教科書で座右の書となり長く読み続けているとのこと。無線綴じの並製本でした。読んでいるうちに背割れしてそこを接着剤で直してまた別の箇所が背割れして接着……を繰り返していたようで背がガチガチでした。パッカリと外れてしまう箇所もあればノドから10ミリぐらい接着剤が貼り付いていて開きにくい部分もあったり。
修理方法としては3つの綴じ直しが考えられました。無線綴じ、平綴じ、糸かがり綴じです。それぞれの構造的な特徴をお伝えし、今後もまだまだ読み続けたいということなので、開きがよく読みやすく壊れにくい糸かがり綴じで直すことになりました。
before
作業工程は、本文紙を1枚づつ解体、接着剤を取り和紙で補修する、背を和紙で繋ぎ折丁化する、中身保護のためギャルドブランシュを合わせる、目引きして見返し貼り、そして糸かがり綴じ、です。表紙はもとの表紙を使い背はクロスにして仕上げました。
after
本を直すときにはご依頼主さんと本の思い出と未来を少しお裾分けいただけるのでいつも温かくなります。その人とともに生きている本を修理することができて嬉しいです。ご依頼ありがとうございました。
ご依頼主さんにも「数学教師の書斎」(→★)というブログにて紹介していただきました。読書の記録も興味深いです。★をクリックしてみてください。
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本の修理の方法は
1つだけではありません
修理の目的、ご希望の素材や
予算などに合わせて
修理方法を考えさせていただきます
本の修理や手製本、お気軽にご相談ください
今までの本の修理のご依頼→▲
手製本のご依頼→▲
お問い合せについては
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植村愛音
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手製本うけたまわります。
絵本、写真集、詩集、手製本の他、本を納める箱、函、スリップケース、夫婦箱、帙、四方帙、うけたまわります。
夫婦箱のオーダーです。「和染和紙」昭和23年刊の限定本。中には和紙の見本が貼られていて表紙は紙の糸で織られた紙布でできています。本の背は天の部分でほつれがあり、そこを補修することと保存するための夫婦箱のご依頼でした。素材は持ち込み素材で出雲の手漉き和紙、斐伊川和紙で製作しました。
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1冊からの手製本
本を納める夫婦箱や箱(スリップケース)
本のリメイクや仕立て直し
承ります
手製本のご依頼例→▲
本の修理ビフォーアフター→▲
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2023年5月の本の修理と手製本アドバンスクラスでした。壊れた本を直してみる、綴じたいものを綴じる、テーマを決めて製本する、これは製本できるかな?製本してみたい!を進めるクラスです。
工程が続いていくもの、やっと完成した本。綴じるものは、記憶、記録、思い出、未来、誰かを想う気持ち、日々の楽しみ、遊び心、自由。คิดถึงจัง
アドバンスクラスは基礎123を終えた方が中心ですが、内容によってはご相談に応じます。お気軽にご相談ください。
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気持ちのよいGW前半の2日間
作品集のための手製本講座(全4回)でした。
基本の角背上製本に加えてスイス装(背開き上製本)とコデックス装(背表紙なし製本)の3冊を製本しました。造本が基本と異なることにより作品が映える見返しや表紙があります。どんな製本でも作品集になりますが、少し視点をズラすことのできる製本です。
綴じ方は、支持体(平ヒモ)のある基本の糸かがり綴じ、支持体のないリンクステッチ、それから列帖装の綴じに似たパピヨンかがりの3つです。この綴じ方だからこの表紙という決まりはないので、組み合わせを替えることもできます。自分の綴じやすい方法や、作品に向いている綴じ方を選択してみてください。
絵を描いている、布のデザインをしている、甥っ子のアルバムを製本したい、などなど。新しい作品ができあがりそうですね。はじめての方が多かったのですが、製本するぞーというフツフツした空気が伝わってきて嬉しかったです。手製本のために時間をつくっていただきありがとうございました。
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2023年4月の本の修理と手製本アドバンスクラスです。壊れた本を直してみる、綴じたいものを綴じる、テーマを決めて製本する、これは製本できるかな?製本してみたい!を進めるクラスです。
無線綴じの漫画のページを和紙でつないだり、大事な冊子を糸で綴じたり、休憩がてら和本をつくってみたり、綴じ終わった背に丸みを出したり、改装本の夫婦箱が完成したり。
手製本を愛する人も本も文字も物語も紙も糸も手も背中の丸みも麻糸モケモケも何もかもみんなかわいいです。น่ารักกก
アドバンスクラスは基礎123を終えた方が中心ですが、内容によってはご相談に応じます。お気軽にご相談ください。
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*本の修理と手製本のお問い合せについて→★
*手製本講座やワークショップのお知らせ→★
*『はじめて手でつくる本』ヨンネ著 発売中→★
*YONNE BOOKBINDING WEBSHOP→★
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うきうき綴じの手製本WSでした。
うきうき綴じ、はじめて綴じる時はもしかしたもやもや綴じかもしれません。できあがってうきうき!そして2回目からは綴じる時もうきうき!刺繍のようだけど立体的な折と表紙を綴じるので運針は製本ならではです。アーティスティックスイミングみたいな?綴じかもしれません。表は美しく水面下(ノド部分)の世界での動きも大切です。
できあがり。
今回、ノート仕立てですが、本文紙を厚紙にすればアルバムに。表紙もハードカバーにアレンジすることも可能です。
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太陽と雨雲が競り合っているようなお天気。
道路や壁に映る影がくっきりしていました。
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*本の修理と手製本のお問い合せについて→★
*手製本講座やワークショップのお知らせ→★
*『はじめて手でつくる本』ヨンネ著 発売中→★
*YONNE BOOKBINDING WEBSHOP→★
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5月のGW
手製本講座のお知らせです
本の修理と手製本講座の内容には入っていない
・背開き上製本(スイス装)
・背表紙なし製本(コデックス装)
を、お伝えします
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作品集のための手製本講座・全4回
糸かがり綴じ、角背上製本、
スイス装、コデックス装
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日程:5月3日(水・祝)
5月4日(木・祝)
10:30〜17:30
参加費:22000円(4回分)
場所:アトリエ・ハコ(→★)
杉並区西荻南3-8-19 ヤマイチビル3F
tel 03-5941-6474
持ち物:なし
※お昼休みがあります。
お弁当の持ち込み可能。周辺に飲食店は多いです。
定員:6名様
終了しました 講座の様子→★
前回の講座の様子はこちら→★
「作品集のための手製本」
この手製本講座で綴じて製本するのは
糸綴じ3つと、ハードカバー製本3タイプです
3冊の本ができます
・糸かがり綴じ(支持体あり、平ヒモ)
・1本針かがり綴じ(支持体なし)
・パピヨンかがり綴じ(支持体なし)
・角背上製本(布装ハードカバー)
・背開き上製本(スイス装)
・背表紙なし製本(コデックス装)
本の修理と手製本講座の内容では
お伝えすることのなかった
・背開き上製本(スイス装)
・背表紙なし製本(コデックス装)を含んだ
手製本講座です
この2つの手製本キットをアップしたところ
作品集や写真集をつくっている方から
ご希望が多いように感じました
本の修理と手製本講座では
機械製本の製本方法を知り修理と手製本に活かし
より丈夫に直すための手製本、という観点から
無線綴じをはじめ、様々な糸綴じで中身を綴じまとめ
並製本、角背上製本、丸背上製本、
ドイツ装、コーネル装などの
表紙の構造をお伝えしています
スイス装とコデックス装は、
中身を支える背表紙がないことから
安定感が弱まり、壊れやすくなってしまう
というデメリットがあります
とはいえ、表紙の素材や色、デザインなどで
装丁を魅せることがどうしても多くなるなか、
一般的な製本から離れることで
目を引きやすく、デザインの可能性も広がり
作品集としての見せる力が強くなる
というメリットもあります
そこで、基本の糸かがり綴じと角背上製本に、
スイス装とコデックス装の技術を加え
綴じと表紙の違いと見せ方や
メリットとデメリットを確認しながら
作品集づくりの手製本に
活用していただけたらと思います
もちろん、修理を知りたい方にも
スイス装やコデックス装を
製本のバリエーションとして加えていただき、
製本について深めていただければと思います
第1回 糸かがり綴じ(支持体あり、平ヒモ)
のり綴じではなく、糸綴じでつくると丈夫です
同じ糸綴じでも丈夫さの違いはあります
糸かがり綴じ>1本針かがりとパピヨンかがりです
また、見た目については特に背表紙がない場合、
糸かがり綴じは支持体で遊ぶと背が映える、
1本針かがりは支持体がないので背がすっきりする、
パピヨンかがりは糸色で背が映える、と言えます
第2回 角背上製本(布装丁)
糸かがり綴じ(支持体)した中身に
布装にすることで丈夫で上質になる表紙を合わせ
基本の角背上製本で仕立てます
中身をしっかりと見せながら
本としての良さも加わり作品集にぴったりです
第3回 1本針かがり綴じと背開き上製本(スイス装)
基本の上製本を踏まえ、
造本の異なるスイス装を製本します
中身は1本針かがりで支持体がないため
背はすっきりとしています
ソフトカバーとハードカバーの間のような製本です
第4回 パピヨンかがりと背表紙なし製本(コデックス装)
パピヨンかがりで綴じた中身に
ハードカバーの表紙を合わせたコデックス装を製本します
ソフトカバーに仕立てることも可能です
背表紙がないことが特徴なので
糸綴じを強調し、
作品に合わせた色糸で遊ぶことができます
申し込み、お問い合わせ
mail にて→ヨンネまでお願いします
info@yon-ne.com
件名に、作品集のための手製本
内容に、お名前、お電話番号
明記してください
※3日以内に返信します
もし返信がない場合にはエラーの可能性があるので
お手数ですが改めて別のメールからご連絡ください
・・・
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*『はじめて手でつくる本』ヨンネ著 発売中→★
*YONNE BOOKBINDING WEBSHOP→★
2023年3月の本の修理と手製本アドバンスクラスです。壊れた本を直してみる、綴じたいものを綴じる、テーマを決めて製本する、これは製本できるかな?製本してみたい!を進めます。
絵本の修理、無線綴じの漫画本の補修、折られた定期刊行物を綴じる、文庫本の改装、何かつくりたい!など。
アドバンスクラスは基礎123を終えた方が中心ですが、内容によってはご相談に応じます。お気軽にご相談ください。
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2023年1-3月の本の修理と手製本講座
基礎1と2、スタートしました。
1冊の本を解体して製本前の状態に戻し補修、改めて製本するという内容です。角背の改装本とスリップケース、ドイツ装の改装本と夫婦箱、2つのコースを進めます。
・・・
1,2回目
本の解体、折丁背の補修や、表紙を芯材から剥がして裏打ち、様々な製本の観察や紙についての基本を。
・・・
3,4回目
目引き、綴じ、裏打ちなど基本を重点において進みました。簡略化やアレンジもすべては基本があってこそ。広く理解しやすくなります。
・・・
5,6回目
角背の改装本とスリップケース、ドイツ装の改装本と夫婦箱、2つのコースを進め、どちらもできあがりました。本を納める箱ができると安心です。
皆さま、ご参加ありがとうございました。
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初日に手製本ワークショップで参加しました。
できたて新和紙まつり(→★)
できたて新和紙とは初釜寒漉き
できたばかりの和紙のことです。
和紙を新しい視点から触れてみようということで企画されたとのこと。お声かけいただいて手製本ワークショップで参加しました。
列帖装の製本です。
会場は日本橋の小津和紙さん(→★)
全国の和紙が揃っていてオススメの和紙屋さん。
ギャラリーに並ぶできたての新和紙!
菊版の大きな全紙を皆さんに選んでいただき水切りでカットするところから。水切りすると和紙の繊維を活かした耳ができます。和紙ならではの風合いを楽しめます。四つ切りにしたあとは、それぞれ折って折って折って、16頁で1折を4折つくります。折は袋綴じのまま穴を開けて糸で綴じて、和紙も製本もできたて、ふわっとピュアな仕上がりです。
和紙は経年したほうが滲みも少なく版画や書にも適するのでそういう意味では木材と同じだなあと改めて感じました。さてこのできたて新和紙の列帖装はいかに・・・少し時間を置いてから何か書きとめてもいいですね。
あいにくの雨模様でしたが、日本橋の桜は満開。
しっとりとした良い1日でした。
企画にお誘いいただきありがとうございました。
平日にも関わらずご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
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2023年本の修理と手製本アドバンスクラス
1月はお休みさせていただきました。
ありがとうございました。
ということで、2月からスタートです。
壊れた本を直す、綴じたいものを綴じる、テーマを決めて製本する、これは製本できるかな?製本してみたい!を進めます。
絵本の修理、無線綴じの漫画本を糸かがりで綴じ直す、文庫本の改装など。皆さん思い思いに制作しながら近況報告や愚痴なども含めてお喋り。もちろん何をつくっているのかな?とそれぞれ手製本の共有も。
アドバンスクラスは基礎123を終えた方が中心ですが、内容によってはご相談に応じます。お気軽にご相談ください。
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4月の手製本ワークショップのお知らせです
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うきうき綴じの手製本ワークショップ
at アトリエ・ハコ(西荻窪)
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日時:4月16日(日)
10:30〜13:30
参加費:5500円
定員:6名様
場所:西荻窪 アトリエハコ(→★)
杉並区西荻南3-8-19 ヤマイチビル3F
tel 03-5941-6474
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終了しました WSの様子→★
YONNE BOOKBINDING WEBSHOPでも販売している、綴じ模様を楽しむ糸綴じノートを3冊つくります。紙を何枚かまとめて折った折丁を、1折、2折、3折、それぞれ表紙に直接綴じることで綴じ模様をつくります。(手製本キットはこちら→★)シンプルな模様はもちろん糸の流れを工夫すると背表紙に模様をつくることができます。今回は、新芽、音符、本、3つの糸綴じ模様をうきうき綴じてみましょう。
※3冊つくります
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お申し込み・お問い合せは
ヨンネ→★までメールにて
お名前とお電話番号をお知らせください
info@yon-ne.com
※3日以内に返信します
もし返信がない場合にはエラーの可能性があるので
お手数ですが改めてメールをお送りください
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2022-2023年末年始、はじめてタイに行ってきました。常夏の国、タイ。そもそも暑いのは苦手なのにいつも暑いってどういうこと?半袖Tシャツの上に冬の上着をはおって、いざ。タイのドラマを見始めてはや1年経過、そもそもドラマというものを見る習慣がなかったのに。はじめて視聴したときその生活や文化、そしてタイ語とタイ文字にも目が釘付けに。タイってこんな爽やかなの?なぜそういう行動になるのだろう?音楽はシティポップ流行り?あの食べ物はなに?タイ文字ってかわいいしタイ語の音もなんてかわいいの。そして何よりパンクじゃん。私は大好きなパンクを感じました。それからどんどん言語も文化も気になりドラマを大量に見続けてタイの小説を読んだり映画を観たり音楽を漁ったり。でも所詮は画面の中のこと、どんな土地で街で人々なのかこの目で確かめたい、食べ物も味わいたい、ライブも行きたい、とにかくタイの空気を吸いたかった。
感じたことや写真がたくさんあるけれど、とりあえず主に本周りのことだけをメモしておきます。タイのドラマがきっかけでタイランドを好きになってしまったのでそれを避けてはメモも残せず何のことやらとも思うでしょうが、気になる方は最後に脇道リンクを置いておきますので軽く見ていただき、そうでない方はタイについて少しでも興味を持っていただけると嬉しいです。タイはパンク。エネルギーに満ち満ちていて思った以上にギラギラしていました。昔の自分だったら呑まれてしまいそうだけど、今の自分には生きる源になっています。
スワンナプーム到着。
タイ文字がどんどん目に入ってきてそれだけで歓喜、空港内の小さなセブンイレブンでも、見たことあるもの見たことないものにわいわい。なかなか空港から出られなかった。中心街へ行くまでの駅構内や電車内もキョロキョロしてしまってもう大変。とにかく感動しっぱなし。これが帰るまで続きました◎
マンホール。ทสท
文字が気になるのですぐ読みたくなる
(独学中なのですべて読めるわけではない)
ローマ字で表すと、TST
タイの国営通信会社らしい(→★)
横断歩道がこれまた渡るのがこわい。隙をみて車やバイクが走り抜けようとする。最初はこわかったけど様子を見ながら注意して渡ればよし。
赤白の横断歩道に書いてあるのは・・・
พื้นทีจับปรับ かな(文字読みが間違ってる可能性あり)
地面พื้น 接続詞ที つかむจับ 調整・罰金ปรับ
罰金エリアなのかな。
(2023.02.25追記
ここはアソーク駅の交差点です。Kristくんが来日した際に渋谷の交差点に立ちながらアソークの交差点に来たよーと冗談を言っていた動画を先日見ました。ということでここは渋谷の交差点のような場所だという認識に。渋谷の交差点は難なく渡れますが確かにここは渡るのが怖かったです)
今回の旅では手書きのタイ文字や看板などのタイフォントをたくさん収集しました。くるくるとした基本の文字だけでなく(私はタイ明朝体と呼んでいる)、特徴的な丸を省略したフォントや、すっきり英字のようにデザインされた文字、ゴシックのようなごつごつした文字、毛筆で書く漢字のとめ跳ね払いのような文字など、魅力的な文字がたくさんありました。
さて、本屋さん。
まずは、紀伊國屋書店から。
サイアムパラゴン3F、セントラルワールド5F、エムクオーティエ3F、バンコクには3店舗あるようです。サイアムパラゴンの地下にある水族館に行かなければならなかったので、その足で3Fの紀伊國屋に寄りました。この店舗はタイ語と英語の書籍を多く揃えていて日本語学習書も充実してました。いろいろ欲しくなってしまい冊数が増えたおかげか、サービスで布バッグに入れてくれました。真ん中にあるのはエンデの「モモ」โมโม่ タイ語版のデザインもいいです。
紀伊國屋書店サイアムパラゴン店(→★)
サイアムは原宿のようだとイメージしていましたが原宿どころではなかったです。
こちらも新刊書店
นายอินทร์ (Naiin)
サイアムの西側、MBKセンターというこれもまた大きなショッピングモールの中にあります。日本だと雑誌売場がまあまあの面積を占めている印象がありますが、上記の紀伊國屋とこちらのNaiinを見てみると雑誌売場は狭いです。電子書籍の利用が多いからでしょうか(私もタイの雑誌や書籍を電子で購入することあります便利)また、新聞は販売されているのですがフリーペーパーのような紙ものをほぼ見かけませんでした、大手書店だからでしょうか、ちょっと寂しいです。さらにどちらもBLコーナーがあり、NaiinではYaoiの表記でした。個人的にはこちらの表記の方がしっくりきます。Naiinはその後、セントラルワールドに行った時にも目にしました。バンコクには数店舗あるようなのでメジャー書店なのかも。その他、Asia Booksという書店も見かけましたがこちらは英語書籍専門書店のようでした。
Naiin MBKセンター店(→★)
次は、チュラロンコン大学内の書店。
Phuwinくんをはじめ多くのタイ俳優さんの出身大学、タイの東大と言われるチュラ大の書店へ!どんな書店かなと思って訪ねてみたらかなり大きな書店で購買部もありました、小躍り、いや大踊り。一般書籍や教科書、学習書、文房具、チュラ大グッズ、バッグ、ノート、Tシャツ、バッチ、などなど、ワーガシャツ(工学部生が着用する作業着)はなかった。※タイの大学は制服があります。
CU BOOK CENTER(→★)
(店内撮影許可済)
こちらはたまたま出会った露店。
Billkinくんの通っていたタマサート大の環境が知りたくて歩いたMaha Rat Roadでは古書やアンティークの露店も。紙モノを購入。露店なんだけどちょっと一箱古本市感があります。この周辺には薬屋がずらりと並んでいて、その合間に文房具や画材屋もありました。
PPくんの通ったカセサート大との距離感も確かめたかったけれど今回は叶わず。そして改めて地図を確認していたらタマサート大にも書店があることに気付きました。そりゃ大学だからあるか。次回の課題。
タマサート大学ブックセンター(→★)
Maha Rat Road とつながるNa Phra Lan Roadにはシラパコーン大学タファ図書館も。Apoくんが美術本を読むのに訪ねたのを見ていたので入ってみたかったけど…入り口が分かったものの門番と目が合い入りにくい雰囲気、諦めてしまった。
シラパコーン大学タファ図書館(→★)
มหาวิฑยาลัยศลปากร
と読めます
มหาวิฑยาลัย(大学 มหาวิทยาลัย ทの部分が旧字のฑ )
ศลปากร(美術 ศลปา +~家 กร =美術家)
直訳すると美術家大学?まあ美大なんだろうけど。
さいごに、いつもの自分だったら最初に訪ねるだろう書店。
チャオプラヤー川クルーズに乗船するためアイコンサイアム近くに来たので気になっていたCandide Books & Cafeへ。着いたのは18時頃、書店は営業終了していました。カフェはオープンしていて、カフェの店員さんいわく17時頃には閉店するそう、残念。ちなみにアイコンサイアムがギラギラ欲望の金塊ビルなのに対して麓のここら辺は真逆でひっそりした雰囲気。ほっとします。
Candide Books & Cafe(→★)
ちなみに、Candide Books & Cafeはチャオプラヤー川の西側にあり、そこから渡し船で東側へ渡ってちょっと北へ行くとタラートノイ ตลาดน้อย(小さな市場)という名前の観光名所があります(→★)中華街にも近くて細い路地がたくさん。どこまでもずーっと散歩していたいところだけど暑過ぎて影がない道を10分も歩くと滝汗でした。
タラートノイのトラベルガイドをWEBSHOPにアップしました。2冊のみ(→★)
そのほか、夜ごはんのあと歩いていたら。
グーグルでお店情報を見てしまうと出会った時の楽しさが減るけれどメモとしてリンクを置いておきます。
River Books Cafe(→★)
おまけすこし。
タイ旅の初日にロティサイマイに出会えました。12月にコラボ(→★)していただいたraanpumpuyさんもつくっているロティサイマイです。そしてこのコラボのあと(待望の)あるドラマがスタートし、その1シーンでロティサイマイが登場したのです。普段は信じていないけどこれは引き寄せの法則だ!と個人的には涙したロティサイマイです。
魚のグラフィティかわいかった。
川があって、海があって、水が豊か。
(好きな単語 น้ำใจ 水+心=親切・思いやり )
BOOK周りのもの
この2つは宿泊したホテルのロビーにあった絵画
→脇道リンク
●チャオプラヤー川を船で渡りタラートノイ周辺を散歩する→★
●シラパコーン大学タファ図書館をみる(その他もあり)→★
●サイアムエリアのほんの一風景をみる→★
●BillikinくんとPPくんのMVをみる(プーケットとサイアム)→★
●ロティサイマイが登場するシーンをみる→★
2019フィンランド旅では、本屋と古書店情報がまとめられなかったけれど今回は少しできたかな。個人的嗜好に偏ったメモをお読みいただきありがとうございました。コップンマーマーナカ ะะ
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Happy new year นะคะ 2023
ขอให้ทุกคนมีความสุขมากๆนะคะ
สวัสดีปีใหม่ค่ะ
皆んなが幸せで健康な1年になりますように
本年もどうぞよろしくお願いいたします
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202212本の修理と手製本講座、アドバンスクラスでした。
壊れた本を直す、綴じたいものを綴じる、テーマを決めて製本する、これは製本できるかな?製本してみたい!を進めます。
クリスマスですね。
お昼ごはんのおにぎり。
アトリエハコさん近くのおにぎり屋「粒」さんです。(→★)
今日も皆さん、想い思いに。
中綴じ3種、あじろ綴じの絵本を糸かがり綴じで直す、折られたパンフレットたちを綴じまとめるには、かがり台を使って綴じる、でした。
2022年のレッスンは本日で終了です。
今年は私のタイ狂いのために皆さんにお願いすることがあったり、新しい出会いもあったり、タイ沼に付き合っていただいたり…本当にありがとうございました。皆さまどうぞよいお年をお迎えください。アトリエハコさん、今年もお世話になりました。 来年もどうぞよろしくお願いします。
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2022本の修理と手製本講座(綴じの種類と表紙の構造)全10回、はじまりました。
本の修理のためにも製本作品づくりのためにも製本を知ることから。綴じと表紙の種類と構造を手製本しながら知ってみようという内容です。1,2回目は綴じです。無線綴じ、あじろ綴じ、平綴じ、糸かがり綴じ(機械かがりに近いパピヨンかがり)、4つの綴じで折丁がまとまりました。次回、表紙をあわせていきます。
3,4回目
前回綴じた中身に表紙をあわせていきます。無線綴じは見返し無しのソフトカバー、あじろ綴じは見返し有りのソフトカバー、中綴じはハードカバー、平綴じはクータなしのハードカバー、糸かがり綴じはクータありでドイツ装。
包みの強化練、見返し貼りの特訓のごとく、じゃんじゃか製本しました!5冊!すべて基本的な構造ですが、部分的に異なる点があるので違いも分かりやすく手順も覚えやすいかと思います。皆さまお疲れさまでした◎
5,6回目。
後半は3冊を製本します。基本的な糸かがり綴じ3種に表紙を3パターン合わせます。今日は綴じ、麻紐を支持体とした綴じ、平紐を支持体とした綴じ、支持体なしの綴じ、構造が同じなので3つ綴じることで理解しやすくなるかと思います。来月は表紙です。
7,8回目。
1mm厚芯材のハードカバーと地券紙が芯材の丸背ソフトカバーを製本です。1mm厚の表紙は軽い仕上がりで豆本づくりにも。地券装はしっかりしたソフトカバー、手帳や辞書などに。次回に向けて丸み出し耳出しも。
9,10回目。
最終回は丸背上製本をコーネル装で仕上げます。
中身は支持体が麻紐の糸かがり綴じ、麻紐をほぐして見返しに貼り付けるところから。古くは表紙の芯材にこの麻紐を通して固定していました。そうすることで中身と表紙が一体化したわけです。今回はくるみ製本の構造に合わせて麻紐を見返しに貼りました。表紙は背と溝と角を布で包むコーネル装。可愛いだけじゃない!弱いところを保護しています。上製本、背が丸い以外はほぼこれまでの復習を兼ねています。
この講座では総計8冊の製本をしましたよ。
皆さまお疲れさまでした。
大事な内容がたくさん詰まっています。
ぜひ復習しながら手製本を楽しんでください。
どうぞよいお年をお過ごしください。
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本の修理をしました。
「新英和中辞典」研究社
糸かがり綴じ、革装、地券装
自分の使っていた辞書を子供に引き継いでもらいたいというお父さんからのご依頼でした。表紙の革が劣化して中身と分離しそう、中身は真ん中辺りの糸が緩み背割れしている状態。表紙はもとの表紙と同じ革装をご希望です。
before
見返しに印刷あり、剥がして補修し中身に綴じ込みました。背割れの部分は綴じ直し背固め、背にクータを。中身にギャルドブランシュを合わせて見返しは新しく、表紙も新しい革でくるみました。タイトルは不要とのことでシンプルに仕上がっています。
after
ご依頼いただきありがとうございました
・・・・・・・
本の修理の方法は
1つだけではありません
修理の目的、ご希望の素材や
予算などに合わせて
修理方法を考えさせていただきます
本の修理や手製本、お気軽にご相談ください
今までの本の修理のご依頼→▲
手製本のご依頼→▲
お問い合せについては
こちら→★
をお読みの上、ご連絡をお願い致します
古本と手製本ヨンネ
植村愛音
info@yon-ne.com
今日はタイ!コラボWSでした。
raanpumpuyさんのロティサイマイ販売とカノムチャン豆本をつくる手製本WSです。
手製本のポイントは、折丁の重ねをカノムチャンの層に見立てて糸かがり綴じする点です。紙を折って糸でかがるとみるみると層が重なってきます。
人気のロティサイマイは予約販売のみ。参加した方にはミニロティサイマイのお土産付き!のワークショップでした。
タイも手製本もみんなが好きになってくれますように。
raanpumpuyのれいなさん、アトリエハコさま、ご参加いただいた皆さま、どうもありがとうございました。
ขอบคุณทุกคนมากๆนะคะ
ロティサイマイの販売については、Instagram の raanpumpuy さんお知らせをチェックして下さい。12月はもう1回あるそうです。冬はお休みなので今年最後のチャンスですよ。
cr.Atelier Haco
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手製本うけたまわります。
絵本、写真集、詩集、本を納める箱、函、スリップケース、夫婦箱、帙、承ります。
本の改装をしました。
「バイリンガル聖書」2017
糸かがり綴じ、ビニール表紙
壊れてはいません、とてもきれいです。表紙を替えたいというご希望でした。製本を確認したところ、見返し用紙を8ページ1折りとして本文の折丁と一緒に糸かがり綴じしてありました。なかなか見かけない製本で、壊れ難い工夫です、聖書ならでは!なのでその旨をお客さまにお伝えしました。せっかくしっかりした製本なので無理に解体して改装する必要はないと。それでもやはりビニール表紙が好ましくないということで、ご自分で選ばれた布を持ち込みいただいて改装することになりました。
改装にあたり、ギャルドブランシュを合わせた見返しとし背にクータをつけ、表紙の端が折れ曲がるのを防ぐため地券装ではなく1mm厚芯材の丸背上製本にしました。花布は表紙の裏打ちクロスでつくっています。
・・・
1冊からの手製本
本を納める夫婦箱や箱(スリップケース)
本のリメイクや仕立て直し
承ります
手製本のご依頼例→▲
本の修理ビフォーアフター→▲
ご相談、お問い合せについては
こちら→★
をお読みいただいた上でご連絡ください
古本と手製本ヨンネ
植村愛音
mail→▲ info@yon-ne.com
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