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<< 2018年1月〜2月のプライベートレッスン | main | 4/21(土)6/24(日)刊本作品の手製本をつくってみよう at イルフ童画館(長野県岡谷)アトリエ・ハコ(西荻窪) >>
本のハコ(函、夫婦箱、箱帙)で文房具をつくる手製本講座でした





お花見もそろそろ?
3月さいごの土曜日
西荻窪アトリエ・ハコさんにて
手製本講座でした





・・・

今回は、本のハコに注目目

本の箱の役割は
本を保護、保存、保管すること
箱の中で本が動くと傷みますので
本のサイズぴったりにつくることが基本です



とはいえ、
一般的な箱としての魅力もしっかりあります
本好き箱好きとしては、

この本の箱のつくり方をいろいろ活かしつつ

本のこと、本の箱のことを

伝えることができたら、と思いました

 

函→ファイルボックス

夫婦箱→名刺入れ

箱帙→小物入れ

 

さあ、つくってみましょう!






・・
函(スリップケース)を
ファイルボックスに



手製本の函(スリップケース)は
本屋さんでみかける函とは
ひと味もふた味も違います

市販の函が、厚紙に切り込みを入れて
折り曲げてつくるのに対し
手製本の函では
ボール紙をきっちり切り出し
紙の厚み面にボンドをつけて組み立てます
角が直角になっているため丈夫に仕上がります

また、内貼りすることで
内側4面の色の組み合わせを楽しむことができます














・・
箱帙を小物入れに


 




そもそもとは・・・?
和本を保存するためのハコになります
さまざまな種類があります


とは、和本を保存するための装具です
平が3面あり、底、中蓋、上蓋がつながっていて
パタパタと包むように保存するものです
天と地は空いていて、筒箱のような雰囲気があります

四方帙とは、帙では空いている天地もくるみ
どこにも空きがない帙になります
本をくるんだ状態はハコのように見えますが
開くと平たく一面に広がり、ハコっぽくはありません

箱帙とは、四方帙の天地の部分を平たくしたままにせず
垂直に立てて、固定してしまいます
四方帙のつくり方に近いのですが、固定することで
フタを開いても平たくならず、THE ハコ!になります

そんな帙、四方帙、箱帙のつくり方は
『本のつくり方』
池上幸二郎 倉田文夫 主婦と生活社
に掲載されています、ぜひ参照ください



・・・
さて、箱らしさといえば箱帙なのですが
箱帙の特徴である
天地の部分を垂直に立てて固定する
という作業にコツがいること
あとから内貼りしないといけないので
小さいものだと作業しづらいこと

という理由から
ワークショップでは少しアレンジし
箱をつくって帙をつくって合体させる
というつくり方で制作してみました



 





 

 









・・
夫婦箱を名刺入れに




いつも色の組み合わせが洒落ている方
ぱっと開いた時に鮮やかな赤が見えて美しいです




夫婦箱は、表紙があるため本のかたちに近く、

箱好き、本好きとしては、
ぜひともマスターしたい箱になります
本が夫婦箱に収まると本の完成度も高まります◎

ただ、本のサイズぴったりにつくるとなると
2つの箱をつくることになり
ワークショップでは1コマで仕上がりません

夫婦箱ってどういうものなのか?
という点にポイントを置き
名刺入れサイズの夫婦箱を仕立てました






 

 

 





こちらは、創作意欲湧き出る方
普段から本をつくっているということで
イメージがいろいろありました◎

塗料持参で箱に塗ってみたり・・・





アンティークゴールドの夫婦箱になりました
かっこいい!

※塗料を塗る際は、厚塗り注意です、
サイズが命の箱ですので、開かなくなったり
本が入らなくなったりすることがあります

 

 

 

 










・・・
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました





こちら、3M勤めの方からいただきました
チタンコートカッターですって!
OLFAかNTしか使っていなかったので
有り難く頂戴、使わせていただきます
どんな切れ味、長持ち、なのか、お試しーいなずま









 

 

 

 

 

 

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