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本の修理 ディズニー絵本




本の修理をしました
ディズニーの絵本です




真っ赤な表紙に、金のミッキー






背表紙が剥がれてなくなっており
テープでがっちりと留めてあります・・

(最初はヨコに何カ所か留めて
さらにタテ長に上からテープを被せたようです)





そして、見返しもテープがびっちりと・・




いやあ、表側も裏側もテープ、黄色く変色しちゃってます





それに伴い、最初と最後の折丁は、外れかかっています





この本の扉には
ご依頼主さんが幼い頃に
プレゼントでいただいたことがわかる
英語の書き込みがありました

思い出のある大切な本
きれいに直したいです







・・・・・・
さて、まずは
表紙と中身を分けます

これは、いつものように
見返しと中身の部分を取ることで
中身と表紙を分けたわけではありません




なぜかというと、見返し部分が問題でした
通常、本文と見返しの紙は、別もので
本文に見返しがついている(左)状態です

絵本は見返しに絵があることが多く
見返しも中身と一緒に印刷し、そのまま一緒に綴じるためか
右のような構造のものが多いです
そのため、見返しの部分から中身と表紙を分けることができません

で、その見返しのノド部分は切れてしまっていて
テープがびっちりと着いている・・
というわけで
変色したテープ剥がすことに

テープはがしを使うと
紙が傷んだり、染みができたり
ものによってはインクが取れたりもしますが
なんとかベストなものを選んで
多少の絵の損傷はあったものの、剥がすことができました



そして、テープで内側からではなく
和紙で外側から、
見返しと一緒になっている折丁の背を
和紙で補修しつなげました

補修した見返しのある折丁は隣の折丁に
糸で綴じつけ、中身が完成
背はないので、この段階で背表紙はありません

完成した中身に寒冷紗、クータをつけます


背表紙は、新しくつくりました
ドイツ装仕立てのほうが、もとの表紙面積が広くなるのでいいのですが
表紙にかかっていたテープを剥がしたところ
ノリ染みが残ってしまっていたため、継ぎ表紙仕立てを選択






完成です




見返しの部分







綴じ直した折丁のノド




難なく、開くことができます◎







今回の修理は説明が多くなってしまいました
わかりづらくて、すみません



ご依頼、ありがとうございました







今までの手製本のご依頼→
本の修理→


・・・・・・
本の修理、ご相談ください

本の修理のお問い合せについては
こちら→ 
をお読みいただいた上でご連絡ください

古本と手製本ヨンネ
植村愛音
info@yon-ne.com


 

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