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本の修理 独和辞典

 

 

 

 


本の修理をしました

独和辞典です

 

 

 

 

 

『GROSSES DEUTSCH-JAPANISCHES WORTERBUCH』

1990年、糸かがり、総革地券装

before











壊れはそこまでひどくないけれど
これから壊れていきそうな状態です

ご依頼主さんも、
このまま使っているともっと壊れそうだから
今のうちに修理したいとのことでした

 
状態としては
背表紙が天から壊れかけている、
見返しから引っ張られ最初と最後の折丁が
外れかけ切れかけている(見返しは問題なし)
表紙の地にスレあり











見た目も変えずに丈夫に直す
という修理も可能ですが、
今後も丈夫に使えることが最優先で
予算の希望もあったので

見た目を戻すということではなく
機能性を重視して直しました




1、中身と表紙を分ける
2、外れかけた折丁を外し、背を和紙で補修、
ギャルドブランシュをつくり見返しをつける
3、糸で綴じ直す、クータをつける
4、表紙を直す
5、中身と表紙を合わせる

という段取りのうち4については
新しい表紙にすることで修理工程を減らしました
もとの表紙は地券装なので
同じ地券装にしてもいいのですが
厚みあるの中身の重さに地券紙は弱いということもあり
使い勝手と丈夫さのバランスから
1mm厚芯材を使いました
素材は革から布へ変更

また、見返しに印刷がありました
剥がして再生するという工程も減らし
カラーコピーして(ご依頼主さん了承済)
見返しとしては使わずに、中身保護のための
ギャルドブランシュのページとして綴じ込みました
見返しには新しい紙を使いました





※ちなみにこの本は、もともとクータがついていました!!
市販の本ではなかなかないので記録(やっぱり牧製本さん)














after















 

ご依頼、ありがとうございました

しっかり長持ちしますように



 


 

・・・・・・・
本の修理の方法は
1つだけではありません
修理の目的、ご希望の素材や

予算などに合わせて
修理方法を考えさせていただきます

本の修理や手製本、お気軽にご相談ください

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古本と手製本ヨンネ 
植村愛音
info@yon-ne.com




 

 

| 本の修理ビフォーアフター | 14:37 | comments(0) | - | pookmark |
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