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<< コットンペーパーを表紙に使った糸綴じノートの手製本ワークショップでした | main | 5/31(日)革モザイク&アコーディオンブックの手製本講座 at アトリエ・ハコ(西荻窪) >>
横浜市立南図書館にて図書修理講座でした

 

 




2週続けて、、
横浜の先、弘明寺まで


図書館ボランティアさんや
学校司書さん向けの
図書修理講座全2回をおこないました


 

 

 


・・・

部分的修理の方法では壁がぶつかる、
そんな時はイチから製本してみると
本の構造の理解が深まり
修理方法を決めることができ、
実行できるようになります

昨年はそんな概論のお話と
中綴じや和紙補修の実習をやりました
今年は糸かがりなどレベルアップしたい
というご要望があり、
角背の上製本をつくりながら
修理の要点、本の構造について
知っていただこう、
という内容にさせていただきました

 




レベルアップとはいえ、
はじめて参加する方も多く
概論からスタートしました

紙のこと、紙の目のこと、折丁のこと、
中身の綴じ方

(無線や網代、平綴じや中綴じ、糸かがり綴じ)
見返しがどうなっているか
表紙の構造
(ソフトカバー、ハードカバー、芯材の厚み)
などをお伝えしてから
角背上製本つくりました


 


1回目は
折丁をつくり
支持体ありの糸かがり綴じと
パピヨン綴じの2つの綴じ方で
中身をつくりました

支持体ありの糸綴じは
機械製本では見かけることがないものの
支持体と綴じ糸が交差する
タテ糸とヨコ糸の構造が
無線綴じなどの背に
紙縒りや麻ひもを食い込ませて
修理するための理解が深まるため、
皆さんに実習していただきました

 

パピヨン綴じは

機械綴じに近い綴じ方なので

外れた糸かがりの折丁を

数折分綴じ戻す際に

活かすことができます

 

 



2回目は
背固めからはじまり、
支持体の納め方、
寒冷紗、花布、クータをつけながら
それぞれの役割を確認しつつ
表紙をつくって合わせました
角背布装上製本のできあがり、です

工程ごとに修理するポイントや
気を付けたいことをお伝えしています
ふだんの修理の場面では

表紙を新しくつくって直すということは
少ないとは思いますが、
中身と表紙を合わせる際に
どこに接着剤をつけるのか、
自分の手でつくってみると

とてもよく分かると思います



(2回目の講座前に、弘明寺観音にお参りしてみました)

 


皆さんとても熱心で

修理仲間との嬉しい2日間でした


これからの修理にどうぞ役立ちますように!

そして手製本を楽しんでいただきながら

修理も手製本も引き継いで、つないでください


ありがとうございました




 

 

 

 

 

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