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2019 本の修理と手製本、角背とドイツ装でした




 

 


梅雨、じめじめ

あっという間に6月も終わりです


2019年の本の修理と手製本講座

基礎1と基礎2
4月スタートクラス

全6回が終了しました


基礎1は角背の改装本(→
基礎2はドイツ装の改装本(→


1冊の本と向き合って
解体することで本の構造を知り
組み立て直すことで

本の修理と手製本に活かそう
という手製本講座です







・・・

初回は、手製本の基礎、紙のこと
道具、材料のことなど、お伝えします

基礎2のドイツ装の方は、
基礎1の復習も入ってきますので
さっそく、本の解体をはじめます







本を解体、クリーニング、
折丁の背を和紙で補修します







扉やジャケットなど、
ペラのもの、綴じ込むものには
和紙の足をつけて、折丁化します














 



・・・



和紙で補修した折丁を整えて
保護紙であるギャルドブランシュを加え
糸を通す穴を空ける、目引きを行います






目引き、

基礎1は、ノコギリを使って行う基本の目引き

基礎2は、カッターで1折づつ行う目引き、です

 






糸で綴じて、折丁をかがっていきます

基礎1は、支持体ありの基本の糸かがり
支持体になる麻紐がタテ軸、
折丁と綴じ糸がヨコ軸になることで
織り物のように丈夫に綴じることができます

基礎2は、支持体なしの糸かがり
1本の針で綴じる方法です
支持体ありよりも、堅牢さは低くなりますが
手軽に綴じることができます


 

 

 

 

 

綴じ終わったら、背固めします
 


 

 

 

 


また、裏打ちを行います
アイロン接着の裏打ちもありますが
糊を使って自分で裏打ちすることで
修理の技術につながります


基礎1は、布の裏打ちです

改装する表紙につかいます


基礎2は、紙の裏打ちです

もとの表紙を芯材から剥がして

裏打ちすることで再生し

表紙に戻します
 

 






 


 



・・・

綴じ終わった中身と
裏打ちした表紙を合わせて
仕上げていきます

 

基礎1は、角背の布装上製本
基礎2は、もとの表紙を活かしたドイツ装


中身の仕立ては共通です

背の補強に寒冷紗、

それから花布をつけ

修理に有効な筒状の紙(クータ)をつけます



本は、背表紙や溝がよく壊れます

表紙は紙よりも布の方が壊れにくく丈夫です

また、ドイツ装は背表紙のみ布装にすることで

表紙と裏表紙の平は紙にすることができるので
もとの表紙を再生して使います




本が完成したら
本をぴったり納める函をつくります

基礎1は、スリップケース
基礎2は、夫婦箱です
 


 








 

本の保護のためにも
作品づくりの完成度を高めるためにも

函をつくることができると
本の修理と手製本の良さが広がります
 

 

 

 

 

 

ご参加ありがとうございました◎

 

 

 

・・・

 

2020年の、本の修理と手製本講座

基礎1と基礎2は
秋以降にまた募集を開始する予定です
HPのnews →にお知らせしますので
よろしくお願いします

 

 

 



・・・

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