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本の修理 紙葉

 

 

 

 




本の修理をしました

紙葉です

 

 

 

 




『LA REDEMPTION PAR LES BETES』

Pierre Bonnard (1959)

 

 

before



 

 



綴じられていない紙葉の状態

紙はとっても質のいいコットンペーパー




 

破れた部分を直します




 

 


まあまあ厚みのあるコットンペーパーです
10枚ほどまとめてグイッと千切られていました
それにしても何があったの?というぐらいの破れ方
ご依頼者さんによると、意図的に破っている、
とのこと




刃物で切れたわけではなく
手で千切るように切れている場合は、
多少重なりの部分があります
まずはその重なりを貼り合わせ、
そのあと極薄楮和紙にてカバー

 





 

 



after


 




 



 

 






 

人間であれば、傷口は絆創膏を貼ったり
縫ったりしておくと
細胞が再生されて治ります

紙はセロテープを貼っておいても
自然と再生されることはない
紙は紙で直す
優しい和紙の繊維にて修理

よしよしよかったね、、、

 

 

 

ご依頼、ありがとうございました

 

 

 

 


 

・・・・・・・
本の修理の方法は
1つだけではありません
修理の目的、ご希望の素材や

予算などに合わせて
修理方法を考えさせていただきます

本の修理や手製本、お気軽にご相談ください

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こちら→ 
をお読みの上、ご連絡をお願い致します

古本と手製本ヨンネ 
植村愛音
info@yon-ne.com




 

 

| 本の修理ビフォーアフター | 19:15 | comments(0) | - | pookmark |
出張!本の修理屋さんでした

 

 

 

 





2月の三連休最終日
神保町のブックハウスカフェさんへ
本の修理屋として出張してきました


 



 

 





本の壊れ具合、新刊かどうか、
大切な書き込みがあるか、など
本によって判断は異なるのですが、

修理はできるけれど新しく購入したほうがいい

(金額的にです・・・)
という場合もあります

そんな旨を伝える場面も出るかなと考えてましたが

そのような場面は出てこなかったです!

 





・・
そしてスタッフさんから
壊れた本が持ち込まれました

用意していた材料と道具で直せるものだったので
修理デモンストレーションを行いました


小さい子が覗き込むように
「何してるのー?」と声をかけてくれたり、
かわいかったですね

 

 

 

 


 



修理デモした本は
『月刊たくさんのふしぎ』です


『月刊たくさんのふしぎ』は冊子です

製本方法は針金中綴じの中身に表紙がついています

 

表紙と一緒に針金中綴じしてある方が

壊れにくいのですが、
針金が外にあると危ないですし、

これはこれでベストな製本でしょう



ですが、やはり・・

中身と表紙が別なことと付録の重さもあって
中身が表紙に引っ張られたようです
針金まわりが破れて表紙から浮いてしまい
外れそうになっていました










製本がシンプルだからこそ
修理もシンプルにできます

 

まずは中身と表紙を分けます



 

 


中身の破れた箇所を背中から和紙で補修して

糸で綴じ直します



 

 



中身の背や表紙の背の内側についた接着剤を

取り除きます





 

 

 

 

 

そして背に接着剤をつけ

中身と表紙を合わせます

 



 

 



完成です






修理に興味を持っていただいた皆さま、
ブックハウスカフェさん、ありがとうございました




 


 

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| 本の修理ビフォーアフター | 23:15 | comments(0) | - | pookmark |
本の修理 華語大字典

 

 

 

 




本の修理をしました

字典です





『華語増補版大字典』
昭和15年(1940) 啓成社
糸かがり、地券装、函付き、厚み約100mm

before

 

 


背割れ、破れ、痛み、表紙壊れ

糸綴じのほとんどは無事だが
厚みがあるために、
表紙に近い折丁は引っ張られることで
破れたり糸が切れたり、損傷が激しい


 

 

 


背表紙から平にかけてガムテープのようなものあり






 



 

 

 

 







・・
肉親の残した大切な本ということで
この姿をきれいにしたい
そして
読書好きのお孫さんに
プレゼントしたい、というご希望

 

 

 

できるだけ現物に近くすること
この先も何度も開いて読むことになるので
しっかりとした製本にすること
この2点を中心として修理しました





綴じの損傷がない箇所はそのまま
破れたり糸が切れている折丁はすべて外し
和紙で補修して綴じ戻しました

見返しに印刷あり
表紙と見返しを剥がして分け
見返しは裏打ちして再利用
表紙クロスは繊維が崩れてきていて
痛みが多かったので新しいクロスを

もともとは地券装の薄い表紙
同じ厚みの表紙にしてもいいけれど
本の重さを考えると弱くて壊れやすい
かといって2mm厚の上製本にしても
本の重さがさらに増えてしまうし
もとの装丁から遠くなり読みにくい
ということで
1mm厚芯材の軽表紙にすることで
もとの表紙に近いかたちで
立つことにも耐えられるよう
読みやすいようにしました

背表紙についていたテープは
きれいに剥がすことができたので再利用

中身にクータをつけて
新しい表紙と合わせて、完成
函も新しくしました











after







 






ご依頼、ありがとうございました


 

 

 




 

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| 本の修理ビフォーアフター | 12:37 | comments(0) | - | pookmark |
本の修理 聖書




本の修理をしました
聖書です

 

 

 


『新約全書』1903年
糸綴じ、革装、薄表紙
before

 

壊れた聖書をあるところで修理をしてもらったら
こんなカタチで戻ってきた…とのこと


背表紙がなくなってしまっていたようで
以前の修理ではビニールクロスが貼られていました


見返しも同じ素材のビニールクロス




書き込みのあるページにべったりと接着あり

 



背がタイトバック仕上げになっていて
ページの開きが悪くなっています




こんなところに寒冷紗




直っていないところ、破れなど

 



チリのない表紙なので
花布はなかったものと想像されますが
花布をつけて直してありました



うーん、
どうしてこの直し方にしたのかは不明ですが
とりあえずやってみたにしても
本が可哀そうな状態になっているので
痛ましく残念です

ただ、直すぞ、戻すぞ!
という気持ちは伝わってくるので
分かるんだけどなぁ
と共感する部分もありました


私も完ぺきにできているとは言えないけれど
本の修理で気をつけておきたいことは、
何が大切で何を残したいのかどう読み続けるのか
持ち主さんの意向をしっかり聞いて直すこと、
次の修理の機会がもし訪れたとしても
直しやすいように直すこと、です

もちろん壊れないように直したいですが
読み続ける限り、永遠に壊れないなんてありません





・・・

さて、ご依頼内容は、
とにかく見た目だけでもキレイにしたい
そして背表紙は革に替えて、
箔押しのタイトルがあるといいな
とのことでした


中身の綴じがどう直されているか?
タイトバックでよくノドが見えません
まずは見返しと表紙を剥がしてみました
中身の糸綴じはほとんど壊れていなかった!
よかったです
クータをつければ開きもよくなります

中身のページには

接着し過ぎの箇所、破れ、

寒冷紗がついていたところ、

和紙で直したり、足をつけました



背表紙は革に箔押し
ご希望の文字『HOLY BIBLE』
表紙はもとの平を使い
ドイツ装で仕立て直しました

剥がれている箇所は端革で保護したり

彩色したりして、見た目もきれいに









after

















ご依頼、ありがとうございました
 

 

革の表紙は手に馴染むのがいいですね
見た目をきれいに、開きもよくなったので
気持ちよく読み続けることができると思います

1冊の本には、本の物語はもちろん
持ち主さんの物語が詰まっています




 

 

 

 



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| 本の修理ビフォーアフター | 22:31 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
本の修理 ピアノ楽譜




本の修理をしました


 

ショパンのピアノ楽譜です


無線綴じ、ソフトカバー

背割れしてバラバラに

 




before  













修理の方法としては、3つの綴じ方ができます
1無線綴じ
2平綴じ
3糸かがり

1無線綴じは、もとの製本方法と同じ
ただし、またバラける可能性が高い

2平綴じは、開きが少し悪くなるので
楽譜を譜面立てでバンッと開いて使うには不向き
ただし、シンプルに綴じ直すことができて

バラけにくいです

3糸かがりは、開きも良くバラけにくい
機能性も良く、丈夫という点では

良い方法ではあるけれど手間がかかる




・・・・・
依頼主さんは、

買い直すことができる楽譜だけれど、
ピアノを学んでいた頃を思い出すために直したい、
という想いでした

確かに書き込みもたくさんあって、
他に代え難いたった1つの楽譜です
 

 

 

 

・・

2平綴じで直す、ことにしました


背が曲がったまま接着剤が硬化しているので
すべてバラして1枚1枚にし、

接着剤を取り除きます
破れたところは和紙で補修
プレスして落ち着かせてから、平綴じ
平綴じは通常の平だけに糸が渡るのではなく
背にまわして和綴じのように綴じると安定します
背表紙は新しくしてソフトカバー仕立てにて














after

















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| 本の修理ビフォーアフター | 11:59 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
本の修理 母子手帳




本の修理をしました
 

 



母子手帳です

 


犬に噛まれてしまって

ボロボロになってしまった母子手帳
お子さんが大きくなったら
手渡したいと思っている、ということで
修理となりました

 

 

平成25年
中綴じ製本

before  










当たり前ですが、書き込みがたくさんあります
噛まれたことによる、シワ、破れ、欠け、
そしてセロハンテープでの直しなども多数
貴重な記録が・・










・・・


修理

糸で綴じられている中綴じ製本だったので、
綴じ糸を外して1枚1枚に分けました
 






和紙で補修、プレス、つなぎ、
これを繰り返し
1枚1枚をきれいにしてから
また中綴じをすれば、完成です



 

 

 









 

​ after










 

 





母子手帳を直すのは初めてでした

ちなみにこの本が届いた次の日に
妹に女の子が産まれまして…
おもしろいタイミングでしたね

1冊しかない、
替えることができない、
大切な記録と物語の「本」です

ご依頼、ありがとうございました


 

 





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| 本の修理ビフォーアフター | 17:10 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
本の修理 現代日本文学全集




 

 

 

本の修理をしました


『現代日本文学全集 第3篇』
著作権代表 鈴木三重吉
昭和3年 改造社
杉浦非水 装幀

糸かがり、丸背上製本、クロス装

 

 



before




大切な本、とにかく綺麗にしてほしい、
というご依頼でした


箔押しされていたであろう表紙も
箔が抜けてしまい、

オレンジの無地クロス装に・・・

明るくキレイにするには
新しいオレンジの裏打ちクロスを使って
改装してしまうのもひとつの方法、、
なのですが、
素材は欠けていないし装幀は杉浦非水です

どうキレイにしたいかお伺いしつつ
古くなった良さを残しつつキレイにする、

ということになりました
 






綴じ糸のゆるみ、背固めのゆるみ

本文の間に虫やゴミがたくさん
頁の下部に破れが多数
綴じ糸のゆるみ、背固めのゆるみ、など


 











 

本文の間に虫やゴミは、
1ページづつ、掃除しました

多数の破れは和紙で補修

綴じ糸と背固めのゆるみは
一部綴じ直しと背固めし直し
寒冷紗、クータで背の補強

壊れた背表紙は
和紙で補修、継ぎをつくって
もとに戻しました

 


 

 

 

 




after
















ご依頼、ありがとうございました


 

 

 

 

 

 


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| 本の修理ビフォーアフター | 23:15 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
本の修理 世界の童話シリーズ

 

 

 

 

 

本の修理をしました

 



講談社 世界の童話シリーズ
アメリカ童話集 S40
アンデルセン童話集 S39
ドイツ童話集 S40

糸かがり、丸背上製本


 

 

before

 

幼い頃好きだった童話集
思い出がとても深い本なので修理してほしい
というご依頼でした






ボロボロに見えますが、そこまで悪くない状態
壊れているのは背表紙のみ
あとはスレや焼けなどの劣化
背固めのゆるみ、などです













背表紙を中心の修理となりました
もとの背表紙は欠けてしまっているので
近い色のクロスで新しくつくりました

中身の綴じ糸は切れそうで切れていなくて、
背固めが緩んでいるだけ
背固めし直し、寒冷紗、クータをつけて、
新しい背表紙を戻しました

新しい背表紙ともとの平の表紙の継ぎ方は
継ぎ表紙にすると平が少し隠れてしまいます
ドイツ装だと見返しの部分に厚みがでます
すっきり仕上げるために
平の芯材の間に継ぎました

色が欠けている部分は彩色し、
見た目をきれいにしました

タイトルは欠けていますが

タイトルを入れたい、入れ方はお任せで

ということで、平のタイトルをコピーして
1つ1つ切文字にカットし縦組みにしました



 



after








 

 

 




 

ご依頼、ありがとうございました




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| 本の修理ビフォーアフター | 15:28 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
本の修理 観世流謡曲百番集上下巻




本の修理をしました





『観世流謡曲百番集』上下巻
上巻 昭和2年
下巻 大正15年
観世流改訂本刊行會

糸かがり、地券表紙、革装


 

​before



革表紙、地券装、糸かがり製本

 


できるだけ本の雰囲気を変えないで
これからも安心して読めるようにしてほしい
というご依頼でした





 

革、ボロボロ、

背表紙、下巻は欠けてます

 


 

見返し、痛み、剥がれかかっている

 



糸かがり、切れ、背固め外れ

 






 

 

 



・・修理・・

上巻
綴じの外れや破れが多く、
折丁をすべて和紙補修して綴じ直し
見返しを剥がして裏打ち再生
表紙は表、背、裏でそれぞれ裏打ち再生
新しく地券装で表紙をつくり貼り込み


下巻
折丁一部のみ綴じ直し、
その後は上巻と同じ

 

 

 

辞書のように薄い本文紙なのに、
折丁は16頁1折で、たまに8頁1折だったりもして

この本文紙の厚みだと

32頁1折ぐらいでないと背が弱くなるわけで
折丁構成の悪さに愕然としつつ、、、
そして折丁数が嵩むので
和紙で補修するとどうしても背が高くなる
ということで上巻は丸背になりました
その方が本は開き易いけれど
もとのカタチとは異なった仕上がりに






after














 

 

 

 

ご依頼、ありがとうございました

 

 



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| 本の修理ビフォーアフター | 21:21 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
本の修理 あじろ綴じ





本の修理をしました

 

令和になったし

2000年は19年経っているし

1900年代もすっかり過去、、、


25年前の書籍です

 

 




『聖なる予言』1994年刊

あじろ綴じ 丸背ハードカバー

before

ジャケットは紛失
丸背のハードカバー




あじろ綴じ
ノドが外れかかっています

 

 

こちらは外れています




表紙の痛み






何度も読む本なので読みやすくしたい
というご希望
改装もOKということで、
お好みの布を表紙に使い
修理とリメイクをしました


 

 



あじろ綴じ、
接着剤が弱ってきていて
何度も読んだことで背に歪みが生じ
折丁がズレて外れていました

このままどんどん壊れていきそう

ここで考えられる修理の方法いくつか


1、折丁をバラして接着剤をきれいに除き
和紙で継いで糸綴じに仕立て直す方法

2、折丁をバラして接着剤をきれいに除き

あじろ綴じで再製本する方法

3、現状で外れている折丁のみ取り外し
接着剤を取り除き、中身に戻す方法
 

1はしっかり丈夫になる、

2は古い接着剤がなくなって

負荷の偏りが軽減される、

という利点がありますが

1と2はそれなりに予算も必要


今後どれだけ再読するか?
1年に1-2回読むだろうとのこと

ということで、
今回は3の方法で修理しました








 

 

 

after



 












表紙はリメイクなので
花布と栞紐も布に合わせました

ご依頼、ありがとうございました


 

 

 

 



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| 本の修理ビフォーアフター | 12:40 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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