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本の修理 武井武雄挿絵本など




本の修理をしました

武井武雄関連、5冊

絵本や童話集です

 


丸背上製本2冊

ホッチキス中綴じ2冊

糸綴じソフトカバー1冊

無線綴じ1冊









・・・
丸背上製本


『ひらがなイソップどうわ』
宮脇紀雄著 童話春秋社 昭和25年発行


before

 

 

 

よくある表の見返しが外れ
それに合わせて扉も外れている壊れ


背にクータを加え、

外れた扉と見返しを戻しました
欠けていた背表紙の天のみ和紙で補強

 

 


after












・・・

丸背上製本

 

『面白く為になる新童話一年生』
葉多黙太郎著 湯川弘文社 昭和6年発行


before

 

 

 

 

表側見返しの遊び見返し紛失、
ノドが寒冷紗でぐしゃりと繋がれていました
裏側の見返しについても同様に

以前の持ち主が補修されたような形跡


寒冷紗は取り除いて新しい見返しをつくる

欠けた見返し部分は和紙で加える
クータをつける
背表紙天地まわりを和紙で補修

 





 

 


after






 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・

中綴じホッチキス留め2冊


『シャボン玉 童謡百人集』
シャボン玉社 昭和9年発行


『キンダーブック イソップのおはなし』
文 浜田広介 え 武井武雄

フレーベル館 昭和39年発行
 

 

before

 

 

 

 

壊れていないけど、金属は紙を傷めます

 

ホッチキスを外して

糸綴じして欲しいという依頼により

ホチキスを外し傷んでいる箇所を和紙で補修

糸で中綴じしました

 

 

 

 

 

 

 

 

after

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・

糸綴じソフトカバー

 

『イソップのえほん』
武井武雄 日本絵本社 昭和25年発行


 

before

 

 

4ページ1折、糸綴じ、

見返しなしのソフトカバー、という構造

背の外れと背固め接着剤の外れ

綴じ糸の切れは無し


糸は切れていなかったけれど、すべて外して、

背固め接着剤が無くなったところもあれば

貼り付き過ぎているところもあるので

それらを外して、綴じ直し

背固めし直し

背表紙和紙で補修して戻し

 

 




after


 

 


もう1冊の
ひかりのくにのイソップ絵本
こちらは無線綴じで少し接着剤が
離れかけていたため、でんぷんのりで補修
という簡易的なものにて



 

 

ご依頼、ありがとうございました

修理が必要な時、
本が本でなくなる時、
それは背が壊れていること
だと思います

本になるためには背が大切
そして背は綴じることでできる

・・・本とは何か、というお題、
答えはいろいろありますが
そのひとつに「背があること」

そのために
綴じ直すこと
背を元に戻してあげること
日々、本の修理と手製本、です




 

 

 

 


・・・・・
本の修理の方法は
1つだけではありません
修理の目的、ご希望の素材や

予算などに合わせて
修理方法を考えさせていただきます

本の修理や手製本、お気軽にご相談ください

今までの本の修理のご依頼→
手製本のご依頼→


お問い合せについては
こちら→ 
をお読みの上、ご連絡をお願い致します

古本と手製本ヨンネ 
植村愛音
info@yon-ne.com
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| 本の修理あれこれ | 11:19 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
本の修理 くるみ割り人形





絵本の修理をしました


人形劇の絵本です

『くるみ割り人形』

辻信太郎 1979年 サンリオ



before




背表紙がパッカリと





表と裏の見返しには、ガムテープがベッタリ





破れ、切れ、折れなどのページもあります






セロハンテープでつないであったり








・・・

とてもよく読まれた本のようで
想い入れもひとしお


汚れや折れ跡、書き込みなど
古くなった見た目はそのままでよいので
安心して開いて読むことができるように

というご依頼でした






・・・
まずは
中身と表紙を分けます

見返しは剥がして、ガムテープをできるだけ取り除き
裏打ちして再生します


 

 







中身については
糸綴じ製本だったため
こちらも折丁毎に分解し
破れている箇所は和紙で補修
セロハンテープもできるだけ取り除き
すべての折丁背を和紙で補強し
糸で綴じ直しました


背表紙については
新しい裏打ちクロスで製作し
継ぎ表紙にしました








after






























この本を幼い頃に買ってくれた
ご両親にも見てもらうそうです
喜んでもらえると嬉しいですね








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1つだけではありません
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| 本の修理あれこれ | 10:32 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
本の修理 編み物本




本の修理をしました

 



編み物本・・・
の、とじ込み付録のようです
『模様編500種』ゴム編み模様と図案集


とても丁寧に編み方、図案が紹介されていて
レトロのようだけどモダンだな
とも感じました
編むのは難しそう〜!
 



ご依頼主さんは
幼い頃、お祖母様から編み物を教わったそうです
編み方は頭の中にしっかり残っているけれど
時々、この本を振り返ることもあるとか・・
ボロボロなのが気になっていたとのことで
修理をご依頼いただきました







・・ビフォー

本の構造は、
糸綴じの見返し有ソフトカバー


表紙には端の欠けや破れなどがあり、
​背表紙が壊れ、タイトルが少し残っている状態



 

 

 




中身は、糸の切れ、
ページ破れ、折れや欠け(↓最もひどかったページ)









・・
修理方法
まずは、折丁毎に解体していきます

破れは和紙で補修します
折れについては、水で延ばし
そのままプレスしてしっかり乾かします
欠けたところも和紙で補修


再度折丁にまとめ、背を和紙で補修します





糸かがりで綴じていきます(今回はパピヨン綴じ)

 

 


綴じ終わり

 

 

 

 

 





・・アフター
表紙(見返しに広告ありでそれも補修)と
中身を合わせて、完成です






表紙も欠けがあり、和紙で補修しています
(見た目を整える彩色はナシ)






背がなかったので、ドイツ装方式で
洋紙で新しい背をつくりました






破れ欠けがひどかったページ

 


 

 






ご依頼、ありがとうございました





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| 本の修理あれこれ | 20:51 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
本の修理 国産機械図集




本の修理をしました
なかなか特徴のある本でした





『改訂国産機械図集』昭和13年刊







・・ビフォー

ハードカバーのようだけれども
ミゾがなく、チリもありません
背表紙は外れています







巻き見返しといって
最初と最後の折丁に見返しを巻きつけてあります




1折目、反対側




糸で綴じてあるとはいえ
古いことと、紙の重さと表紙が合っていないこと
それからなんといっても
紙の目が中身も表紙も逆目!のこと・・あらら
紙の目だけは直すことができません
 

 

 





・・・お直し

中身と表紙を分けて
折丁毎にわけ、背をきれいにしました
だいぶ汚れていました・・





背を和紙で補修し、
平ヒモを支持体とした本かがりで
綴じ直しました

また、巻き見返しの特徴的な構造は
丈夫な面もあるので、活かしました
そのかわり、
きき見返しをただ貼りつけるのではなく
表紙も一緒に綴じける構造にしました


↓クラフト色部分は表紙になります

 

 







・・アフター





背表紙はクロスで




表紙ごと綴じつけています
背には空きをつくり動きやすく












 








ご依頼、ありがとうございました





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本修理の方法は
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| 本の修理あれこれ | 19:08 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
本の修理 美術洋書



 


本の修理をしました
 

 



 

『Simone Martini』Milano 1968
イタリアの画家、Simone Martini の絵画集です

知ったふうに書きましたが、、、

Simone Martini がどんな人か・・?知らなかったです
調べてみると、1284年頃 - 1344年という時代
14世紀の有名な画家のようです

 

「受胎告知」の作者、とありました
あ、それは見たことあるかも!





 

 

 

 

 

 

 

・・・

ビフォー

表紙については
背表紙の天地にスレは見られるものの
その他はまったく損傷ないです




問題は、、中身





糸綴じの綺麗な製本ですが
もとの作品が大きく(受胎告知だもんね)
壁画だったりするので
見開きで見せる絵画がたくさんあり
(折り込みで見せる絵画も)
4ページ1折が多数

そして、のどに糸がかからないように
糸で綴じている折丁と
綴じていない(接着剤のみ)折丁が混在




また、美術書のため

折丁は少しツルッとしたコート紙なので
接着剤が剥がれてしまい
糸で綴じていない折丁は外れやすいです
・・・すべて外れていました


 

 

 







修理方法

見返しは損傷なし
というわけで
見返しと中身を分けて
中身のみ取り出します

 

折丁をすべてバラします

折丁の背についた接着剤は

ツルリと取れて、紙も傷んでいないので

背の補修はナシです


見開きノドの絵画に糸が見えないように
折丁の構成を考えます
4ページ1折の折丁は、和紙の足にて継ぎ
その他の折丁に組み込みます

すべての折丁を糸で綴じ直し
もとの見返しと合わせ、完成しました








・・

アフター






糸綴じ







和紙継ぎ

 


 

 




折り込みのある折丁






見返し

 

 









ご依頼、ありがとうございました






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| 本の修理あれこれ | 11:59 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
本の修理 古いフォトアルバム

 

 

 





本の修理をしました

 

 




・・・
before

古いフォトアルバムです


写真のアルバムや切手アルバムなどは
ページに貼るものや差し込むものがあるので
特徴的な構造の製本が多いです

このアルバムの造りは
1枚の紙の四方に
枠になる厚紙と窓のある紙が
表裏についていて
写真を差し込めるタイプの台紙となっています
その台紙には厚紙の足がついていて
台紙と足をクロスで繋ぐとともに
となりの台紙ともクロスで繋いである
という構造になっていて
糸で綴じてはいません



 

 


最初の台紙のクロスが切れてしまい
表紙と中身がバラバラになってしまっています







台紙が弱っていて
写真を差し込む入り口の紙がほとんど破けています
または、無くなってしまっている台紙もあります









どの台紙にも沢山の英字の書き込みがあり
これらの文字を消去したい、とのご希望も

 


 


文字はすべて消去したいけれども
表紙の裏にあるメッセージのみ残したい
また、台紙を1つ増やしたい
というご要望もありました



 

 

 





・・・
after






新しい台紙をひとつ作って

元の台紙、表紙と繋ぎました

 




英字の書込みを消したり
破れを和紙で補修しました






 





また、留め具がなかったので

(元がどんなものか不明、)革でつくりました



特徴的な製本については

しっかり見分けて同じように製本しました
また、古い良さを残しつつ綺麗にして

まだまだ使うことができるように
というお直しになりました


ご依頼主さんは

アンティークのポストカードなどを入れて
楽しまれるとのことです









ご依頼、ありがとうございました



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| 本の修理あれこれ | 22:14 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
本の修理 カリグラフィー本2冊

 

 

 

 





本の修理をしました

 

 


カリグラフィーの本、2冊です
どちらもドイツ、
ルドルフ・コッホの本


ルドルフ・コッホは
ドイツのカリグラファー、デザイナーさんです

(イギリスとドイツ旅の時に

古い本、文字の本を見てまわったけれど

ルドルフ・コッホの本もありました
その旅が今また繋がっているようです・・)

 







・・

『Das ABC-Buchlein』
Rudolf ​Koch und Berthold Wolpe      Leipzig 1934



ビフォー


激しく損壊しているわけではないです

背が切れかかっていて
壊れそう・・






見返しのノドも切れていませんが
弱ってはいます

ミゾの壊れが進行してくると
見返しノドが壊れやすくなります

ここも時間の問題かと・・・

 

 





この本をたくさんの人に見てもらいたいけど
この状態では少し気が引けるし
ガバッと開いてコピーを取ることもあるので
それをクリアしたい、というご依頼でした








・・・

アフター




ミゾを強くするために
背の部分のみクロスにし
ドイツ装仕立てにしました





見返しも新しく






 

 

 

 




・・

『Rudolf Koch 
 Mensch/Schriftgestalter und Erneuerer des Handwerks』
 Berlin 1949 


ビフォー

こちらはジャケット付の本
そのジャケットがボロボロです

本体は弱りかけているものの
ジャケットがあったため
まだまだ大丈夫そうでした



逆目なのかな?というシワ




 

さて、ジャケットの修理です

 



まず、裏打ち


裏打ち後には、欠けている部分を
表紙と同じ厚みの和紙で加えていきます

 

 

 

 



 

 



・・・

アフター





写真でわかりづらいですが
欠けた部分は和紙になっているので
1枚のジャケットに戻りました


彩色すると見た目が戻りますが
タイトル文字の部分もあるし・・・
(変な文字を書いてしまうと台無し!!)


こちらの状態で納めさせていただきました


 








ご依頼、ありがとうございました



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| 本の修理あれこれ | 23:15 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
本の修理 基本の料理本2冊





本の修理をしました

料理の本が2冊です
和食、洋食、どちらも押さえた料理入門
わかりやすい基本的な本とのこと


そしてやはり料理本は
辞書や聖書などに続き
ページをめくる頻度が高いので
壊れることが多いですね







・・

『和のおかず 京味・西健一郎の幸せな台所 』
 西 健一郎 1997年


ビフォー


そこまで古い本ではありません
綴じ方は
スケッチブックなどと同じリング綴じ
表紙はハードカバー
ジャケット付


中身と表紙は見返しでつながっているのですが
その見返しがリングで綴じられており
綴じ穴が切れてしまっています




表も裏も、破れ







安心してページをめくることができるように
というご依頼です






・・・

アフター




リング綴じとして一般的によくあるのは
スケッチブック

スケッチブックには、背表紙がありませんが
この本には背表紙があって、見返しもありました

背表紙は浮いていて固定されておらず
表紙に直接ついている見返しに
負担がかかりすぎるようだったので、
構造的に壊れやすいと判断し、表紙をつくり変えました


新しい表紙の背に穴をあけて
直接リングを固定しました



 

 

 

 

 

 

 










・・

『ニッポン人の西洋料理』
村上 信夫  1994年


ビフォー


本の構造は
一般的なあじろ綴じ
ソフトカバー、ジャケット付

あじろ綴じですので
ページが外れやすいです




表紙に近い折丁が外れていました

 

 

 

 

 

 










・・・

アフター



1折だけの外れでしたので
背に薄く接着剤を補填し
改めて折丁を差し込みました


あじろ綴じの場合は
重なった折丁の内側に
接着剤が届きづらい場合があります

この本のあじろは
あじろの切り込み幅が大きかったので
そのまま差し込みましたが
あじろの切り込み幅が少ない場合や

外れ方の状況によっては
また別の処理をすることもあります











 


ご依頼、ありがとうございました



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| 本の修理あれこれ | 23:10 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
本の修理 真宗聖典

 

 





本の修理をしました




『真宗聖典』 昭和10年発行 平成12年刊

比較的新しい本で
カバーをかけて使っていたこともあり
​表紙の傷みは少ないですが
聖典ということで、とても読み込まれていました
フセンもいっぱい








before
・・・
背割れしていました
糸綴じなのですが、糸が切れて
折丁の背が破れてしまったようです






持ち主さんは、なんとか直そうと
背割れの前後の数ページに

セロハンテープを貼っていたり・・
※修理にセロハンテープはNGです









・・・
丈夫にきれいにしてほしい
というご依頼でした


すべての折丁を綴じ直す
というほどではなく、
背割れからの前後数ページ
それから、表紙と裏表紙側のページを
補修して綴じ直すことで
中身を直しました

もとの表紙は紙クロスでしたが
今後も使い続けると破れる可能性が高いので
新しいクロスにしました




綴じ直した中身に花布、栞紐、クータをつけ
表紙と合わせ、できあがりです





after
・・・
 







背割れして破れた箇所は
和紙で補修して綴じ直し






セロハンテープのついていたページも

テープを剥がして、和紙で補修、綴じ直し

 





堅牢でありながらも、しなやかな
バランスのいい製本によって
読みやすく、長持ちします



※付箋について
今回は、
ご依頼主さんの大切なページの付箋ですので
剥がしていませんが
貼って剥がせる付箋といえども
長く貼りっぱなしにしておくと
接着剤が変化します
せめて文字の部分には
貼らないようにお願いします







ご依頼、ありがとうございました



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| 本の修理あれこれ | 22:13 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
本の修理 お料理入門

 






本の修理をしました



『お料理入門』御厨良子 富士書房 昭和33年刊


表紙もだいぶ傷んでいますが
ミゾは切れそうで切れておらず
傷んでいるけど、壊れてはいません





問題は、開いてみるとわかります
中身と表紙が分離しています、扉側








奥付側は、こんな感じ
折丁もぐしゃぐしゃになっています




古い雰囲気はそのままに
きちんと読めるようになれば・・
というご依頼でした










・・・
できあがり

表紙については
溝を裏から補強したのみで
ほとんど手を加えていません

 

 

 

 






折丁の破れや欠け、これについては
裏打ち、和紙継ぎ、によって
再生しました



 





折丁を再生したあと
糸で綴じ直し、背を補強し、
表紙と合わせました
 

 

 

 





こちらの本は、60年ほど前の本ですが
お料理の基本がしっかりと書かれているらしく
時折読み返すことがあるとのこと
確かに料理の種類も多く、勉強になりそうな本でした
ずっと読み継がれる本になりますように・・






 

 

 



ご依頼、ありがとうございました


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