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2014 おかやま いま何どき 豆本どき!


東京は西の方・・・
ではなく


もっともっと西、ぴょーんっ、と岡山まで


岡山の豆本展示に参加します



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  おかやま いま何どき 豆本どき!
    art space テトラヘドロン

  8/15(金)〜8/24(日)
   11:00〜18:00  
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いま何どき、豆本どき!
いいタイトルですねえ
ドキドキします

そういうわけで、
豆本、つくりました


今までのヨンネ豆文庫のラインナップ
すでに売り切れてしまっていたものもあり
展示用に増刷です

新作は
真ん中あたりにある水色の豆本








「川におちた玉ねぎさん」村山籌子


ジャガイモ・ホテルという宿屋の主人
ジャガイモさんのところへ
玉ねぎさんが訪ねます

桃太郎のように、どんぶらこっこ〜
とは流れませんが、玉ねぎさんも川へ・・・
なぜ、川へ落ちてしまったのか

謎は深まります・・ね?
いえいえ、推理小説ではありません

なんだかんだで
ほほえましいお話なんです






そのほか
夢野久作「キャラメルと飴玉」

前回の赤と青(→)に加え
黄緑とオレンジの2色を増やしました

遊び紙は
色がきれいなトレーシングペーパー◎クロマティコ(→








岡山は遠方なので、私も行けないのですが
お近くの方がいましたら、ぜひ足をお運び下さい


テトラへドロン
岡山県岡山市表町1−9−44







 
| ヨンネ豆文庫 | 00:55 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
カワウソか、キツネか、はてさて




学芸大学駅にいってきました



欲しくなる本がどんどん出てくる古本屋
流浪堂さん






こちらで、3/20〜4/20の1ヶ月間
かわうそ豆本洞が開かれます

入り口入ってまっすぐ進み
左手のギャラリーを覗いてみてください







・・・・・・・・・・・・・・


で、この展示にあわせて
ヨンネ豆文庫をつくりました



「堀切橋の怪異」田中貢太郎





この話のどこがカワウソなの?

ですよね、、
キツネやタヌキと同じように
カワウソも化けて人を脅かしたりするわけで
そんなかんじでちらりと・・・




すっごくコワイ話なの?
いやそんなことはなく、
親しみのある妖怪、怪談です・・



カワウソはラッコの仲間でもあり、見た目もプリティ
なんで妖怪になってしまうのだろう



これを機会に
カワウソの画像検索なぞしてみてください
かわええですよ












・・・・・
そしてさらに、
卓上レタープレス機×日本画×手製本のワークショップを行います


カワウソと何がつながっているかというと
カワウソの日本画で参加されている方とのコラボワークショップです
碑文谷公園近くのアトリエにて、のんびり開催します

詳細はこちら→をご覧下さい










・・・・・・・

ギャラリー内には
豆本、かわうそ、に加え
メンバーが選んだ
流浪堂さんの古本も並んでいます



並べる本を探しながら
自分の欲しい本が増え続け
思わず買ってしまった本


「ジプシー歌集」ロルカ 長谷川四郎訳 

装幀とレイアウトは池田満寿夫
函入りフランス装







「魔術館の一夜」泡坂妻夫

泡坂さん、一度も読んだことないのに
なぜ、これを手にとったかというと・・


先日、新聞で紹介されていて
気になったこの本
生者と死者―酩探偵ヨギガンジーの透視術 (新潮文庫)


買った時点では袋綴じになっていて
そのまま読んだら、短編
そして、袋綴じを開いて読んだら
長編ミステリーが・・って

え!すごい仕掛け!!でしょ
それに製本どうなっているのだろう

ということで
気になっていた泡坂さん
なのでした






そしてこの2冊以外にも
まだ取り置きしてある本もあり・・
お買い上げごとにアップしようと思います









 
| ヨンネ豆文庫 | 22:20 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
微笑ましい喧嘩


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明日から始まる
四ツ色商店vol.10 11/1〜11/10 →


こちらに合わせて、
ヨンネ豆文庫を久しぶりに作りました


データ作って、紙切って、糸でかがって、
表紙を貼って、組み立てて・・・せっせと作業



で、できました


・・・・・
四ツ色をイメージした話?
話の内容はそうではなく

「四」のつくお話で、かわいらしく、
雑貨要素があるということで・・・

*「三角と四角」巌谷小波




三角と四角は何を指しているのでしょうか・・・
似ているようで似ていない、三角と四角のお話





・・・・・
もうひとつ、四ツ色のカラフルなイメージと
お菓子のカラフルさをつなげて・・・

*「キャラメルと飴玉」夢野久作





内容は同じですが、2色で作ってみました







「三角と四角」、「キャラメルと飴玉」どちらも
「微笑ましい喧嘩」が共通項になる童話です*




今までのヨンネ豆文庫はこちらです→
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| ヨンネ豆文庫 | 22:48 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ヨンネ豆文庫、販売中


イベント参加などでお世話になっている高円寺書林さん(→
店内に、豆書林という棚があり
いろんな作家さんの豆本作品を販売しています


今月から、その豆書林の棚に
ヨンネ豆文庫を置かせていただくことになりました

本だけでなく、展示もあり、お茶と軽食も楽しむことができる
高円寺書林さんに、ぜひ足を運んでみてください



納品したのは、以下の4冊


■「お茶の湯満腹談」夢野久作   ・・・  エッセイ 



■「ばかな汽車」豊島与志雄  ・・・  童話  



■「サラダの謎」中谷宇吉郎  ・・・ エッセイ



■「ねことおしるこ」小川未明  ・・・ 童話






11月には、また新しいヨンネ豆文庫を刊行する予定です・・・
(過去のラインナップはこちら→






・・・・・・・・・・・・

ところで、ずっと石川県にある中谷宇吉郎の雪の科学館
に行ってみたいと思っていたのですが
ちょうど今秋、中谷宇吉郎さんの展示をやっているようなのです


「中谷宇吉郎の森羅万象帖展」9/2〜11/23 →

「サラダの謎」もそうですが
科学者ならではのしっかりした視点と描写のエッセイは
読みやすくとてもおもしろいです

この展示では、写真も多く、期待が高まります
入場無料◎いつ行こうかな〜











| ヨンネ豆文庫 | 20:43 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
「お茶の湯満腹談」夢野久作
 


西荻の、お茶して散歩して楽しい!のイベント
チャサンポーに合わせて


 ヨンネ豆文庫 7冊目
「お茶の湯満腹談」夢野久作、できました
左:限定10冊  右:通常版(※どちらも本文は同じ)

限定の方は、各5冊づつ
西荻窪の盛林堂さんにあるmondobooks貸し棚と
アトリエ・ハコさんにあるヨンネハコ
に、置かせて頂きました

※ヨンネハコは、チャサンポー時のみの設置です

通常版は、チャサンポーでの古本市&蚤の市
mondobooks2days(開催場所:モイスェンさん)
にて販売を始めます


チャサンポーが終わったら
盛林堂さんや、甘夏書店さんに常置していただく予定です
どうぞよろしくお願いします

・・・・・・・・・・・・・・・・・

モイスェンさん→
アトリエ・ハコさん→
盛林堂さん→
甘夏書店さん→




ヨンネ豆文庫についてのお問い合せは
メールでお願いします→
info@yon-ne.com





  一折中綴じのかがり穴が開いた本文










| ヨンネ豆文庫 | 23:48 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
汽笛をならして走ります


ヨンネ豆文庫、6冊目は

 豊島与志雄「ばかな汽車」を作りました
 
(それまでの刊行の様子は1〜4冊→ 5冊目→


「ばかな汽車」は、フランス文学の翻訳者であり
童話作家でもあった豊島与志雄さんの童話です

 佐々木マキさんの挿し絵がちょっぴりこわい
 の中にある、
 田舎の風景が浮かんでくる昔話のような1編です
 


ちょうど、4/6〜6/23まで
武蔵野市立吉祥寺美術館で
佐々木マキ見本帖」を開催しているようです

前期と後期で、展示作品が異なるようなので、
どちらも行ってみたいと思っています






ヨンネ豆文庫についてのお問い合せは
ヨンネまで メールでお願い致します
info@yon-ne.com



・・・・・・・・・・・・・・

また、2013年4月現在
ヨンネ豆文庫を扱っているお店は

西荻窪 盛林堂書房さん
曳舟 甘夏書店さん
三軒茶屋 カフェルポポさん

です。
(※それぞれ置いてある豆本は異なります
 基本的に、新作は、盛林堂さん、又は
 その時のイベント展示、で販売します)















| ヨンネ豆文庫 | 11:15 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
サラダの中には何がある



今週は、豆本製作を少しづつ・・進め



「サラダの謎」中谷宇吉郎 できました

豆本にするお話を探すために
いろいろな短編を読んでいる時間が面白くなってきて
作り始めてよかったことのひとつです


  
中谷宇吉郎さんは
「雪は天からの手紙」をむか〜し・・読んで知ったのですが 
豆本ネタ探しでみつけたその他の随筆集も
科学者らしい観察眼と、雪に魅せられた人の温かい視点の文章が
読みやすく、愉しいエッセイです
    
  
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| ヨンネ豆文庫 | 23:57 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ゆっくり刊行中
 

2012年12月の喫茶きのこをきっかけに
ヨンネ豆文庫をはじめました

最初のタイトルは、夢野久作「きのこ会議」

このお話、きのこ達の会話と、きのこ狩りの人間と・・・
ほんわかにんまりブラックな短編でして
これを、豆本にしたいなあという思いからでした


作ってみると、小さな紙の中の文字を読むこの世界が
思った以上に楽しいので(お話選びも楽しい)
イベントなどに合わせて少しづつ作り始めました


そんなところへ嬉しい知らせが○

「きのこ会議」にいち早くお問い合せいただき
喫茶きのこにオープン待ち!してお買い上げ
していただいた作家の北原尚彦さんが

「本の雑誌」3月号で
「超偏向豆本回顧録2012」と題して
「きのこ会議」を紹介して下さいました!
 



反応があることだけでも、嬉しいと思っていたのに
こうして紹介していただくと、とても励みにもなりました




というわけで、ただいま4冊あります

(左から時計回りに)
「きのこ会議」夢野久作(表紙の色をマイナーチェンジ)
「ありときのこ」宮沢賢治
「ねことおしるこ」小川未明
「赤い蝋燭」新美南吉


**ヨンネ豆文庫についてのお問い合せは
  info@yon-ne.com まで メールでお願い致します**







| ヨンネ豆文庫 | 23:27 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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