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越前和紙の旅

 


 

 

つい先日のことです

福井へ行ってきました

 

 

 

なぜ、福井か・・・

福井が気になっていた理由、主に2つ

 

・墨流しの伝統工芸士さんがいる

「墨流し」和風マーブリング(→

墨汁を水に垂らし、風の動き、

水の流れで動く墨汁の模様を写し取る技法
 

 

・やきとりの名門 秋吉の本店がある

「秋吉」個人的によく行く焼き鳥屋(→

どこにでもあるようでどこにもない、

美味しい焼き鳥と雰囲気がいいんです!

 

この2つの理由に、

今年になってもう1つ加わりました

越前和紙特有のひっかけ技法(理由はこれ→


 

 

 

よーし!

これは行くしかないですね

 

 






 

 

 

 

・・・
 

 

というわけで、福井着

 



改札を出る前に、モダンなレリーフが!
漆芸家、盒鏡疣佐峠ず酩覆箸里海







恐竜もお出迎え・・?

 

 



いや、これ、動くんですよ、、、

 長い駅舎の壁もすべて恐竜!




こんなのも

駅周りの恐竜推し、すごい
ぐいぐいと迫られました




そして駅前に、秋吉!
さすがです、福井(ここは本店じゃないです)


 

 



路面電車





勝木書店
地元に愛される品揃えの良い大型書店という感じ
郷土、福井出身作家もの、しっかり推していました





気になる喫茶もチラホラ




 

 




シャッター商店街なのかな?
平日だったから閉まっている感じ



この新栄商店街にある「わおん書房」さん、
行きたかったのですがお休みの日でした










駅前にあった古書店、好文堂
よきよき!



地方の資料は地方で探す
『ふくいの工芸』購入しました




 

 

 

 

 



・・・・

さて、ここからが本題

事前調べ
・越前和紙の里(→)をチェック
・墨流しの体験WS、伝統工芸士さんが入院中
・ひっかけ和紙は工房独特のもので

 詳細は教えてもらえず

まあ要は何も分からなかったので
とにかく越前和紙の里へ行けば
資料とか展示があるかもだし、
ひっかけ和紙を何か買えればいいし
行ってみなけりゃわからない!

と家を出たのでした

福井駅前の観光案内所でマップをもらうと
「越前和紙の里へ行かれるのであれば
大瀧神社にも行かれるといいですよ」
と教えていただきました
「紙の神様」が祀られているようです
ここはノーチェックだったので
それは最初に行かないと、、!




ここまでが1日目のお話




・・・

次の日の早朝

紙の神様にお詣りするところからスタート

福井ではなく、武生駅まで動きます

そこからバス(本数少ないので注意)
 

 

 


マンホールが、紙漉き!





人っ子ひとり居ません
静まりかえった鳥居前、

杉などの大木から見下ろされ、
別世界のよう、、神聖さが迫ってきます







ここから入った本殿が素晴らしかった
古い柱や彫刻、

屋根の複雑な重なり(それが特徴らしい)
これは神様いるぞ…!
気持ちが波立ち、本当にそう思えました
なんとなく写真をパシャパシャと撮れず、これだけ


大瀧神社岡太神社こんなサイトありました→
 

 



で、ここは下宮ということで
上宮である奥の院があるらしい
山道30分ほど、らしい
行ってみよう、歩き始めると・・

 






、、、熊!? 





熊って出会っちゃうものなの?
せっかくここまで来たので

熊に引っかかりつつも
少しづつ山道を登り始めました
すでにその山道が修験道みたいな感じだったので
じわじわと不安が増えていくなか
前方の木々の間で

ガサガサっと黒い塊が走り去って行き!

私は硬直!そして後退り!
え、あれが熊なの?
さすがに無理、奥の院は諦めることに…

(あとで聞いたところでは

イノシシとかサルもいるみたい)



紙の神様、紙祖神は
川上御前という女性の神様

この村里は田や畑が足りなくて

さぞや生活に困るであろう。
しかし、この村は清らかな水には恵まれている。

これからはその水で紙を漉いて生活を立てるがよい

 

「紙を漉くといいよ!」

なんてカッコいい伝説なの







何も調べてないおかげで
おお!そうなんだ〜と
高ぶりつつ、

奥の院はすっぱり諦めて

越前和紙の里まで歩いていると
あちらこちらに製紙所がある







そして!紙の神様の恩恵なのか
こんな看板が出ている場所がありました


 



和紙がいろいろ!
ひっかけ和紙も!!!
迷いなく足を踏み入れると
奥で作業されている女性が会釈してくれました◎
と同時に、車が入ってきて、、
柳瀬良三さん、この製紙所の社長さん
お話をすることができました






そしてそして!
ひっかけ和紙の技法について、
ひっかけの金型について、
丁寧に教えていただくことができました
金型の現物まで見せていただきました!!
模様の部分もすべて手作りだそうです
写真はNGなので、
金型・・・?と思った方は
こちら、ひっかけ技法について→
「和紙の原料である繊維を金型にひっかけて
地紙に被せるように乗せて漉き合わせる」
ふむふむ、です
ひっかけ和紙を見たときに
落水紙っぽいけど
このきちんとした模様は何だろう?
と思った疑問も解決しました


さらに!!
柳瀬良三製紙所さんの見学だけでなく
他の製紙所さんまで案内していただきました

・やなせ和紙(→
襖紙などの大判の紙を漉いている製紙所
大きな漉き舟の中にこれまた大きな簀桁を
女性二人がかりで息を合わせて漉いていました
「水と遊んでいるだけ」笑顔の言葉が忘れらません
石のようなコロンとした箱も見せていただきました
手作業だからこその温かみのある箱でした
harukami(→

・長田製紙所(→
こちらも襖紙の老舗ということで
本当に大きな大きな簀桁がありました
カラフルに染色された和紙の繊維を
漉き込むことで華やかな模様紙や
もみ紙なども製紙されていて
アート作品、灯りなどのインテリア、
かわいい小物もたくさんありました

・柳瀬良三製紙所(→
とにかく良三さんが優しくて熱い!
私のような急に訪ねた人間に
丁寧にお話してくれるのです
お仕事の邪魔にならないかなぁ
と心配になりつつ、
嬉しくなっていろいろお伺いしてしまいました
ちょうどトロロアオイの生産が無くなる
というニュースがあったりしたので
そのことも尋ねてみると
ここ大滝町でも栽培を始めてみてるところ!
というお話だったり
和紙づくりはどんどん売れるような
ウナギ登りの産業ではないけれど、
ずっと続いていた伝統工芸であり伝統技術、
止めてしまえばそれまでだけど
続ければ、続けることができる!

 

5月には紙の神様の盛大なお祭りがあって

あの奥の院から下宮まで神様を神輿でお迎えし、

何日間か神様は集落を廻って

また奥の院へ戻っていく

このお祭に来るといいよーとのこと



柳瀬良三製紙所さんの
手漉きひっかけ和紙、
ただただ、ため息の出る美しさ
和紙を漉く工程で、和紙の原料である繊維を
金型にひっかけ載せて模様をつくる
無理のない自然の美しさ
漉いている時の水の艶やかさをそのまま写し取って
密やかに残っているような「ひっかけ」
光り、輝いています*****


本当に、ありがとうございました!!










何気ない静かな道とお家のように見えますが
ほとんど製紙所さんなんですよね












・・

そしてやっと?やってきた、
越前和紙の里(→
ここで勉強しようと思っていたけど
すでに深い予習が終わっていました

ここは復習エリアということで





・紙の文化博物館
和紙にまつわる図書が揃っていて、
いろいろな和紙のサンプルがずらりと
2階の展示室では、紙漉き道具など貴重な資料、
伝統工芸士の紹介など、パネルには柳瀬さんの姿が






なんか漉き道具に見えてきちゃう


 

 



・卯立の工芸館
移築復元した紙漉き家屋
伝統工芸士さんが、紙漉きの手順を教えてくれます
流し漉きと溜め漉きの違い、分かりました(→



そう、流し好きと溜め漉き・・・

今さらながら気付いたのですが
「和紙」「和本」といっても
もともと中国からの技術だし?

とぼんやり思っていました
でも!流し漉きは日本だけの技術なんだと分かり

ということはやっぱり「和紙」なんだなって
japanise bindingで人気の和本についても

和紙を使っているということで「和本」かな、と

 

 


ミツマタ




・パピルス館
和紙漉き体験ができたり、和紙や和小物の販売

・越前和紙うめ田
品揃え豊富、手漉きではないけど
ひっかけ和紙を買うことができました

・よってこ
食事処、福井名物おろし蕎麦をいただきました


いやいや、大満足の越前和紙さん

紙の神様、ありがとうございました

 

 

 

 

 

 


・・・・
で、
まだ時間ある!
かこさとし絵本館へ駆け付け



わわ、だるまちゃーん
と、てんぐちゃん!




けんぱ、けんぱ、けんけんぱ!





ウキウキして、到着



 

 

 


臨時休館日!でした・・・泣











・・・

旅、
というよりも家出、
交通手段と宿だけ決めて
あまり計画し過ぎないのが好きです
でも、もっと調べておけばよかった
と思うこともたまにある…

でもやっぱり、歩いて探したり
発見する楽しさが、おもしろい


今回は、ここ…!
moji(→

 



宿の近くにあって、前を通りかかりました
これは!!
お店って気付かないぐらい静かな佇まい
でもそのさりげない外観にセンスが滲み出てます
入ってみました、カフェです
いや、ほんと、近所にあったらなー

空間を贅沢に使った店内、

家の窓も框景になるのかという感動
市街から離れてますけど、ぜひ
あの路面電車(福井鉄道)に乗って
赤十字前駅で下車です

 

 

 



 

 

 

 

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| 日々のこと | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
2019あけましておめでとうございます

 

 






謹賀新年 あけましておめでとうございます






2018年も多くの方にお世話になりました
ありがとうございました

本の修理からスタートした手製本
本の修理も手製本も目的は異なるけれど
技術としては同じものです

 

修理だけでも手製本だけでも

楽しむことはできますが

どちらも興味を持ってくれる方が

増えてきたように感じる年でした

 

 

 

 

・・・

 

2019年もどうぞよろしくお願い致します
古本と手製本でつながる皆さまにとって
よい年でありますように!

 

 




 



 


・・・・・

 

 

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| 日々のこと | 14:59 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
雨ノ松本

 

 



数年前、はじめての松本は

台風で雨だったけれど

4度目の松本も、また雨でした

長靴でイザ!松本散策





駅構内の七夕人形






ずらりと






街中にも




 

 

 

 

 

・・・

新しくできたbooks電線の鳥へ(→
答えがわかるとツマラナイので
写真はボンヤリと・・・
松本城の周りはなんどか歩いているのに
もう一歩こっちに?この奥に?という場所です






電線の鳥は、松本城の東側
というわけで、気になっていたここへ

趣ある店内で、ウズウズします
 

 

 

 

 

かき氷、あんみつか、、、

悩んだ末に、クリームあんみつ


 

 

 

 

 


歩いていると、ポンっと出てきた総菜屋さん
いや、お客さんがいなかったら素通りしそうなぐらい
お店感がゼロ、でも、すごくいい!







 





お城にいつもの白鳥さん

 

 

仲良し






 

 

 

 

 






・・・
草間彌生展と、その周辺


 

 

 









道路挟んで見える、あれは栞日さん!です













・・・
そのほか、食べモノ


『ブックトープ松本』に登場した

焼きそば専門店、たけしや
サパンジの向かい辺りにあります

焼きそばってあまり食べる習慣がなく
屋台で売っているイメージ(それも食べないし)
で、これは焼きそばだけど焼きそばではない?
太くしっかりした麺としっとり味付け、オイシ!
 

 

 




2度目の珈琲美学アベ
今回はカフェオレを

カフェオレのサーブの仕方がかっこよく
動画で撮りたかったです



そしてプレスサンド
ホットサンドではなく、プレスサンドなので
レタスしゃきしゃき、パンはかりっと








 

 

 



・・・
そのほか



銭湯ばらの湯の日替わり





サルタ ビル フォントが違う

 

 

 


「手」のフォントいかす



 

 


美ヶ原温泉

 




松本てまり




 

 

 

 

 

・・・
また、来ます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| 日々のこと | 20:54 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
海のほうへ




美術館、展示会、映画館
遠くの本屋さん、古本屋さん
行きたいところはあるけれど、、


ちょこちょこと
日々の動きについては
ツイッターやインスタグラムで・・
ブログに書き留めるほどでもなく?
なのですが
今回は、少し
アップしてみたいと思います







海のほうへ

ひとつは葉山


神奈川県立近代美術館葉山(→








ブルーノ・ムナーリ展

右のポスターは、2013年の
ヴァンジ彫刻庭園美術館に行った時のポスター




葉山まで足を延ばさなくても
秋には世田谷美術館に巡回するそうですが
海の見える美術館、気持ち良かったし
ほわっとよい休日になりました



ブルーノ・ムナーリは
『木をかこう』を幼い頃に読んでいたことがはじまりで
そのあと、20歳ぐらいの時に
彫刻家だったことや
おもしろい本づくりをしていたことを知りました
創作活動、思考方法、いいなぁと思います




 

 

























・・・


もうひとつ、海のほう
港のほう、、、横浜へ



横浜開港資料館にて(→
金属活字と明治の横浜展


活字の歴史
ペリー来航からの横浜での活字の発達など
活字や書籍を見ながら、改めて勉強になりました

個人的にはガラス活字の見本帳がよかった
活字自体の展示はなかったので
ガラス活字、気になっています



・・
開港資料館は、
中庭がありその中心に大きな木がありました
周りにベンチがあり、
すごくゆったりとした時間が流れていて
休憩するのにもぴったり

展示の中で、大きな木は
たまくすの木といって
横浜が漁村だった頃からあり
画家ハイネの絵画や浮世絵にも
登場するそうです





 

 

 

 





石川町の喫茶店
16時半に閉まる(前回そうだった・・・)
ので、オヤツ時間に入店してみました

 



 

 

 










 

 

 







 

 

 

 





中華も食べないと!
で、炒飯











 

| 日々のこと | 21:39 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
京都、保存と修理の文化史展へ





2月中旬のこと、
です


京都へ行って来ました
やはり東京は山が見えないわけで、
山が見えるとなんだか嬉しい
広いですね、京都は
そしてすっごく寒い!!
雪がずっと散らついていて、
本格的に降るのか?というような空もあったり、
太陽ぴかーんと晴れて眩しかったり
まあ、とにかく寒かったです



目的は、京都文化博物館で開催されている
「保存と修理の分化史展」に行きたくて
「古文書の修理」という講座を聴講したくて







とはいえ、講座は次の日の午前
まずはとりあえず恵文社、ですね

安定の楽しさで、
あっという間に夕方に







それから
出町桝形商店街に足を運んでみました

「今日も元気だ!」

というスローガン?頭上にあり







本屋さんかな、と思ったら
映画館でした








新しい古本屋さんがオープンしたようです







好きなかんじ、イカワトーイ

 

 





古本市あり







魚屋さん、なかなかのデカさ







確かに元気な商店街でした赤




 

 

 

・・


川沿いの散策途中に通りかかったホホホ座
いろんなホホホ座があるんですよね
(本店には2年前に行ったかな→








夜の京都をうろつき
銭湯へ行き
ゲストハウスにて就寝です










・・2日目


宿から京都文化博物館へ
少し遠回りしながら朝の街歩き



喫茶がちらほらあって
気になるなる!


商店街には誰もいない・・







喫茶、扉!
オープンしておらず、、、
ここに行きたかった!






COFFEEと本


一見、ふつうの本屋さんっぽいけれど
珈琲があるのかな、ブックカフェ?
 

 




PHOTO・COFFEE 鈴屋

写真と珈琲?なんだかわからないけれど
建物も扉の文字も可愛く・・◎








京都文化博物館に到着

 






この横に入り口があります




ずんずん





保存と修理の文化史展では連続講座がありまして、
その第3回目、古文書の修理についての講演を聴講しました

古文書とは誰かから誰かへ意志を伝達するものであり、
残すべき情報や痕跡を把握すること、
修理後のあるべき姿と文化財的価値との関係を考えること、
修理とは見栄えをよくするものではない、こと
何かを伝えたい!そして残していきたい!
という古からの人々の気持ちは、
本としてカタチにしたい、大切な本を修理したい
という今も想う気持ちとつながりました
すべてに物語があるのです
とてもよい講演で勉強になりました!





読み応えのある図録です

文化財には、製作した人や文化財になった歴史はもちろん、
保存と修理に関わった人々がいたこと、
その視点からの文化史、人の生き方や願い、
強い思いが詰まっていました










・・・
さて、午後は
京都の南側へ





3月末に閉館?らしく・・
京都みなみ会館


 






(今日のアクトは照井さんだったか・・・!)







ふと目を逸らすと、五重塔の存在感!
青空に黒々と、どっしりと・・
すっかり圧倒されて
足を向けてみました(中学の修学旅行ぶりかも)



重々しいのに、爽やかな空








東寺、お邪魔します





広い広い!
五重塔が見えるのに、なかなか辿り着けず




なかなか近づけないな
と思っていたら

ぐるりと廻ったところに
特別拝観の看板があり
チケット買うと
五重塔の中まで見ることができました




如来や菩薩?に立派な柱
褪せてはいるけど派手な色彩
これぞ国宝の重要文化財、
かっこよかったです
 

 

 

 



これは、金堂(もしくは講堂かも・・)












・・・
さて、そのまま
生徒さんからオススメされていた東福寺へ
ここを通り抜ければ・・

 







何やら趣のある建造物がチラ見え






がーん、、、
3時半で〆切とのことで
ぴったり3時半なのでした・・
あの趣のある建造物までは行けませんでした
次回、再訪したい!




全景地図をみると
これまた広そうですね


さて、帰りましょ

 

 











・・・
保存と修理の文化史展、本当によかったです
「修理は見栄えをよくするものではない」
という言葉が残りました

美術のことは詳しくないですが
修理を施してきた人たちのこと
保存に力を尽くした人たちのこと
背景を考えながら作品や絵を観る

そうすると視点が増えて
より深く観ることができます
 







・・・

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| 日々のこと | 22:06 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
冬の諏訪湖と御神渡り!!




2月初旬のこと、
です

まるっと1日お休みがありました

どこか日帰りで出掛けたいな
と思いつつ行き先が決まらない
そんななか
イルフ童画館がツイッターで
「諏訪湖で御神渡り!」と
つぶやいているのを見ました

おお!それだー
とすぐに決定
特急あずさに飛び乗りました





・・・


上諏訪で下車、湖の方へ
湖に氷が張り、その上に雪が積もっている
湖が平原のよう!

どうやら御神渡りは下諏訪の方らしいのですが
これだけで、もう胸いっぱいです
 

 

 

 




カメもお休み




スワンもお休み





水鳥とスワン






湖が凍っているのは
はじめて見たかも、ですね





 

 


(これはやっちゃだめなヤツですが、、危ない)かわいい









 






 

 

















 

 

 



太陽と雲がつくる影と光が、
湖面の雪の上で動いていく自然のインスタレーション!
光が差し、ゆるやかに広がっていく
音がないのに、音が聞こえるようでした


 



雲、氷、雪
湖面に映る雲、沈む氷、そして雪



 

 

 

 




上諏訪から下諏訪までてくてく歩いて
やっと御神渡りに出会えました







こちらのオミワタリもいただき
帰途につきました

 






イルフ童画館まで行けるかな?
と思っていたけれど・・
時間オーバー

で、、
この1週間ほど後
なんと、お便りいただきました

御神渡りとは別件ですが
今年はイルフ童画館、開館20周年!
とのこと

4月21日(土)に
手製本ワークショップを
開催する予定です
詳細はしばらくお待ちください







 

 

 

| 日々のこと | 20:38 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
はじめての九州、福岡、博多

 

 




未踏の地、九州地方・・
行ってきました


2017年12月のことです



羽田から福岡へ、空の便にて
福岡空港からは、
電車で2駅!!という博多へ

はじめての、九州
街を知るには歩くのが1番


大都会!なので
はじめの1時間ぐらいは
福さ屋の看板たらこ
九州なのね、と思う・・






それにしても、博多は広い
大通りの裏を歩くと、銭湯も




しんばし?








・・
さて、今回の目的は
福岡市総合図書館で開催されている
上野英信展です

きれいな図書館
ヤフードームの先にありました



図書館内の1室にて

 





そして展示は2会場
こちらは、福岡市文学館




赤煉瓦の、歴史ある建物




上野英信、恥ずかしながら知らなくて
この展示は、組継ぎ本の講座でお世話になっている
前田年昭さんから教えていただきました
図録には前田さんの寄稿もあり
また前田さんの奥さんが企画された展示です

上野英信の書き原稿や資料の展示に加え
著作本や関連本を手に取ることができるのも良く
とても丁寧な展示でした


岩波新書から復刊された本で予習をしておきました
『地の底の笑い話』『追われゆく抗夫たち』

図録は充実&かっこいい










・・・
展示が目的だったので
その他はどうしようか
やはり古本屋と喫茶には行きたい





・・
古本屋さん


・徘徊堂

よい佇まい!
店内は、積み本がどっさり
通路がないぐらい・・
そんな積み本をひょいと持ち上げて出てきたのは
ちょうど先日友人におもしろいよ
と言われた『観光』ハヤカワepi文庫・・
教えてもらっていなかったら
スルーしてそうな表紙なので、びっくり!
これは出会いと購入







・入江書店

角に立地、入り口が2つ




堅実な品揃えで、入りやすい◎
周辺は、古着屋や雑貨屋など
お洒落なお店が並ぶエリア


 

 


茶色い古本を購入

 








・本々堂

やってなかった〜!!残念







古本屋さんで買ったもの










・・

新刊書店は
有名なブックスキューブリック
けやき通り店






老舗の福岡金文堂も



 

 

 


それぞれ1冊づつ、買いました◎













・・

喫茶はこちら

・ロジン




忙しいお昼時、ナポリを注文
ナポリタンではなく、ナポリ!です
珈琲を丁寧に淹れる
優しそうな年配のマスターが印象的でした



 

 





・風街
ムッシュムニエル?

すごく気になったけど
腹いっぱいだったので、入店しておらず




・ロンリン

徘徊堂へ向かう途中にあります
ここも未入店ですが、気になります!





・トニーワン

六本松という駅で
前田夫妻と待ち合わせした時のこと

早めに駅に行ってみると
駅前はピカピカのTUTAYAやカフェ
この建物は違うなぁ・・・と
反対側の静かなエリアに踏み込みました

 

そこで出会ったのが、トニーワン!



昭和レトロだーわいわい!

写真に見える2つのカップは
派手な年配の女性と
パンチっぽい頭の男性
(夫婦?関係が不思議な感じ)が
さんざんお喋りして立ち去ったあとです・・
それも含めて、入店時のインパクト大



モーニングを

2人の女性が店主でして
帰り際にマッチを求めると
また来てね、とおっしゃてくれました
また来ることができるかわからないけど
はい、と答えつつ
福岡来たらまた必ず!と心の中で強く思いました

 

 

 

 

 

・フジスエ珈琲

トニーワンの近くにありました

オープンは夜みたい?

 

 

 

 



・屋根裏 獏

2階にある喫茶店
隠れ家のような雰囲気ですが
平日昼間にも関わらず
若者、大学生?たちで賑わっていました
このお店のある通りは
親不孝通りというらしい・・
 

 

 

 




 

 




・・
その他


宿泊したゲストハウスの近くに櫛田神社があり
夢野久作「押絵の奇蹟」で押絵が奉納される神社!
そうだそうだと思い出し、朝参り



 

 





 




・電車
太宰府行き、というだけで
ちょっと興奮、色もかわいす






はじめての食べ物、おきゅうと
海藻を固めたところてんのような、
つるんとほろんの間の食感




 

 

博多ラーメンは
屋台とお店にて2ラーメン








写真がないのですが
上野英信展の企画に携わっている前田夫妻の案内で
活版印刷の文林堂さんを訪ねることもできました

 

活版のお仕事も続けつつ

新しい方法をどんどん取り入れ
印刷と製本のアイデアが次々湧いてくる
職人山田善之さんのお話は

とても刺激になりました
・文林堂→






・銭湯は、鶴亀湯にて
Lの字形の浴槽、不思議な間取りでした風呂


















 

 

| 日々のこと | 23:15 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
2018あけましておめでとうございます

 

 

 






謹賀新年 あけましておめでとうございます





2017年も多くの方にお世話になりました
ありがとうございました

手製本をはじめてから10年経ち
手製本で人も繋がり世界も広がり
というこのような状況になるとは
思ってもみませんでした


その時その場面
自分の内側から動くこともあれば
自分の外側からの働きかけで動くこともあり
どちらにしても広がることにはちがいなく
新しいこと、やっていきたいです

 

 

 



2018年、よろしくお願い致します
古本と手製本でつながる皆さま
どうぞよい年でありますように!

 





 

 

 

 



・・・・・

 

 

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| 日々のこと | 12:57 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
綴る、詩、街




映画について、備忘録

映画は映画館で!

という思いなのですが

なかなか足を運べなく・・・

いや、運んでいるほうなのか?

そんな今日この頃

 

 


・・
秋以降、観た映画

『ベイビー・ドライバー』(2回観ました・・)
『ブレードランナー』(1982年のやつね、爆音映画祭で)
『悪魔のいけにえ』(爆音映画祭にて)
『アトミックブロンド』(シャーリーズセロン好き)
『ギミーデンジャー』(ジムジャームッシュ!)

『パターソン』(もう1回観たい!)

 

 

 

ベイビードライバー!(→

はじまりの10分ぐらいが

それだけで完結しているほどの、かっこよさです

ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョン

の大好きな曲がかかったというのもあり

グイーン!と加速!元気になりました

古い映画だったら

主人公と彼女はラストで死んじゃいそうだけど

しっかり現代風にまとまっている、など
 

で、そんなドンチャン盛り上がって

事件が続くね!というような映画を観ると

パターソンの良さも際立つのでした

 

 

 


パターソン(→
詩をノートに日々書き綴るバス運転手が主人公
淡々とした日常のようで
ちょっと変わってて

ジムジャームッシュ!

やっぱり画がきれいでかっこよくて
バスも爆発しないし

かわいいブルドッグも盗まれないけど
はっとするような出来事はいろいろ

 


言葉、風景、表情、綴られる詩

双子たち(韻のような役目?)

映画そのものが

詩だったのだろうなぁ

 


主人公の持つノート

部屋に並ぶ詩の本たち

手に取ってみたい本たち

 

 

・・・

手製本講座では
本ではないノートが矢鱈と出来上がることが
気になっていたのです
真新しいノートでも
書き込めば1冊の本になるはず!

とは思っていたけれど

実践したわけではなかったから


パターソンを観てよかった

詩を書き綴る主人公のノートは

かけがえのない1冊、本になっていました

 

 

 

 

 

・・
そしてまた

新しいノートが詩の本になる・・










 

 

 

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奈良、フィレンツェ、ポーランド?

 

 

 

 



奈良に行ってきました


目的を同じく
実は6年前の2011年にも
奈良を訪ねたことがあります
(2011年はヨンネをはじめた年)
その目的はなにかといいますと
NPO法人書物研究会の夏期講習です

こちらの会のことは
本の修理に興味を持ち
まるみずで手製本をはじめたのと同じ
10年ほど前に知ったのですが
奈良の講座には通えず
ずっと気になっていました

そこで、ヨンネをはじめた年に
夏季講習の実習1日だけ、訪ねてみたのです
この時は、本当に訪ねただけ・・
という感じでしたが
また再訪したいなと、いつも思っていました

というわけで、
やっと、再訪!です







・・・

夜行バスで、奈良着
そこから奈良県立図書情報館まで
てくてく徒歩にしました

時間にはゆとりが・・
喫茶アーガイルでモーニング






奈良の観光地とは間逆の方向で
のんびりとした時間が流れています






稲穂がそよそよと・・
すっごくいい匂いがします
こんなにあまい匂いがするんだ!と驚きました
空気をぐーんと吸い込み、緑は目に優しい







桜並木、これは春にも来てみたいですね








川沿いを歩いて・・







うん、着きました、ここです!






1日目の講習は
・教室生さんの作品展示とトーク
・ポーランドの都市と書物についての講義
でした

西洋の歴史を踏まえながら書物について考えるのは
本当におもしろく、興味深かったです

教室生さんの作品展は、
絵本の修理や、無線綴じをどう直すか
いろいろな見返しを考察する、など
本の修理の観点からの展示でした
自分の本の直し方との共通点
相違点、類似点を確認しながら
とても勉強になりました!
(もちろん、今後の講座にも活かします)










・・・

宿です
2日間の奈良なので
チェックインします

趣がある門をくぐり石畳を奥へ進むと・・
茶室や中庭のある築100年の古民家ゲストハウス
東大寺もすぐ近くです






さて、夕飯にはまだ早いけど
なにか食べたいなぁ、と
ゲストハウスから東大寺のほうへ歩くと
「葛もち、葛うどん」の看板が目に入り
葛うどん、って食べたことないかも・・
ふらりと、入店



葛うどんセットを頼んでみました

葛うどんもつるんとさっぱり
そして胡麻豆腐もぷるんと美味





そして、最後にサーブされた
この、葛もち、、、

これが・・・うまっ!
ほんのり温かでほわん!出来たて!
ひさびさ目が開いてしまうほどの驚く美味しさでした
(天極堂、有名らしいですね、何も知らず・・)








燈花会の興福寺
お盆らしさに浸ります









夜は、銭湯へ行き、ざぶん












・・・
2日目


そういえば、
まだ、シカに会ってなかったな、と
早朝の奈良公園へ

いますねー、いっぱい



寝ぼけ眼の鹿たち









さて、今日も奈良県立図書情報館






2日目の講習は
フィレンツェバインディングの実習です
文書や台帳などを綴じまとめるのに
イタリアで使われていた製本様式とのこと

中身は支持体あり
しっかりダブルコード巻き綴じで
表紙から取り外しやすい構造
リンプ装とロングステッチを合わせたような
シークレットベルジアンにも通じるような製本だな
と思いました
詳細は、このブログの終わりにて↓








講習終わり
夜行バスまでの数時間
奈良の街を、散策






気になる古本屋さん、他にもチラホラ







さるぼぼ





ビニール鹿











軽く観光も楽しめて、とてもよかった
奈良、ポーランド、フィレンツェ
思いを馳せる景色は限りなく・・


そして2日目の講習では思わぬできごと
なんと、自著を献本したところ、
紹介する時間をいただいたのです・・!
書物研究会の代表、板倉さんはじめ
声をかけいただいた方々、
本当にありがとうございました!!








・・・
奈良で買ったもの
鹿サブレ
古本1冊
豆本2冊
鹿角のヘラ










それから、NPO法人書物研究会から
『図書の修理 とらの巻』刊行されました!

これも、買いました
すでに奈良1日目で読み終わりましたが
図書館に従事している方は、必読です
初歩の初歩、これは押さえておくべし








・・・

で、肝心の、フィレンツェバインディング
自宅でもう一度つくってみました


糸綴じの基本を踏まえていれば難しくないです
支持体にダブルコードで巻き綴じするので
安定感があり、丈夫です

中身と表紙を合わせる方法は、
折丁間の支持体のある箇所に糸を渡して背表紙へ出し、
何回か捻って留めるのみ

簡単に取り外しができて綴じ増やすこともできるので
文書や台帳などをまとめる製本方法として
18世紀頃のイタリアで使われていたとのこと
昔の知恵に学ぶこと多し、ですね
そのうちワークショップもやりたい、です






 

 

 

・・・

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